伊能忠敬になりたい

鉄道沿線歩き旅、ぶらり街歩き、全国の寺社仏閣、城の訪問、御朱印集めの記録します。その記録を通じて全国の良いところを紹介していきたいと思います。 またツイッターもやっていて、主に旅の実況を呟いています。よろしければご覧ください。https://mobile.twitter.com/NaritaiTadataka

【鉄道沿線歩き旅】Case2 根岸線・京浜東北線編

今回は11月16,17日と2日続けて実施した鉄道沿線歩き旅の第2弾”根岸線・京浜東北線編”をお届けします。

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なお京浜東北線の田端駅〜品川駅は山手線1周編で歩いたので省略しています。

 

目次

根岸線

・概要

・レビュー

・詳細・感想

京浜東北線

・概要

・レビュー

・詳細・感想

総括

 

根岸線

【概要】

  路線:根岸線(JR東日本)

  実施日:2019年11月16日

  歩行経路:

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  歩行距離・時間、消費カロリー:

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主に横浜の臨海エリアを走る路線。横浜駅〜大船駅の間を走行し、東海道線や横須賀線がカバーできない地域の交通手段の役割の担っています。沿線には横浜市民が誇り、観光客も集まるみなとみらい地区の他に、製油所や重工業工場などが並ぶ京浜工業地帯、ベッドタウンエリアがあります。路線距離は22.1km。開業は1872年で当時は東海道線の一部だったようです。昔の横浜駅は現在の桜木町駅の位置にあったみたいです。その後、1964年に現在の桜木町駅〜磯子駅まで延伸したとのこと。ちょうど京浜工業地帯が成長していたタイミングでもあるので、延伸した背景にはそんな理由もあるのでしょうかね。この延伸の時に根岸線という名称が使われだしました。1970年代には横浜の再開発が進んだことに並行し、通勤客の足となるように根岸線も延伸。1973年に全線開業したようです。

 

【レビュー】

距離    :☆☆☆

起伏    :☆☆☆☆☆☆

快適性:☆☆☆☆☆☆☆☆☆

利便性:☆☆☆☆☆☆

充実度:☆☆☆☆☆☆☆

難易度:☆☆☆☆

10段階評価です。

*あくまで個人の意見です。

 

レビューの評価基準

距離:歩行距離は30km未満で、そこまでの距離ではない。☆3に。

 

起伏:大船駅〜新杉田駅間で緩やかで長いアップダウン、山手駅周辺で急な上り坂があります。特に後者は息が切れます。ただ平地も多かったので☆6程度に。

 

快適性:未舗装区間はなく、歩車分離されている区間が殆ど。横浜駅や桜木町は人多いけど歩き辛いレベルでなく、快適だったので☆9に。

 

利便性:駅前であれば食料や水分補給は容易だが、沿線歩き中は住宅街を通ることが多いので、探すのに苦労することもありそう。トイレも同様ですね。少し不便なので☆6に。

 

充実度:横浜らしいオシャレな街並みから工業地帯、レトロなベッドタウンなどの一般には知られていない横浜の側面が見れて楽しいが、道中はメリハリがない区間もあります。よって☆7に。

 

難易度:距離は長くないが、起伏が割とあるので☆4に。

 

【詳細・感想】

 【鉄道沿線歩き旅】Case2-1 根岸線編

 

京浜東北線

【概要】

  路線:京浜東北線(JR東日本)

  実施日:2019年11月16日,17日

  歩行経路:

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  歩行距離・時間、消費カロリー:

 横浜駅〜川崎駅

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川崎駅〜品川駅

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田端駅〜大宮駅

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合計

  歩行距離:56.72km

  歩行時間:10時間11分28秒

  カロリー:3101kcal

(品川駅〜田端駅を含んだ場合)

 推定歩行距離:78km程度

 

京浜東北線は東海道方面の玄関口横浜、北関東への玄関口大宮を、新幹線で全国とつながる東京駅を経て接続する首都圏を支える重要路線の1つです。路線距離は59.1km。この路線は1914年に東京駅が完成したのと同時に開業し、東京と横浜方面をつないでいた京浜線と青森まで繋がっていた東北本線が接続したことで、今の名称で呼ばれることになりました。一般的な路線名となっていますが正式には東北本線と東海道本線という区分になっているみたいです。

 

【レビュー】(今回歩いていない区間も含む)

距離    :☆☆☆☆☆☆☆☆☆

起伏    :☆☆☆

快適性:☆☆☆☆☆☆☆☆☆

利便性:☆☆☆☆☆☆

充実度:☆☆☆☆☆☆

難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆

10段階評価です。

*あくまで個人の意見です。

 

レビューの評価基準

距離:歩行距離は80km弱になると想定されるので、文句なしの☆9に。

 

起伏:上野駅周辺や田端駅周辺、王子駅周辺では起伏があるが、その他のエリアは基本的に平地。辛さはさほどないので☆3に。

 

快適性:路面は舗装されていて沿線も歩きやすい。人で溢れかえるような区間もないのでなお良し。☆9です。

 

利便性:駅前は栄えているところが多く補給には困らなさそう。ただ沿線歩き中、線路沿いにコンビニがない区間もあります(特に埼玉エリア)。トイレも同様ですね。☆6に。

 

充実度:山手線並走区間や横浜駅や川崎駅、赤羽駅、浦和駅、大宮駅などは栄えていて発見もあり楽しい。ただし、駅間は住宅街が多く。代わり映えしない景色が続くので、飽きと戦うことになる。☆6に。

 

難易度:2日かけて歩くことが前提な上に、モチベーションの維持も難しいので☆8に。

 

【詳細・感想】

横浜駅~品川駅区間:【鉄道沿線歩き旅】Case2-2 京浜東北線編(前編)

 

品川駅~田端駅区間:【鉄道沿線歩き旅】Case1 山手線1周編(外回り)

   東京駅~品川駅区間、田端駅~上野駅区間、上野駅~東京駅区間を参照ください。

 

田端駅~大宮駅区間:【鉄道沿線歩き旅】Case2-3 京浜東北線編(後編)

 

私の鉄道沿線歩き旅のルールとして過去に一度歩いた場所は省略しても良いというルールを採用しており、品川駅~田端駅区間は山手線1周編で歩いているので、今回は電車に乗って移動しました。

 

【総括】

京浜東北線と根岸線の沿線を歩いてみました。

根岸線については大都市横浜の表も裏も知ることができ、発見の多い路線でした、面白かった。特にすごいと思ったのは根岸線という乗降客もそこそこ多い路線が、ほとんど横浜市内で完結しているということ。1路線が一つの市に収まるってなかなか無いから、横浜の広さ、栄え具合を実感させられました。

京浜東北線は3都県に跨る路線で、私は地獄を見るような思いで歩きましたが、落ち着いて振り返ると興味深い。大きな駅を何駅も通る路線ですが、それぞれの駅の個性が強い。埼玉と神奈川の都会駅と東京の駅は空気感が違いがあるように感じられました。歩いて見て、初めて分かりました。

なかなか距離はあるし、モチベーションの維持が難しい難易度の高い路線ですが、ご興味がある方は歩いて見てください、達成感は物凄い得られますよ。

 

以上が鉄道沿線歩き旅第2弾の”根岸線・京浜東北線編”でした。

ご覧いただきありがとうございました。書いた内容に間違いがあればコメントでご指摘いただければと思います。

 

【鉄道沿線歩き旅】Case2-3 京浜東北線編(後編)

鉄道沿線歩き旅の第2弾の第3部京浜東北線(後編)の旅を紹介します。

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目次

・概要(簡易版)

・詳細

    ※田端駅〜赤羽駅区間

    ※赤羽駅〜浦和駅区間

    ※浦和駅〜大宮駅区間

・感想

 

 

【概要(簡易版)】

  路線:京浜東北線(JR東日本)

  実施日:2019年11月17日

  歩行経路:

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  歩行距離・時間、消費カロリー:

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【詳細】

前編で横浜駅〜品川駅まで歩き、以前田端駅〜品川駅まで歩いていたので、後編では残りの田端駅〜大宮駅の主に埼玉県エリアを歩いて行きます。

横浜駅~品川駅(↓記事参照)

品川駅~田端駅(↓記事参照)

品川駅から田端駅の移動は京浜東北線を使いましたが、速い。山手線では苦労して歩きましたが…鉄道の偉大さを感じました。

 

※田端駅〜赤羽駅区間

後編で唯一の都内北区の区間です。

田端駅〜王子駅までは起伏があり、後編の区間では難所でしょう。連日歩いてきた私の体力はかなり削られていて、大宮駅に辿り着けるか不安になりながら歩き始めました。

 

田端駅

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田端駅

 

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田端駅前

 

田端駅前は以前紹介したとおり、大きなロータリーも駅前商店街もなく、閑静な住宅街があります。今回は北西方向に進んで行きます。

田端駅周辺の特徴は起伏です。上中里駅に向かいまでには中々に段数のある階段を上ります。

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本郷通りの街並み

 

階段を上って右折した後、ひたすら直進すると本郷通りに合流します。大きな通りですが、なんとなく落ち着く感じがします。高層ビルや前衛的な構造の建物がないからそう感じるのかも知れません。上中里駅に行くために本郷通りを途中で右折します。

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上中里駅への道中

 

線路沿いの道に着くと映画「天気の子」で出てきた景色に似たものが見れます。実際のラストシーンは田端駅の南口をモチーフにしたと言われてますよね。しばらくこの風景を見ながら歩いて行くと…

 

上中里駅

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上中里駅

 

上中里駅に着きます。非常にシンプルな駅・駅前です。ビジネス街という感じもなく商店街もないのでベッドタウンという立ち位置なんですかね。先は長いので休まず進みます。

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上中里駅近辺の景色

 

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沿線の景色

 

京浜東北線と北へ向かう新幹線が並走する区間です。鉄道好きの方はここら辺に住むと、いつでも鉄道の往来を見れて良いかも知れませんね。沿線を歩いていると飛鳥山公園に近づきますが、あえて寄らず陸橋を渡り線路の反対側に向かいました。

 

王子駅

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王子駅近辺

 

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王子駅

 

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王子駅近辺から北本通り方向を望む

 

王子駅は京浜東北線、東京メトロ南北線、都電荒川線の3路線と接続しており、駅周辺も栄えていて飛鳥山公園などの施設もあるためか、駅前に人は多いです。ここでお腹が減ってしまったので、銀だこ酒場に寄りました。空腹を満たすため、たこ焼きだけにすれば良かったのに、ハイボールとモツ煮も食べてしまいました。食べ終わった後は、線路沿いを進みました。

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線路沿いの光景

 

線路沿いは人が少ないです。

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東十条駅周辺の街並み

 

東十条駅に近づくと建物がごちゃごちゃとしてきます。

 

東十条駅

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東十条駅

 

東十条駅の周りは大規模ビルはなく、東十条商店街が広がっています。地域に根づいた感じの商店街で楽しそうでしたが、寄らずに先を進みました。

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線路沿いの景色

 

線路沿いは商店街と異なり、活気とは無縁です。線路沿いを進んで行くと…

 

赤羽駅

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赤羽駅

 

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赤羽駅前

 

赤羽駅に着きます。赤羽駅は埼玉県に入る直前の駅で、乗り入れ路線も多いため利用客も多い、北区の中心駅です。友人いわく飲屋街とか面白いところが多いと聞いているので、いつかじっくりと探索したいです。今回は足を休めるために少し休憩するだけにしました。

 

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田端駅〜赤羽駅の歩行経路(緑丸〜7まで)

 

田端駅〜赤羽駅の北区エリアは一言で言い表すのが難しいです。赤羽駅や王子駅は栄えていて人もおおいですが、田端駅、上中里駅は閑静な住宅街、東十条駅は昔ながらの商店街と駅ごとにキャラクターが違います。ただ駅間は基本的に人がいないというのは共通していました。個人的に田端駅〜上中里駅間の風景が好きで、本郷通りはなんとなく雰囲気が良い(大きな通りなのに人が多くないからかな)、沿線の景色は住宅地に通常よりかなり高い位置に新幹線の線路が敷かれているのが見慣れない光景で面白いと思ったからです。

 

※赤羽駅〜浦和駅区間

ここから埼玉県エリアに入って行きます。川口駅からはしばらく先まで平地区間になります。

赤羽駅をスタートし、東本通り、北本通りと進み、荒川へ向かいます。

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新荒川大橋からの景色1

 

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新荒川大橋からの景色2(川口駅方面)

 

荒川はデカイですね。橋を歩きながら、堤防が立派でここでは決壊とかしなさそうだと思ってました。荒川を越えると埼玉県です。川口駅まで少し歩きます。

 

川口駅

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川口駅前

 

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川口駅 東口

 

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川口駅 西口

 

川口駅に着きました。川口市は想像を超えてかなり栄えています。駅前も活気があり、高層マンションも立ち並んでいてかなり意外に感じました。しかし、駅前のそごうが21年に閉店するとのこと。活気がありそうに見えても百貨店は苦戦しているのだと感じさせられました。そんな事を感じつつ、駅前のビルの椅子に座って体力回復を図りました。

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川口駅近辺

 

駅の近くにはアリオもあり、近隣住民の日々の買い物先になっていそうです。ここからしばらくは線路と同じ目線でしばらく進んで行くとことになります。

 

西川口駅

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西川口駅

 

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西川口駅前

 

線路沿いを歩くと西川口駅に着きます。色々な噂を聞く西川口駅に初上陸でしたが、意外と普通。確かにホテルが立ち並ぶところはありましたが、想定していたよりは小規模でした。ただし、川口駅〜西川口駅にかけてアジア系の外国人は多いように感じました。線路沿いを歩くだけでも外国人とすれ違うことが何回もありました。西川口では休憩せずに進みました。

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蕨駅までの道中

 

この辺りで足裏の痛み、腰の痛みが深刻化し、沿線の代わり映えしない景色にモチベーションまで低下し、歩けなくなったので、道端の縁石に腰掛けて休憩しました。蕨駅に着いたらリタイアしようとも考えたぐらいです。10分くらい経った後、人目が気になりだしたので再び歩きだしました。

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蕨駅近辺の景色

 

休憩したばかりでしたが、足が痛みは引かず、ノロノロと歩いていたあたりの景色。いやー辛かった。

 

蕨駅

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蕨駅前

 

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蕨駅

 

牛の歩みで何とか蕨駅に着きました。駅の目の前にある蕨市立文化ホールくるるにて暫く休憩しました。ここでネットサーフィンを好きなだけして時間を潰し、体力の回復ができました。この場をお借りして施設の人には感謝します。駅舎と駅前は昭和感漂う感じです。ここ蕨市は全国で最も面積の小さい市みたいです。また、意外にも成人式発祥の地なんだとか…知りませんでした。休憩もしたので南浦和駅へ向かいます。

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蕨駅近辺の陸橋からの眺め(南浦和駅方面)

 

高い建物が少ないため、遠くまで見渡せます。ずーっと平地が続きそうです。

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線路沿いの景色

 

すっかり日が傾いてしまってます。線路沿いにはいい写真を撮ろうと、脚立に乗った撮り鉄が2人いました。撮影スポットなのでしょうか?長い直線道が続きます。

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南浦和駅への道中

 

全然南浦和駅に着きません。途中線路の数が増えていて、車両基地なんでしょうかね。沿線は住宅ばかりの景色で、疲労ばかりでなく飽きとも戦う必要があります。

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南浦和駅近辺

 

長いこと歩いているとようやくビルが見えてきて駅に近づいていることを認識できます。

 

南浦和駅

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南浦和駅前

 

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南浦和駅

 

歩き続けようやく南浦和駅に到着しました。長距離で代わり映えのしない蕨駅〜南浦和駅区間は精神面の疲労という点ではこの旅における最大の難所でした。少しでも座って休みたかったのですが、駅前にはベンチがなく、車止めのポールに座り、無理矢理休憩しました。次の浦和駅でしっかり休憩するつもりだったので、この駅での休憩は程々にして先に進みました。

この区間も基本的に住宅地の横を通り過ぎて行くのですが、先ほどまでと比べ、若干起伏あり。辛いのですが、ずっと平地を歩くことの飽きと比べるとモチベーションの維持には役に立つ。次で休む、次で休むと念じて気力だけで進んでいくと…

 

浦和駅

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浦和駅前

 

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浦和駅

 

浦和駅に辿り着きます。さすがに大都会。パルコや伊勢丹など有名な店があり、買い物には困らなさそう。外は既に暗かったが、行き交う人の数は多いです。そんな中、私は外のベンチに座り、パルコをぼーっと眺め、30分くらい休憩してました。

 

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赤羽駅〜浦和駅の歩行経路(7から19と20の中間まで)

 

この区間を名付けるなら平地地獄です。まあ、昨日までの疲労が残っていたのが大きな要因ですが、沿線景色の変わらなさがモチベーションの低下に繋がりましたね。歩行経路を見ると分かりますが、道中ほとんど直進しています。直進できれば距離は最短ですが、沿線と少し離れたところにある見所を見ずに進めてしまうのでメリハリが無いというトレードオフがあります。この区間の住民の方には申し訳ないですが、2度と歩きたくは無いです(決してこの沿線が悪いとは言っていません。2日かけて大船から歩いてきてボロボロだったからそう感じただけで、元気な時だったら感想は違っていたと思います)。住む分には問題無いエリアであるということは強調させてください。

 

※浦和駅〜大宮駅区間

長かった京浜東北線の沿線歩きもラストエリアです。浦和駅の30分休憩でも足の痛みは少ししか和らぎませんでしたが、モチベーションは回復できました。気力だけで北浦和駅に向かい進みます。

浦和駅前は栄えていますが、少し線路沿いを進むと暗い住宅街になり、道中ほとんど人が居なくなります。横浜駅〜川崎駅区間にも似た孤独感です。やがて…

 

北浦和駅

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北浦和駅

 

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北浦和駅前

 

北浦和駅に着きます。駅から出てきた乗降客は多いですが、浦和駅程の活気はありません。駅前にベンチが無いので、ガードレール的なものに身を預けて足への負担をかけないようにして休みます。モチベーションはあるのですが、体力は限界で、一駅毎に休みを欲してしまいます。担々麺の阿吽が駅にあって惹かれましたが、寄らずに与野駅に向かいます。

与野駅までの道中も住宅街です。疲れたためか写真を撮ってませんでしたが、代わり映えのしない景色が続いてました。

 

与野駅

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与野駅

 

与野駅に着きました。とにかく休みを取りたかったため、ベンチを探しましたが見当たらず。店舗に入る気にもならなかったので、駅前でしゃがむというはしたない行動をとりました。申し訳ありません。この駅でしっかり休めなかったことで、さいたま新都心駅までの道中は地獄でした。

与野駅を出て県道164号にぶつかったら左折し、さいたま新都心駅を目指します…が足が深刻に痛み、ノロノロと歩きます。もはや意地でした。道中はあまり覚えてませんが、行き交う人が増えてきた印象がありました。さいたま新都心駅前にコクーンシティがあったので入り、ベンチを見つけ暫く休憩してました。

 

さいたま新都心駅

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さいたま新都心駅

 

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さいたま新都心駅構内

 

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さいたま新都心駅前イルミネーション

 

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 コクーンシティ

 

コクーンシティでの休憩を終えて、さいたま新都心駅に向かうとイルミネーションした駅がお出迎え。派手ですなぁ。元気ならさいたまスーパーアリーナの方まで足を運んでいましたが、今回は駅の写真だけとって大人しくゴールの大宮駅に向かいます。

ゴールが近いためかアドレナリンが出ていました。足も腰も確かに痛いのだが、気にならないレベル。単純な自分の身体に感心しながら歩きます。

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大宮駅近辺

 

歩いていると大宮駅近くの高島屋のマークが見えてきます。写真ではよくわからないと思いますが…。そして…

 

大宮駅

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大宮駅

 

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大宮駅 中央改札

 

京浜東北線沿線歩き旅の最終目的地、大宮駅に辿り着きます。いやー長かった。本当に足が痛くて、暫く沿線歩き旅をやらないと決意するくらいしんどかったです。ここで、大宮駅の紹介もしておきましょうか。大宮駅は東京駅から東北地方、北陸地方へと繋がる北の玄関口。新幹線もあるし、在来線も多路線が乗り入れていて一大ターミナルとなっています。それに見合うだけの駅構内・駅ビルの規模です。また、近辺には大規模な車両基地や研究開発センターがあり、JR東日本の城下町的な一面も大宮にはあります。まさに今回のゴールにふさわしい格式ある駅だと思います。

 

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浦和駅〜大宮駅の歩行経路(19と20の中間から赤丸まで)

 

 正直なところ、辛さしかなかった区間でした。ただし後半のさいたま新都心駅、大宮駅は沿線景色も一変するので歩いていて気分が上がります。一方、浦和駅を出てから与野駅までは景色が変わらず、モチベーションを保っているのがしんどい区間でした。夜歩いていたから良さを見つけられなかった気もするので、今度は明るい時間帯に訪れたいです。

 

以上、京浜東北線後編の詳細でした。

 

【感想】

京浜東北線後編は北区、埼玉県エリアでした。面白い発見(感じたこと)は大宮駅、浦和駅、さいたま新都心駅、王子駅、赤羽駅はそれぞれ都会ですが、埼玉県(前者3駅)か、東京都(後者2駅)かで街の雰囲気が若干異なっているように感じました。埼玉側は新しく開発された感がある都会で、東京側はどこかレトロ感が出ている都会のイメージです。ベクトルは確実に違うように感じます。川口駅も都会ですが、県境にあるためか埼玉側と東京側の雰囲気を両方併せ持っているように感じました。他の駅についてはレトロな感じの駅が多かった印象です。

沿線歩きで見れば主だった起伏は最初だけで、残り殆どが平地エリアで、歩きやすいことは間違いありません。駅間の景色だけ、多様に移り変わってくれれば文句のないエリアでした。

 

以上が鉄道沿線歩き第2弾第3部の”京浜東北線後編”でした。京浜東北線・根岸線の沿線歩きのまとめ記事は↓になります。

拙い上に長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

【鉄道沿線歩き旅】Case2-2 京浜東北線編(前編)

鉄道沿線歩き旅の第2弾の第2部京浜東北線(前編)の旅を紹介します。

(キーワードリンクの無効化・リンクの貼り付けなど微修正をしました(初版2019/12/14投稿)。)

 

目次

・概要(簡易版)

・詳細

    ※横浜駅〜川崎駅区間

    ※川崎駅〜品川駅区間

・感想

 

【概要(簡易版)】

  路線:京浜東北線(JR東日本)

  実施日:2019年11月16日ー17日

  歩行経路:

 16日分:

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 17日分: f:id:Everlasting_Journey:20191210215606p:plain

  歩行距離・時間、消費カロリー:

 16日分:

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 17日分:

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 合計

  歩行距離  :29.77km

  歩行時間  :05:08:27

  消費カロリー:1629kcal

 

【詳細】

前回はお昼前から歩き始め、5時間かけて根岸線沿線歩きを達成しました(↓記事参照)。

ゴールの横浜駅に到着し、少し遅めの昼ごはんを食べました。その際今後の沿線歩きについて考えました。この日と次の日で京浜東北線を歩こうと決めていたのですが、今日のうちに川崎駅まで行って明日を川崎スタートとするべきか、今日ここで中断し明日は横浜スタートとすべきか悩みました。悩んだ結果、疲労はあったけれども横浜駅〜川崎駅は沿線距離で10.6km。行けるだろう!と見切り発車で川崎駅へ京浜東北線の旅をスタートしました。

 

※横浜駅〜川崎駅区間

 横浜駅

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横浜駅東口方面

 

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横浜駅近辺スカイビル

 

横浜駅構内は嫌になるくらい混んでます。一方、東口は国道1号と首都高が広がっており、その先に高いビルがちらほらありますが、人は多くありません。東口にあるスカイビルに入っているスカイスパはたまに行きます。高層階にあり、サウナから景色を楽しめる良いスーパー銭湯です。東神奈川駅方面に歩き出すと、人はより少なくなります。

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線路沿いから東神奈川駅方面を望む

 

線路沿いの道は第二京浜。人はいないが、車の往来は多めです。この辺りは横浜で休憩していたため体力回復したこと&早く川崎に行きたい気持ちから早歩きで向かっていました。

 

東神奈川駅

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東神奈川駅 西口前

 

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東神奈川駅 西口

 

それなりに栄えていると思いますが、横浜駅の一駅隣の割にはあまり人がいません。19時前なので人がもう少しいるものだと思ってました。反対側の出口のが栄えているんですかね。寄る所もなかったので、すぐ新子安駅へ向かいます。

 

この頃から疲労が一気に増しました。辛かったです。新子安に向かう前にJRや京急の3路線の踏切を渡りましたが、かなり大規模な踏切でしたね。疲労から写真は撮ってませんが…。京急線子安駅を超えて…

 

新子安駅

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新子安駅近辺

 

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新子安駅

 

新子安駅に着きました。ひたすら足腰の痛みと孤独との戦いです。たどり着いた方の入り口は駅前に小さいお店が数店舗ありました。線路の反対側の出口はショッピングモールがあるみたいでしたが、立ち寄る余裕はなくスルー。隣駅へ向かうため第一京浜沿いを進み出します。

 

道中歩いていると教科書で見たことある地名、生麦に着きます。薩摩藩士がイギリス人を斬りつけた地として有名ですよね。この辺りにはキリンビールの工場があるみたいです。見学もできるようです。そんな生麦にある京急の生麦駅手前で左折し、京急、横須賀線、京浜東北線の踏切を渡り、鶴見に行きます。この辺りで身体はかなりボロボロ。鶴見駅で本当にリタイアするか考えていました。ノロノロと歩いていると…

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總持寺入り口

 

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總持寺方面を望む

 

曹洞宗の大本山總持寺の入り口に辿り着きます。流石に真っ暗でした。以前、昼頃に訪れたことありますが広い境内で立派なお寺でしたね。真っ暗な總持寺を横目に通り過ぎます。

 

鶴見駅

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鶴見駅ロータリー

 

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鶴見駅

 

なんとか鶴見駅に辿り着き、休憩に入りました。駅前はごちゃごちゃした感じです。東神奈川駅や新子安駅よりも街行く人は多いです。疲労がピークでリタイアしたかったですが、明日歩く距離が増えるだけなので心を鬼にして踏み止まりました。長めの休憩の後、川崎駅に向かいます。

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鶴見川に架かる橋からの夜景

 

鶴見駅を線路沿いに少し進んだ後は旧東海道を歩くようにしました。この辺りはほとんど記憶なし。ただひたすら住宅街を進んでいました。元気な時はなんてことない距離ですが、この時は物凄く遠く感じました。やがて市電通りにぶつかるので、左折し、線路沿いの通りまで行きます。そこで右折すると川崎駅に近いからかビルが増えてきます。そして…

 

川崎駅

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 川崎駅外観

 

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川崎駅

 

川崎駅に辿り着きます。川崎駅は東京と神奈川の境にあり、都民、神奈川県民の往来が盛んで、他にも川崎駅に乗り入れている南武線は様々な路線とも繋がるため、交通の要衝です。外観も改札内も立派な駅です。また川崎はラゾーナに行くような家族連れやカップル、繁華街を愉しむ人たち、工場地帯の労働者など、色々な人が様々な目的で集うので、川崎駅前は人が大勢います。根岸線を歩いてさらに川崎駅まで歩いたのでさすがに疲労困憊。取り敢えずこの日はここで中断し、残りの区間を次の日に回します。

 

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横浜駅〜川崎駅の歩行経路(緑丸〜赤丸まで)

 

神奈川県の2大都市を結ぶエリアなので、かなり栄えていると思っていたのですが、そんな事はなく道中はひたすら孤独で寂しかったです。私がこのエリアでオススメしたいのは總持寺。立派な寺なので、行った事ない方で寺院を見るのが好きな方は是非行ってみてください。

 

※川崎駅〜品川駅区間

 前日、根岸線沿線、横浜駅〜川崎駅を歩き、満身創痍となりましたが自宅で睡眠を取った後、電車に揺られ

再び川崎駅へ向かいました。前日のうちに辿り着けなかった品川駅に向かいます。

 

川崎駅

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川崎駅

 

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川崎駅前

 

今日も天気が良いですなぁ。休日の朝なのに駅前には人が多いです。まだラゾーナとか開いてないのに…解せません。私はスープストックで朝ご飯。食べ終わったら蒲田に向かい歩き始めました。

 

川崎駅の東口にある繁華街は歌舞伎町みたいに「きれいではない街」感がありますね。夜来たことはありませんが若干治安が気になります。今回訪れたのは朝なので繁華街でも人はまばらです。繁華街を抜けると第一京浜にぶつかり、そこから都内方面へ。

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六郷橋からの眺め

 

六郷橋が県境となっており、都内に入りました。

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第一京浜沿いの街並み

 

第一京浜は車が多かったです(たまたま車のいないタイミングで写真撮りました)。

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西六郷公園のタイヤのバケモノ

 

第一京浜沿いから京浜東北線沿いに移動し、線路沿いを歩いているとタイヤ公園とも呼ばれている西六郷公園に着きます。電車からも見えるところです。公園は家族連れが多い。写真はタイヤでできたバケモノ。タイヤ公園のシンボル的存在。複数体いました。

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富士通ソリューションスクエア

 

線路沿いには富士通の建物もあります。キレイな建物です。私の職場もこんな感じなら良いのに、と羨望の眼差しで見てました。さらに歩くと…

 

蒲田駅

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蒲田駅

 

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蒲田駅前

 

蒲田駅に着きます。駅ビルはキレイです。蒲田で働く友人からはあまりきれいな街ではないと前情報を仕入れていてハードルが下がっていたので、そこまで悪い感情は抱きませんでした。ただごちゃごちゃと込み入っている街なのかなというイメージを持ちました。一駅しか歩いていませんが、前日の疲れからか足取りは重いです。ですが、休まずに大森駅へ。

 

ひたすらに線路沿いを進みます。何故か写真は撮ってません。そのまま進むと池上通りに合流します。通り沿いの街並みに昭和感が出て来ます。高架をくぐり大森駅の東口の方に行きます。

 

大森駅

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大森駅

 

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大森駅 東口前

 

池上通り沿いの西口よりかは東口の方が街並みが新しい気がします。この大森駅は乗り換え路線のない単独駅の中では世界一の乗車人数らしいです。知らなかったです。あとは歴史の授業で習う大森貝塚も近くにあるみたいです。西口には地獄谷と呼ばれるディープな飲屋街があるそう。折を見て訪れてみたいです。大森駅では少しだけ休み、大井町駅へ向かいます。

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沿線風景

 

沿線は住宅街で、奇怪な建物とかもなく見所は乏しいかも知れません。大井町駅に近づいていくと高層の建物が見えて来ます。

 

大井町駅

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大井町駅近辺

 

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大井町駅前

 

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大井町駅

 

大井町駅は阪急のような高層ビルもあれば、大井町線沿いのアーケード通りや大井町横丁のようなレトロ感もある新旧混在した街です。私はこの街が好きですね。ただ、最近は再開発が進んでいるそうで武蔵小杉の次は大井町と言われているそう…個人的には街並みを変えて欲しくないと思います。ここでは休憩せず、大井町横丁を横目に線路沿いの進みます。

 

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品川駅への道中

 

指が写ってしまいました。

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目黒川(だと思います)

 

品川駅に近くと駅周辺の高層ビジネスビル群が見えてきます。やがて…

 

品川駅

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品川駅前

 

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 品川駅

 

品川駅に着きます。立派なビジネス街。仕事で品川まで出張する時がありましたが、朝のバス乗り場は大混雑してましたねー。毎日あれで通勤するのは勘弁願いたい。京浜東北線の田端駅〜品川駅区間は既に山手線の旅で歩いていて、今回は省略するので、京浜東北線の旅は一旦品川駅で区切って、電車で田端駅に向かいます。

 

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川崎駅〜品川駅の歩行経路(緑丸から赤丸まで)

 

前日に引き続き歩きましたが、疲労が抜けず、品川駅に着く頃にはかなり足の痛みがありました。このエリアの中は飲屋街が魅力的かなと思います。蒲田や大森の地獄谷、大井町横丁などですね。品川駅は流石の発展ぶりで、品川駅はハイレベルなビジネス街でした。バリュエーションに富んだエリアでした。

  

以上、京浜東北線前編の詳細でした。

 

【感想】

京浜東北線沿線歩き前編の横浜駅〜品川駅をお届けしました。この区間は3つに分類できるような印象を受けました。

主要駅:横浜駅、川崎駅、品川駅

  非常に混雑していてそれぞれに特色あり、活気がある

神奈川県エリア:東神奈川駅〜鶴見駅

  ひたすらに住宅街

太田区近辺エリア:蒲田駅〜大井町駅

  人はそこそこ多い、飲兵衛にとって魅力的な街

沿線歩きという点で見ると、30km弱でそこそこの距離かつ地味な起伏もあって楽というわけではありません。住宅街を歩き続ける事になるので、飽きとの戦いもあり、沿線歩きにハマっていない人には向かないと思います。

 

以上が鉄道沿線歩き第2弾第2部の”京浜東北線前編”でした。第3部では田端駅〜大宮駅まで歩く”京浜東北線後編”をお送りします(↓記事です)。

拙い上に長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

 

【鉄道沿線歩き旅】Case2-1 根岸線編

鉄道沿線歩き旅の第2弾の第1部根岸線の旅を紹介します。

(キーワードリンクの無効化・リンクの貼り付けなど微修正をしました。)

 

目次

・概要(簡易版)

・詳細

    ※大船駅〜新杉田駅区間

    ※新杉田駅〜石川町駅区間

    ※石川町駅〜横浜駅区間

・感想

 

 

【概要(簡易版)】

  路線:根岸線(JR東日本)

  実施日:2019年11月16日

  歩行経路:

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  歩行距離・時間、消費カロリー:

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【詳細】

前回は山手線1周の沿線歩きにチャレンジしました(↓記事参照)。

今回はどこを歩くかと考えたときよく利用する路線にしたいと思いました。考えてみると首都圏を南北に移動する際によく利用する京浜東北線に着目し、鉄道線線歩き旅の第2弾は京浜東北線にチャレンジすることにしました。京浜東北線を乗ると大船行きの電車を良く見かけます。なので大船までが京浜東北線だと思われる方が多いと思いますが、実は横浜駅〜大船駅の区間は根岸線です(私も少し前まで知りませんでした)。京浜東北線・根岸線含めて歩こうと思うのですが、非常に距離が長いので複数記事に分けて紹介します。

今回は根岸線区間を大船駅スタートで沿線歩きをしていきます。

 

※大船駅〜新杉田駅区間

 前に根岸線区間を電車で移動したことがありましたが、結構起伏が激しいと感じました。特に大船〜新杉田間の起伏が凄いと感じたので、スタートした直後のこの区間がこの旅の山場かなと考えていました。

 

大船駅

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大船駅改札

 

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大船駅

 

大船駅をお昼前に出発しました。もっと早く出るつもりが駅のハンバーガー屋で数独をやってたら熱中してしまい遅くなってしまいました。

そんな事はさて置き、ここ大船駅はちょうど横浜市と鎌倉市の境にある駅で東海道線、横須賀線、根岸線の3路線の乗り入れており、県東部と県央、三浦半島を結んでいる交通の要衝です。駅周辺には大企業の事業所や学校が複数あり、繁華街もあるので、利用客が多く、栄えています。観光でも大船観音やフラワーセンター等見所があります。では本郷台駅に向かいます。

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大船駅周辺の住宅街

 

大船駅周辺は住宅が多いです。

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本郷台駅への道のり1

 

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本郷台駅への道のり2

 

少し歩くと、マンションは減っていき、自然が増えてきます。そして上り坂にさしかかります。

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本郷台駅への道のり3

 

上り坂を上りきると目の前が開けて遠くまで見通せます。天気が良かったこともあって景色良く、非常に気持ち良く歩けていました。

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本郷台駅への道のり4

 

本郷台駅に近づくと、高い建物がまた増えてきました。

 

本郷台駅

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本郷台駅近辺の住宅街

 

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本郷台駅の駅前

 

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本郷台駅

 

本郷台駅は駅前に住宅街が広がっています。ただ人で溢れかえっている感じではなく、どちらかと言えば落ち着いたレトロな街並みです。なんとなく安心できる環境です。そして次の港南台駅へ向かいます。

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あーすぷらざ

 

先ほど本郷台はレトロだと言いましたが、歩いてすぐ前衛的な形の建物がありました。あーすぷらざと言います。気になって入ってみましたが、トイレだけしか行かなかったので記憶には残ってません。イベント展示の会場なのかなって印象を受けました。

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高台から本郷台駅方面を望む

 

あーすぷらざを過ぎると結構厳しい階段が…登り切って振り返ったのが上の写真です。

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港南台駅への道のり1

 

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港南台駅への道のり2

 

スタートしたばかりなのに坂道が多い。いきなり体力を削られていきます。しかもまったく線路沿いを歩けず、ぐねぐねと回り道。スマホがないと完全に迷子になりますな。

 

港南台駅

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港南台駅の駅前

 

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港南台駅

 

さらに住宅街のアップダウンを超えると港南台駅に辿り着きます。港南台駅は初めて来ましたが、栄えています。人もそれなりにいますし、イオンや高島屋が駅前にあり、生活には困らなそう。ただ、オフィスの入ったビルは少なそうで、ベッドタウンのイメージです。(ちなみに高島屋は来年8月に閉店するみたいです。最近百貨店の閉店が相次いでいますよね。地域に根づいた百貨店が閉店するのは寂しさがありますね。今ある百貨店は頑張って欲しい。)次の洋光台駅へ向かいます。

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洋光台駅への道のり1

 

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洋光台駅への道のり2

 

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洋光台駅への道のり3

 

洋光台駅までは大きな道に沿って進みます。道沿いには多くの団地がありました。進んでいくと長い上り坂。やはり山手線と比べて1駅進むごとの体力消費が多い。そして丁字路を左折するとようやく線路沿いへ。

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線路沿いの景色

 

線路沿いを歩いていくと洋光台駅が見えてきます。

 

洋光台駅

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洋光台駅

 

洋光台駅に着いて思ったのが、本郷台駅と同じように落ち着いた感じです。駅前の建物がそう思わせているのでしょうか。ただ本郷台駅と比べて人が多いですかね。バス停に多くの人が並んでました。ここもベッドタウン感が強いです。駅前のベンチで和んだ後、新杉田駅へ向かいます。

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新杉田駅への道のり1

 

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新杉田駅への道のり2

 

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新杉田駅への道のり3

 

正直なところ横浜駅までは余裕だろうと思ってました(当初は品川駅まで歩く予定だった)。しかし、この辺りでだいぶ疲れてきていて気分が落ち込んでいましたね。

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新杉田駅への道のり4

 

歩いていると、左方が開けてきます。目を凝らすと遠くにランドマークタワーが見えます。ゴールの横浜駅近くの建物が見えたことでテンションが上がりましたが、一方でまだまだ遠いことを悟り、すぐに落ち込みました。道はやがて下り坂になり、下っていきます。

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新杉田駅への道のり5

 

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新杉田駅への道のり6

 

下り終わると、平地が広がります。ようやく起伏地帯を抜けられたことを悟ります。平地を進みます。

 

新杉田駅

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 新杉田駅の駅前

 

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新杉田駅

 

平地を少し歩くと新杉田駅に着きます。駅前のビルは高く、煙突を除くと磯子区で1番高い建物らしいです。新杉田駅は金沢シーサイドラインとも接続し、近くには重工業や電機メーカーの工場があるためか利用客が多い駅です。個人的な感想ですが、利用客の多さの割に、意外と駅前が質素だなと感じました。繁華街的なものが見当たらなかったです(反対側の出口にはあったのかも知れませんが…)

 

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大船駅〜新杉田駅の歩行経路(緑丸〜14まで)

 

大船駅〜新杉田駅区間は起伏の激しい横浜を体現していましたね。起伏で体力をなくし、距離も長く、住宅街が続くこともあって、道中は飽きを感じてしまうことがありました。ただ駅前は面白く、本郷台駅と洋光台駅のレトロ感、港南台駅の栄えているけど、やはりレトロ感のある感じは落ち着きます。大船駅は他に比べ活気がありました。

 

※新杉田駅〜石川町駅区間

 難所だと考えていた大船駅〜新杉田駅エリアを突破し、後は消化試合だろうと考えて出発しましたが、後にこの旅最大の難所に苦しめられることになりました。

 

新杉田駅で特に休むことなく、先に進みます。

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新杉田駅近くの磯子産業道路

  

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 磯子駅への道のり1

 

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磯子駅への道のり2

 

海に近いためか平地な上に、産業道路沿いを歩いたので路面環境も良く快適に歩けました。

 

磯子駅

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磯子駅前

 

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磯子駅

 

大きな通り沿いを進むと磯子駅に着きます。新杉田駅と比べて磯子駅の方がだいぶ年季が入っている気がします。ただ駅前は新杉田駅よりも栄えているような気がするのですがどうなんでしょう?この駅の周辺も工場や発電所があり、工業都市なようです。次の根岸駅に向かいます。

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陸橋から磯子駅方面を望む

 

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陸橋から根岸線駅方面を望む

 

日が傾いていたので、なかなか良い景色でした。磯子駅前の建物も駅と同様に年季が入っているものもあり、何故か落ち着く感じがします。

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八幡橋からの眺め

  

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国道16号

 

平地で進みやすいが視覚的に目新しいものがなく、心理的に辛い区間でした。

 

根岸駅

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根岸駅ロータリー

 

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根岸駅

 

 長い平地を歩き続けると根岸駅に辿り着きます。磯子駅と同様にどこかさっぱりした駅前。ここまで歩いてきて根岸線の駅には共通してレトロな感じが漂っていると思いました。ずっと歩きっぱなしだったので、ミスタードーナッツで休憩しました。ここで既に15時半、今日の最終目的地の品川駅は到底無理だと悟り、頑張って川崎駅、最悪でも横浜駅まで行こうと方針転換しました。休んだ後、山手駅へ向かいます。

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根岸駅ホームとタンク車

 

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線路の先の製油所

 

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走行するタンク車1

  

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走行するタンク車2

 

道中、線路にタンク車を見ました。ここ根岸は国内最大級の製油所があり、根岸駅の線路も走行する車両も製油産業と結びつき、精製した油を鉄道輸送する拠点となっています。線路の奥には製油所も見えています。また、タンク車が走りだす姿を見たことでテンションが上がり、道に多少飽きていた自分のモチベーションを持ち直すきっかけになりました。しかし、意気揚々と山手駅へ向かう私に試練が襲います。

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山手駅へ向かう道中の急坂

 

坂です!山手線旅の坂、大船駅〜新杉田駅間にある坂とは比較にならないほどの急坂。しんどい、しんどい。しかも終わりが見えない距離で、肉体的にも精神的にも追い詰められました。息切れしながら、休憩しながら進み、坂を上りきってもまだ駅には着かない。ただ、上りきったところには大豪邸が…。高級住宅街なんですね。その街を通り抜けると…

 

山手駅

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山手駅

 

瀕死になりながら、山手駅に辿り着きます。駅前はだいぶこじんまりとしています。駅の利用者数は根岸線内で一番少ないとのこと。私が行った時も人数が疎らでした。ここで少し休憩し、石川町駅へ。

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山手駅近くの商店街

 

落ち着いた商店街で気が安らぎます。

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本牧通り沿いの街並み

 

商店街を通り抜けると、本牧通りにぶつかります。

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山手隧道

 

山手隧道は本牧通りの趣あるトンネルです。

これを越えると石川町駅です。

 

石川町駅

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石川町駅

 

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石川町駅付近1

 

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石川町駅付近2(丘の上は外交官の家)

 

山手駅という最大の難所を越え石川町駅に着きました。もう足がボロボロでかなり辛かったです。石川町駅 では何か催し物をやっていたみたいで露店が出ていたり、どこかで歌っているみたいで騒がしかったです。山手駅とは一駅隣でえらい違いです。この石川町駅は中華街へのアクセスにも用いられていますが、みなとみらい線の開業以来利用客の減少で苦戦を強いられているみたいです。

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新杉田駅〜石川町駅の歩行経路(14から23と24の中間まで)

 

新杉田駅〜石川町駅区間はは失礼に聴こえるかも知れませんが”横浜らしくない横浜”とでも言うのでしょうか。一般に横浜は海沿いのオシャレのイメージがありますが、このエリアは臨海部は工業地帯だし、高台の住宅街もあるし、一般方が横浜に持つ印象とは少し差異がありそうです。でも私はこうした普段見られないような街の一面を見るのが好きなのでこのエリアは楽しかったです(道中は飽きたとは言いつつも)。

 

※石川町駅〜横浜駅区間

 根岸線のラストエリアです。起伏がないことも分かっているので一気に進みます。

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横浜中華街

 

石川町駅を出て少し行くと中華街が見えます。思えば、石川町駅から中華街に行ったことないからこっちの門を見るのは初めてですね。

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 横浜スタジアム

 

横浜スタジアム、存在は認識してましたが、見るのは初めてです。体力がなかったので寄らずに通り過ぎます。

 

関内駅

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 関内駅 南口

 

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関内駅 北口近辺

 

歩いていると関内駅に着きます。南口のベイスターズ感が強い笑 だいぶ前に来たことありますが、こんな感じでしたっけ?関内駅は市役所といったお堅い場所もあれば、歓楽街もある。色んな顔を持った街です。そんな関内駅を離れ、桜木町へ向かいます。

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桜木町への道中の写真

 

だいぶ暗くなってしまいました。

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ランドマークタワー遠景

 

先ほどまであんなに遠かったランドマークタワーもだいぶ近くになりました。

 

桜木町駅

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桜木町駅前

 

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桜木町駅

 

歩いていると桜木町駅に着きます。まあ、カッコいい、オシャレな街です。横浜の見所が詰まった駅で、この駅にはレトロ感は全く感じないです。確かに横浜市民ならここを誇ってしまうのも納得です。ゆっくりと夜景を味わいたかったですが、先が長いので休まずに根岸線編ゴールの横浜駅に向かいます。

 

前半と中盤のアップダウンで体力を削がれており、ノロノロとした歩みで線路沿いを進みます。線路沿いは桜木町ほどの派手さはないけど、やはり都会です。着実に進んで行くと…

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横浜駅へ向かう道中

 

高島屋が見えて来てゴールが近いことを悟ります。そして…

 

横浜駅

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 横浜駅1

 

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横浜駅2

 

横浜駅に辿り着きます。世界第5位の乗降客数なだけあって非常に人が多い。流石にこの日一の栄え具合でした。横浜駅は常に工事を行っていてサグラダファミリアと称せられることがありますが、だいたい2030年までで一区切りつくみたいです。大規模開発中の横浜駅ですが、来年西口に駅ビルがオープンするとのこと。完成予想図を見ましたが立派ですね。楽しみです。

 

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石川町駅〜横浜駅の歩行経路(23と24の中間から赤丸まで)

 

石川町駅〜横浜駅区間は正に横浜の 王道エリアです。中華街、横浜スタジアム、みなとみらい等多くの人を惹きつけるスポットがあり、多くの人が抱く横浜のイメージはこのエリアから来ているものと思います。街の感じもこれまでのレトロ感とガラッと変わりました。また、このエリアには私の好きなスーパー銭湯がいくつかあってよく訪れます。良い銭湯なので是非行ってみてください。

 

以上、根岸線の詳細でした。

 

【感想】

 沿線を歩いてみて思ったのは、根岸線は大都市横浜の色んな面を満喫できるなぁと感じました。横浜の人気エリア横浜駅〜石川町駅もあれば、根岸駅〜新杉田駅の臨海工業都市エリアもあり、山手駅、洋光台駅〜大船駅の住宅街エリアも通る非常に面白い路線です。横浜のイメージが”みなとみらい”しかない人には是非、この沿線の街ブラをして横浜のまた違った一面を感じて欲しいです。私も沿線歩きをして普段オシャレイメージの強い横浜にも、こんなレトロな街が残っているんだと知れて、横浜を好きになれました。一方で、沿線歩きそのものはあまり変わり映えしない景色が続くエリアもあり、飽きとの戦いや起伏の多さで体力も奪われるため、それなりに難しい路線だと思います。足腰の痛みます。ただ、難しさに比例して達成感もあるので、興味のある方は是非やってみてください。

 

以上が鉄道沿線歩き第2弾第1部の”根岸線編”でした。第2部以降は京浜東北線編が続きます(続きの記事は↓です)。

拙い上に長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

 

【鉄道沿線歩き旅】Case1 山手線1周編(外回り)

私の趣味の一つ、鉄道沿線歩き旅の第1弾”山手線外回り1周編”お届けしたいと思います。(キーワードリンクの無効化など微修正をしました(初版2019/12/07投稿)。)

 

目次

・概要

・レビュー

・詳細

    ※東京駅〜品川駅区間

    ※品川駅〜渋谷駅区間

    ※渋谷駅〜新宿駅区間

    ※新宿駅〜池袋駅区間

    ※池袋駅〜田端駅区間

    ※田端駅〜上野駅区間

    ※上野駅〜東京駅区間

・総括

 

 

【概要】

  路線:山手線(JR東日本)

  実施日:2019年10月27日

  歩行経路:

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  歩行距離・時間、消費カロリー:

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JR東日本が誇るドル箱。都内にある会社や大学に通う多くの人の足になって利益を稼いでいるスーパースター路線です。路線距離は34.5km。開業は古く1885年。当初は東海道本線と東北本線を結ぶための路線で環状ではなかったとのこと。環状運転が始まったのは1925年とのことです。また、山手線で最近の大きなニュースは高輪ゲートウェイ駅ですね。駅名のことでいろいろ話題になっていますが、着々と工事は進み、今年の11月16日には線路の切り替えをやっています。来年には暫定?開業するみたいで楽しみです。

 

【レビュー】

距離    :☆☆☆☆☆☆

起伏    :☆☆☆☆☆

快適性:☆☆☆☆☆☆

利便性:☆☆☆☆☆☆☆☆☆

充実度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆

難易度:☆☆☆☆☆☆

10段階評価です。

*あくまで個人の意見です。

 

レビューの評価基準

距離:歩行距離は50kmを超えてて意外に長いと思ったので、☆を多く付けたかったのですが、今後歩くことになる他の長距離路線のことも考え☆6に。

 

起伏:池袋駅〜上野駅間でアップダウンが多かったように思います。ただし、息が切れるような急勾配は無かったので☆5に。

 

快適性:路面は基本的に舗装され、歩道のある道も多くて良し。ただ渋谷や原宿、新宿辺りでは人が多すぎて大変歩き辛い。そこが減点で☆6に。

 

利便性:都会の路線なので、腹が減っても、喉が渇いても、トイレに行きたくなっても、近くの建物に入ればすぐ解決、便利なので☆9に。

 

充実度:山手線はビジネス街、繁華街、閑静な住宅街など色々な側面をもっていて歩いていて飽きがなく楽しい。よって☆9に。

 

難易度:距離も意外とあり、起伏もあるので楽ではないが、1日で歩ききることが出来るので☆6に。

 

【詳細】

鉄道沿線歩き旅の記録をしようと思い立った時にまず最初は山手線は外せないだろうと思いました。JR東日本のスーパースター路線に敬意を払い今回挑戦させてもらいました。

スタートは東京駅から外回りとしました。

 

※東京駅〜品川駅区間

 東京駅

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丸の内北口

 

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丸ビル、新丸ビル

 

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丸の内中央口

 

関東圏だけでなく地方とも繋がる一大ターミナル東京駅には朝にも多くの観光客がいました。丸の内側はビジネス街でエリートサラリーマンが働くイメージが強く、私の憧れの街でもあります。

東京駅から有楽町駅の方に向かうと出発を待ち、多くの人が並ぶはとバスの停留所があります。さらにそこを抜けると、東京国際フォーラムが見えてきます。

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東京国際フォーラム

 

大学の入学式や企業の入社式でも使われるみたいですね。そして国際フォーラムを抜けると有楽町駅に到着。

 

有楽町駅

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有楽町駅

 

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有楽町駅近辺

 

有楽町駅は何度か降りたことがあります。東京交通会館の北海道アンテナショップによく立ち寄って試食とかしてました笑

銀座も近くにありますがまだ自分には早いかなと思い、そちらにはあまり足を伸ばしたことはないです。

新橋駅の方に向かうと一大ナンパスポット”コリドー街”が見えてきます。

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コリドー街

 

朝なので人は少ないですが、夜になると多くの人が集います。後輩と行ったことがありますが、アグレッシブな方々に圧倒されてしまい苦手な印象を持っています。また、コリドー街には美登利寿司がありますが、朝でも唯一そこで開店待ちの行列ができてました。中でも海外の人が多かったです。

コリドー街を抜けると新橋駅に着きます。

 

新橋駅

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新橋駅

 

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新橋駅から汐留方面を望む

 

ビジネス街が広がっています。駅を挟んで反対側にはSL広場があります(今回は行ってません)。 あまり来たことないので浅いことしか書けないです。新橋駅にはゆりかもめが走っているので、いつか沿線歩きでお邪魔することになりそうです。

浜松町駅方面に向かいます。

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第一京浜沿いの街並み

 

こんな景色が続きます。

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浜松町駅近辺の変なホテル

 

調べてみたら変なホテルって全国にあるんですね。知らなかったので物珍しいホテルだと思い、写真を撮りましたが、世間知らずなだけでした。なんでもロボットが働くホテルとのこと。VR付き宿泊パックもあり先進性を売りにしているみたいです。

そのうち浜松町駅に着きます。

 

浜松町駅

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浜松町駅

 

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浜松町駅から東京タワーを望む

 

浜松町駅は増上寺とか少し足を伸ばして東京タワーに行く時に使っていました。駅の目の前にある世界貿易センタービルの展望台は眺めがよく、デートで行くのがおすすめだとテレビでやってました。来年には建て替えで展望台に行けなくなると聞いたので興味のある人はぜひ。

田町駅方面に歩きます。

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第一京浜沿いの田町駅までの街並み

 

相変わらずビルが多いです。やはり都内の大きな道路は車線数が多いです。

 

田町駅

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田町駅

 

田町駅周辺は有名企業のビルや大学などの教育機関、大使館などが点在しています。

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NEC本社(奥)

 

立派なビルです。企業のビルとか見るのも楽しいですよね。

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慶應義塾大学と奥のNEC本社ビル

 

名門の慶應義塾大学です。外観が綺麗な校舎ですね。都心の一等地にあって洗練された人が通っているイメージがあります。大学って面白い建物が多いのでキャンパス巡りを趣味にしていけたらなと思うことがあります。

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二郎 三田本店

 

慶應の近くには熱狂的なファンをもつ二郎の総本山三田本店がありました。日曜日だったので定休日でしたが…

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三田の街並み

 

慶應を見たくて寄り道してしまい三田方面へ。オシャレな街並みでした。三田から山手線沿線品川方面にに戻る際、多少のアップダウンがあり、体力を削られました。

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高輪ゲートウェイ駅(工事中)

 

高輪あたりを歩いているとビルの隙間から高輪ゲートウェイ駅が覗けました。隈研吾氏のデザインということでどんな外観になるんでしょうか。楽しみです。ただ、駅名はもう一度考え直しませんか?って言いたいです。

※高輪ゲートウェイ駅開業しました。↓記事がぶらり散歩した記録になります。

 

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品川駅近辺

 

品川駅に近づくにつれ、高層ビルが増えます。そして…

 

品川駅

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品川駅

 

品川駅に辿り着きます。大企業のビルが駅前に何棟も立ち、巨大なビジネス街を形成しています。ちょうどラクビーワールドカップの時期だったので、海外の観光客が街の至るところにいました。

 

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東京駅〜品川駅の歩行経路(緑丸〜12まで)

 

だいたい東京駅から品川駅で山手線の1/4です。このエリアは都内を代表するビジネス街で、多くのサラリーマンが汗水垂らして働いている一方で、コリドー街のような出会いを求める街であったり、東京タワー、増上寺、浜離宮など歴史的、文化的価値のあるものも多く、多様性を感じられる楽しいエリアでした。

 

※品川駅〜渋谷駅区間

 品川駅近辺で少し休憩し、出発しました。高輪あたりのアップダウンで少し体力を消費してましたが、まだまだ元気があったころです。

 

次の大崎駅方面に向かう途中、三菱財閥創業家の岩崎家の別邸だった開東閣を横目に通り過ぎました。今は三菱グループの迎賓館となっており、一般人は見学できないとのこと。立派な洋館のようでぜひとも拝観してみたいものです。正門も警備の人がいたので写真は撮れませんでした。そのすぐ近くにはカッコいい建物が…

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ガーデンシティ品川御殿山

 

まず、オシャレです!ビジネス向けの建物で貸しオフィスとかあるみたい。こんなカッコいい建物にオフィスがあれば自慢できますね。

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ガーデンシティ品川御殿山の近辺

 

近くの建物も似た感じで洗練されてます。駅から少し離れたオシャレな街並みを知れるのが街歩きの醍醐味です。ここから大崎駅に向かう途中でも綺麗なマンションがあり、住んでみたい欲が高まりました。

 

大崎駅

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大崎駅

 

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大崎駅のデッキからの眺め

 

社会人になるまで無縁の駅でしたが、私でも知ってる有名な企業のオフィスが複数あるし、乗降客も多く、駅も立派で有力なビジネス街であるということに気がつきました。ただ東京駅や品川駅と比較してビジネス街のすぐ横に居住地も多いと感じました。

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大崎駅近くの居住地区

 

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五反田近くの目黒川流域

 

大崎駅から五反田駅に向かうと目黒川が見えてきます。高架には東急池上線が走ってます。

 

五反田駅

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五反田駅

 

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五反田駅近辺

 

五反田駅では駅ビルの工事を行っていました。来年の春完成を狙っているみたいです。また、五反田は繁華街として知られておりますが、近くには高級な住宅街もあるみたいです。今回は急いでいたので見ずに先に進みました。ちなみに東急池上線沿線歩きの際にこの駅を訪れています(↓記事も参照ください)。 

 

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線路沿いの光景

 

東京駅〜品川駅エリアと比べるアップダウンが多い気がします。線路沿いを歩き、目黒駅に向かいます。

 

目黒駅

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目黒駅

 

目黒には就活で来たぐらいであまり訪れたことはなく、なかなか紹介できることが少ないです。唯一私が経験したことあるのは雅叙園のトイレです。内装がすごいことになってますよね。気になったら画像検索してみてください。他には東急目黒線を沿線を歩いた際に一度訪れたことがあります(↓記事参照)。

 

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目黒駅付近の街並み

 

第一京浜沿いの街並みからはだいぶ雰囲気変わって住宅が多いです。恵比寿へ。

 

恵比寿駅

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恵比寿駅

 

オシャレスポットの恵比寿駅です。ここら辺はUber Eatsの配達人が大量にいました。都会は進んでいますね。自分の家の周りでは見たことないです。この辺りでだいぶ足と腰に疲労が来ていました。渋谷方面に向かいます。

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恵比寿から渋谷へ その1

 

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恵比寿から渋谷へ その2

 

この日はハロウィン直前の日曜日だったので、仮装集団が集結しているのではないかとビクビクしながら渋谷に近づいてました。

 

渋谷駅

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渋谷駅

 

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話題のスクランブルスクエア

 

渋谷駅に着きました。渋谷はいつもの様に人が多かったです。この日は新しくできたスクランブルスクエアの関係者向け開業日だったみたいで、スクランブルスクエアの中には人がいましたが、出入り口は塞がれていて、外の人が羨ましそうに中の様子を覗いていました。ちなみにハロウィン仮装軍団は時間が早かったためいませんでした、少し残念。

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品川駅〜渋谷駅の歩行経路(12から22まで)

 

品川駅〜渋谷駅のエリアはそれぞれの駅にカラーがあって一括りにするのは難しいですね。東京駅〜品川駅のエリアと比べるとやはり若い人が多い印象でした(特に恵比寿、渋谷)。あえて一括りにするなら若いビジネス街ですかね…渋谷駅は大開発工事中ですし、大崎駅も10数年前から比べると大きな変貌を遂げたみたいです。五反田も駅ビル工事しているし、このエリアはまだまだ発展していくだろう活気ある街という印象です。

 

ハロウィン軍団が居なくて大したことないなと一安心していましたが、すぐに考えを改めることになります。

 

※渋谷駅〜新宿駅区間

渋谷に着いたのは14時近くで、予定より2時間ぐらい遅れていました。1日で山手線制覇出来ないのではと不安になりながら原宿へ向かいました。

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明治通り

 

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wework アイスバーグ

 

明治通りを進むと歩道に人が増えて来ました。若者だけでなく外国人も非常に多い。避けながら歩くのに苦労します。アイスバーグはシェアオフィスみたいです。かなり先進的な建物ですね。スケスケなので落ち着いて仕事できるんでしょうか…

 

表参道に着くと人、人、人!全く前に進めません。渋谷で見なかったハロウィン軍団も表参道では見かけました。今年のハロウィンは期待外れだなと油断したのを後悔しました。人混みをかき分けて進みます。

 

原宿駅

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原宿駅

 

相変わらず人の多い原宿駅。歴史ある駅舎が改装工事に入ってしまうみたいですね。

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タピオカランドがあった建物

 

jingっていう建物名です。イベント会場用の建物だそうです。タピオカランド自体はもうやってなくて新大久保に後継店が出来たみたいです。

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明治神宮

 

明治神宮を抜けて代々木に向かいます。表参道にいた人達とはまた違う層の人達で混雑してました。特に外国の方が多かった。振り返るとここら辺がこの旅で一番心理的に辛かったエリアです。ゴールが果てしなく遠かったので。足もかなり痛くなってきてましたね。砂利道なのも辛かった。

 

代々木駅

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代々木駅

 

明治神宮を抜け、少し歩くと代々木駅に着きます。周辺を見ると…

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代々木会館跡地

 

映画「天気の子」でヒロインの陽菜が特殊能力を授かった鳥居のあるビルのモデルとなった場所がありました。老朽化につき建て壊されてしまいます。残念です。また、代々木駅周辺は先ほどまでとは異なり人混みが緩和され非常に快適に歩けました。線路沿いを進みます。

 

新宿駅

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JR東日本本社ビル

 

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新宿駅サザンテラス口 遠景

 

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新宿駅を背に代々木方面を望む

 

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新宿駅

 

線路沿いを進むと世界の乗降者数ランキング1位の新宿駅に辿り着きます。新宿駅には改札口がたくさんありますが、私はサザンテラス口が一番好きです。人も少なめで景色も良いので。鉄オタではないですが、サザンテラス口でぼーっと電車の往来を眺めるのが好きですね。この時はお腹が減っていたので繁華街の方に向かいました。休日の新宿駅の東口はとんでもない混み具合なので、西口方面から歌舞伎町の方へ向かいます。

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コクーンタワー

 

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西武新宿駅

 

道中には有名なコクーンタワーがありました。一度中に入ってみたいですが、可能なんですかね。さらに歩き西武新宿駅方面に。少し遅いお昼は周辺にある「たかはし 新宿本店」の焼きあご塩らー麺をいただきました。ここで少し休憩しました。

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渋谷駅〜新宿駅の歩行経路(22から28まで)

 

ここまででようやく折り返し地点になりました。渋谷駅〜新宿駅のエリアを一言で括ると大混雑エリアです。原宿、表参道、明治神宮、歌舞伎町と多くの人を惹きつける魅力がある都内でも屈指の活気あるエリアです。ここまで歩いて来て全く違う様相の街に変貌するのが山手線の魅力ですね。そのエリアにあって落ち着いた雰囲気のある代々木は良い味出していて好きですね。

 

※新宿駅〜池袋駅区間

だいぶ疲労が蓄積してましたが、頑張って先に進みます。

 

新大久保駅

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新大久保駅

 

人が想定していたよりも多い。道が狭いのもあって歩きづらかったです。多くの外国人の方がいましたが、特にアジア系の人が多いように感じました。休まず高田馬場駅へ向かいます。

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線路沿いの街並み

 

高田馬場まで一本道です。人も少なく歩きやすい。

 

高田馬場駅

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高田馬場駅

 

学生街でもある高田馬場駅には若者が多かったです。この旅の初期は遠回りして慶應義塾大学に立ち寄る余裕がありましたが、ここに辿り着く頃には余裕が無かったので、対となる早稲田大学には立ち寄れませんでした。まあ、また訪ねる機会はあるでしょう。という事で目白駅方面へ。

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意外な場所にあった神田川

 

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坂道(学習院椿の坂というらしい)

 

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切手の博物館

 

目白駅に近づくにつれ閑静な街になります。切手の博物館は興味があるので今度行ってみようと思います。

 

目白駅

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目白駅

 

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目白駅から池袋方面を望む

 

坂を上りきると目白駅に着きました。この旅の最大の収穫が目白の街を知れたことです。原宿や新大久保とは異なり、人も多過ぎず落ち着けるかなり心惹かれる街でした。後日街ブラしに来ることを決めました。学習院大学も目の前にあったんですが、体力消費を抑えるために寄らず、日も傾き始めてたので池袋駅に急ぎました。

 

池袋駅

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池袋駅

 

線路沿いを歩くと池袋駅に着きます。ここも混雑してましたが、表参道と比べると歩きやすかったです。あと個人的に前から思っていたことが、池袋駅って全国の駅の中で一番迷いやすくないですか?JRの改札外の地下通路歩いても目印となるものがないから自分がどこにいるかわからなくなります。アップルロード?アゼリアロード?…難解です。

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新宿駅〜池袋駅の歩行経路(28から34まで)

 

新宿駅〜池袋駅のエリアは学生街エリアと名付けておきます。池袋は立教大学、目白は学習院大学、高田馬場は早稲田大学等有名大学が点在していますし、新大久保は女子高生に人気らしいし、新宿はよく大学生の飲み会に使われるから学生街のイメージです。ただ新宿や池袋といった繁華街もあれば、目白のような閑静な街もある様々な顔を持つ興味深いエリアだなぁと感じた次第です。

 

※池袋駅〜田端駅区間

この旅、後半戦の山場だと思っていたエリアです。下調べで起伏もあり、距離も長いことが分かっており、土地勘もなく、どこで休むか目安もつけられなかったので、池袋駅で小休止し、気合いを入れて進みました。

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東池袋中央公園

 

道中の公園では多くの方がコスプレをしていました。ハロウィンだからかと思いましたが、調べると定期的にコスプレイベントをやっているとのこと。池袋にはオタク女子が多いと聞いたことがありましたが、その雰囲気を感じられました。

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春日通り

 

春日通り沿いを進むと都電荒川線が見えてきます。ここを左に曲がり大塚駅方面へ。

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大塚駅近くの陸橋からの光景

 

日没が近づいてきて焦ってきた頃です。

 

大塚駅

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大塚駅への道のり

 

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大塚駅

 

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大塚駅前の光景

 

陸橋を渡り、下って行くと大塚駅に着きます。ほとんど来たことがない上に、この時も通り過ぎてしまったので街への理解を深められず…今度はちゃんと時間を設けて来てみたいです。だいぶ足が痛まってましたが、休憩せず、コンビニでスポーツ飲料を補給し出発しました。

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道中の景色

 

大塚駅から緩やかな上り坂が続いていつの間にか線路を見下ろしてます。思えば大塚駅手前の陸橋で線路を見下ろし→大塚駅で線路を見上げ→巣鴨に向かう道中で見下ろしとアップダウンが多く、確実に体力を削ってきます。

 

巣鴨駅

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巣鴨駅

 

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巣鴨駅前の白山通り

 

線路を見下ろしながら沿って進むと巣鴨駅に着きます。お年寄りの原宿と呼ばれていますが、ほとんど来た事はないです。ただ、何故かはわからないのですが巣鴨駅前の雰囲気を気に入りました。巣鴨にある染井温泉Sakuraが気になっていたので、再訪したいと思います。この時は少し休憩し、駒込駅に向かいました。道中には代々名門の一族が住んでいると思われる豪邸がありました。

 

駒込駅

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大國神社(駒込駅前)

 

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駒込駅

 

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駒込駅から巣鴨方面を望む

 

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駒込駅ホーム

 

駒込に着く頃には日没間近。駒込も歴史的施設があるみたいですが、土地勘も体力も無かったので寄らずに田端に直行。大塚、巣鴨同様に後日街ブラしに来たいと思います。

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田端駅に向かう道中

 

駒込駅に着く前は線路を見下ろしてたが、駒込駅ホーム沿いを田端駅側まで歩くと下り道で線路を見上げることになります。そして田端駅までは長い緩やかな上り坂で、再び線路を見下ろす。想定していたようにアップダウンが厳しいエリアです。

 

田端駅

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陸橋から田端駅方面を望む

 

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田端駅

 

坂を上りきり、さらに歩くと陸橋の所で田端駅が見えて来ます。陸橋の階段を降りると田端駅に着きます。駅前を見ても高いビルも少ない、こじんまりとした住宅街といった印象です。ただこの駅で京浜東北線に接続し、新幹線線路も側を走っているので電車の往来も比較的多く、ぼーっと電車見るにはいいスポットかも知れません。

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池袋駅〜田端駅の歩行経路(34から41まで)

 

池袋駅〜田端駅エリアは想定以上にハードで後半戦の山場という認識は間違いなかったです。アップダウンの頻度が多く、正にボロボロになりました。このエリアを名付けるならは閑静な住宅街エリア。今回はぶらりできませんでしたが、歴史的スポットも多く、落ち着いたイメージでした。掘り下げると魅力が沢山ありそうな感じ。東京駅〜品川駅のビジネス街エリア、渋谷駅〜新宿駅のような大混雑エリアとも全く異なる空気感です。

 

※田端駅〜上野駅区間

山場を乗り越え、田端駅前のベンチで休憩しました。次の休憩は上野駅で取り、そのまま東京駅に向かおうと計画し、出発しました。…が足と腰が限界を迎えて、ノロノロとした歩みで西日暮里駅へ向かいました。

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イトーヨーカドー

 

何故写真撮ったのか…疲れていたから思考停止してました。

 

西日暮里駅

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西日暮里駅

 

ようやく西日暮里駅に着いた所で、動けなくなり、駅前のジムの車止めポールに座り、暫く休憩。回復してから日暮里へ。

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踏切と電車

 

この旅、初の踏切。せっかくだからかっこよくカメラに収めようとしましたが大失敗しました笑

 

日暮里駅

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日暮里駅

 

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太田道灌像

 

なぜ、太田道灌の銅像があるのだと思って調べたらここら辺で鷹狩りしてたみたいですね。勉強になります。Twitterでは舎人ライナー乗るとつぶやきましたが、後日ちゃんと乗って沿線歩きもしました。別記事にまとめます。休まず鶯谷駅へ。

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鶯谷駅へ向かう道中

 

もはやブレても撮り直していませんね、雑な仕事振りです。

 

鶯谷駅

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鶯谷駅

 

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鶯谷駅改札外の陸橋からの光景1

 

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鶯谷駅改札外の陸橋からの光景2

 

鶯谷駅に着きました。鶯谷はホテル街のイメージが強く、この旅でもホテル街を通り移動しましたが。鶯谷で一つ私がオススメしたいのは鶯谷陸橋からの眺めです。夕方とかは特にきれいです。ぜひお近くを通る際には見てください。陸橋を渡り上野駅に向かいます。

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上野駅への道中1

 

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上野駅への道中2

 

日暮里駅と鶯谷駅で休まなかったんでかなりしんどかったです。

 

上野駅

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東京文化会館

 

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上野駅 公園口

 

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上野駅

 

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上野駅近辺の街並み

 

上野駅に辿り着きました。東京文化会館近くのベンチに座り足と腰を休めます。上野にはたまに来ていて動物園にシャンシャンを見に来たり、上野の森美術館に怖い絵展を見に来ました。怖い絵展で買った画集は自宅のどこかで行方不明。怖い絵展はかなりの人が見に来ていて、絵を見ながら解説している見物客もいてかっこよく見えました。そのとき自分も絵について語れるぐらいの教養を身につけようと決意して画集を買った記憶があります笑

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田端駅〜上野駅の歩行経路(41から46まで)

 

田端駅〜上野駅エリアは名付けるならレトロエリアです。上野は寛永寺がありますし、西日暮里、日暮里は谷中が近いから…かなりやっつけ命名になってしまってます。このエリアは上野駅以外はほとんど立ち寄ったことがないので語れる知識もないです、申し訳ない。もっと勉強してから正式に命名したいと思います。

 

※上野駅〜東京駅区間

いよいよラストエリアです。上野を発つときは気合い入ってました。御徒町に向かいます。

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山手線高架下飲屋街

 

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アメ横

 

アメ横を通っていましたが、アメ横も人が多い。なかなかに歩きづらかったです。通行人は外国人が半数以上で露店の人も外国人がいて国際色豊かな感じがしました。

 

御徒町駅

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御徒町駅

 

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 御徒町駅前

 

御徒町駅はアメ横を歩いていると気がついたら駅に着いているっていうイメージでした。御徒町駅も普段降りる機会が無かったので知識がありませんが、宝石店や貴金属店が多いみたいです(Wiki参照)。休まず秋葉原に向かいます。途中で躓いて左足を痛めてしまい、残りの行程を歩くのがしんどかったのを覚えています。

 

秋葉原駅

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秋葉原駅前

 

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秋葉原駅

 

秋葉原駅に着きました。屋外ライブビューイングをしていて多くの人が集結してました。声優の方のライブですかね。また、秋葉原も最近外国の方が多いですね。メイドカフェでも外国語に対応できるようになってきてるみたいです。秋葉原でも休まずに進みます。

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肉の万世 秋葉原本店

 

肉の万世の本店は各階でコンセプトの異なる焼肉屋。行ったことないので一度訪れたいと思いました。

 

神田駅

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神田駅

 

肉の万世への道をさらに進むと神田駅に辿り着きます。秋葉原や御徒町近辺に比べて人が少ない感じがしました。日曜の19時だからですかね。いよいよラストです。 

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首都高高架下の陸橋

 

神田駅から東京駅方面に歩くと日本橋川を越えるための陸橋がありました。長い旅のラスト区間だったから気分が高まっている状態で、ライトアップされたこの陸橋を見たらアドレナリンが出て足腰の痛みが和らぎました。テンションマックスでこの陸橋を渡り東京駅に向かいます。

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東京駅に向かう道中

 

東京駅に近づくと高層ビル群が見えてきます。いよいよゴールが近いです。

 

東京駅

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丸の内北口

 

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丸の内中央口

 

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丸の内の夜景

 

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丸の内中央口 入口

 

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丸の内中央口 改札

 

遂に辿り着く旅の終着点東京駅。10時間前に旅立ちようやく帰ってきました。長かったし辛かったですが、この疲労があるからこその達成感ですね。いやー充実してました。 

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上野駅〜東京駅の歩行経路(46から赤丸まで)

 

上野駅〜東京駅のエリアは個性強めエリアと名付けておきます。アメ横の下町感とグローバル感が合わさった感じ、秋葉原のオタク文化、東京・神田のビジネス街など混じり合わないものが同居した面白いエリアです。

 

以上、山手線1周の詳細でした。

 

【総括】

やはりJR東日本のスーパースター路線山手線の沿線はビジネス街、繁華街、住宅街とか様々な顔を持つ、歩いていて飽きない、常に楽しませてくれる路線でした。そんな路線だからこそ多くの人を惹きつけているんだと思いました。また、沿線歩きをしていると新たな発見があり、降りたことない駅をぶらりしてみようというモチベーションが上がるということを実感しました。1日で歩くには容易でないし、暇もない方も多いと思いますが、発見もあるし、達成感もあり、運動にもなる。皆さんもそんな山手線1周を歩いてみませんか?

 

以上が鉄道沿線歩き第1弾の”山手線外回り1周編”でした。拙い上に長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

 

【鉄道沿線歩き旅】Case0 東急線総集編

今回は昨年の9月から10月にかけて沿線を歩いた東急線全8路線についてまとめていきたいと思います。

 

目次

東急電鉄について

東急電鉄の歴史

東急線沿線歩きの詳細(リンク)

東急線ランキング集

・達成度ランキング

・起伏スポットランキング

・華やか路線ランキング

・閑静な路線ランキング

・景色ランキング

・立派な駅舎・駅前ランキング

・気になった建物ランキング

東急線沿線歩き写真集

・東横線・みなとみらい線

・田園都市線

・こどもの国線

・東急多摩川線

・池上線

・世田谷線

・目黒線

・大井町線

総括

 

東急電鉄について

東急電鉄は東京都南西部から神奈川県東部にかけて鉄道王国を築いている私鉄の雄です。東急電鉄の特徴としては鉄道事業以外に不動産事業にも注力していて二子玉川駅やたまプラーザ駅といった例があるように街を開発していくことに長けた会社です。イメージ戦略も得意で自由が丘駅、代官山駅、中目黒駅を有する東横線、二子玉川駅、三軒茶屋駅、たまプラーザ駅を有する田園都市線など沿線はおしゃれなイメージがついていて東急ブランドを確立しています。そんな華やかなイメージばかりが先行していますが、世田谷線や東急多摩川線といった地域と密接な関係にあって、ある意味地味で実直な路線も持っているという、相反する路線を運営できているところが華やかだけでないこの会社の本当の強みかなと思います。会社の規模を売上高という指標で見ると、関東ではJR東日本に次ぐ第2位、全国で見ても第5位という非常に規模の大きな会社です。

 

 

東急電鉄の歴史

東急電鉄は日本資本主義の父と言われる渋沢栄一が理想的な住宅地開発を目的として創設した田園都市株式会社の鉄道事業がその始まりとなりました。当初鉄道事業は目黒蒲田電鉄という子会社が担っていて、この会社に鉄道官僚の五島慶太を招聘したことで急速に成長をしていくことになります。はじめに目蒲線(目黒駅~蒲田駅,現在の目黒線と東急多摩川線の前身)を開業したことを皮切りに、五島が以前から経営に携わっていた東京横浜電鉄(東横線の前身)の開業にも着手しました。その後、目黒蒲田電鉄が池上電気鉄道を買収、東京横浜電鉄は玉川電気鉄道を買収、そして目黒蒲田電鉄と東京横浜電鉄が合併し、新たに東京横浜電鉄として開業し規模を徐々に拡大していきます。その後、小田急電鉄、京浜電気軌道と合併し、東京急行電鉄と名を改め、さらには京王電気軌道と合併し、東京都から神奈川県の西部・南部まで鉄道網を広げる大東急を形成するようになりました。しかし、敗戦後の独禁法制定により小田急や京急、京王を分離させることになり東急の規模は小さくなります。その後東急は多摩田園都市地区への開発戦略に舵を切ることになり、1953年の構想から1984年の田園都市線つきみ野駅~中央林間駅の延伸まで30年の時を経て開発を完了させることに成功し、現在は大東急の規模には及ばないまでも東京都南西部から神奈川県東部に鉄道王国を築くに至っています。

 

 

東急線沿線歩きの詳細(リンク)

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著作権者:ButuCCさん、ライセンス:CC by-sa 3.0、

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%80%A5%E9%9B%BB%E9%89%84#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Tokyu_Corporation_Linemap.svg

東急線8路線図

 

今まで歩いてきた8路線の詳細記事のリンクを簡単な紹介文と共に↓に貼りました。

 

第1弾 東横線・みなとみらい線編 

東急電鉄二大看板路線の一つ。東急を代表するような華やかな駅が多くあります。 

 

第2弾 田園都市線編 

東急電鉄二大看板路線の一つ。不動産事業が得意な東急らしく、開発された駅が多い路線です。

 

第3弾 こどもの国線編 

東急電鉄の中で唯一都内を走行しない路線。8路線の中でも突き抜けて落ち着いた路線です(商業施設がかなり少ないです)。

 

第4弾 東急多摩川線編

多摩川に沿って大田区内を走行する路線。落ち着いた街並みの駅が多いです。

 

第5弾 池上線編 

大きな通りに沿って走行する路線で沿線は住宅街や商店街が多数形成されています。本門寺や洗足池など見所もあります。

 

第6弾 世田谷線編 

都内で二つしかない珍しい軌道線の一つ。沿線は世田谷区内を走行し、落ち着いた街並みが多いです。当路線の三軒茶屋駅付近は近年飲食店街として注目されているようです。

 

第7弾 目黒線編 

東横線と並走する区間のある路線です。駅舎は新しいものが多く、デザインに凝ったものもあり、シンプルな駅の多い東急の他路線とは様子が異なります。

 

第8弾 大井町線 

田園都市線と並走する区間を有する路線。東急電鉄の他路線の多くと接続する補助路線的側面があります。沿線景色は住宅街、商店街が広がっています。

 

 

東急線ランキング集

実際に歩いてみて感じた様々なことをランキングにしてみました。完全に個人の感想になります。

達成度ランキング

1位:田園都市線

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 長距離・長時間の歩き旅で起伏も多く、ゴールした瞬間は一番達成感がありました。

 

2位:東横線・みなとみらい線

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 田園都市線に次ぐ距離だったのと菊名駅周辺の起伏にかなり体力を奪われ大変でした。その難易度に比例して達成感はありました。

 

3位:池上線

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 起伏が意外とある路線で距離の割にはハードだった印象です。まあ、前日に田園都市線を歩いて、池上線の前にも2路線歩いていたから疲労が蓄積していたのもあって達成感が増したのかもしれませんが。

 

起伏ランキング

1位:田園都市線

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 渋谷駅~溝の口駅間は気になりませんが、溝の口駅より奥は起伏が増えて急勾配もいくつかありました。

 

2位:東横線・みなとみらい線

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 起伏は点在していましたが、特に厳しかったのが菊名駅周辺です。後半戦で体力をかなり消費していたので本当に辛かったです。

 

3位:池上線

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 目黒線、大井町線と悩みましたが一番苦しめられたイメージが強かったので3位としました。特に石川台駅周辺が急勾配でした。

 

華やか路線ランキング

1位:東横線・みなとみらい線

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 渋谷駅や武蔵小杉駅、横浜駅などの交通の要衝に加えて、代官山駅や自由が丘駅、中目黒駅などおしゃれスポットも有していてバリエーション豊かな当路線が1位です。

 

2位:田園都市線

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 たまプラーザ駅やあざみ野駅、溝の口駅など通勤客が多く利用する駅や商業、住宅街で再開発の進んでいる二子玉川駅などは華やかですが、おしゃれスポットの多い東横線の眩しさには少し劣る気がします。

 

3位:目黒線

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 新しい駅舎の駅が多く、駅前に大きなマンションもある上に、沿線も集合住宅が多いです。東急線の中でも華やかさで上位に位置する路線です。

 

閑静な路線ランキング

1位:こどもの国線

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 断トツでした。駅前に商業施設はほとんどなく住宅街の中を歩いていきます。途中畑だらけになる区間もありました。

 

2位:世田谷線

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 東急多摩川線といい勝負をしていましたが、駅前にいる人数を比較したらこちらのほうが少ないように感じたので2位としました。

 

3位:東急多摩川線

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 のどかな沿線風景が広がっていて、東急線のイメージらしからぬ雰囲気でした。駅前の活気で比較すると世田谷線より賑わいがあるように感じました。

 

景色ランキング

1位:東横線・みなとみらい線

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 田園調布の高台から線路を挟んで反対側を見下ろした景色や丸子橋から武蔵小杉方面を見ると良い景色でした。

 

2位:田園都市線

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 様々な景色があるので見ていて飽きないです。鶴見川周辺や藤が丘駅周辺の線路の上の橋から見た景色がきれいだったかなと思います。

 

3位:大井町線

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 二子玉川公園や東京工業大学にある富士見坂、そして大学自体など天気が良ければ景色を楽しむことができると思います(全体で見ると住宅が多くバリエーションが少ないのはきついですが…)。

 

立派な駅舎・駅前ランキング

1位:渋谷駅

 渋谷の地下に大規模な駅を形成しています。デザインも凝っていてさすが"東急線二大看板路線の始点となる駅"という雰囲気が漂っています。

 

2位:たまプラーザ駅

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 空港のような駅舎をした派手な駅です。個人的にこういう雰囲気の駅が好きなので高い評価をつけました。

 

3位:二子玉川駅

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 東急グループが開発に注力している駅なだけあって立派な駅になっています。二子玉川ライズまで含めれば2位以上なのですが、駅舎という点で見れば、たまプラーザ駅に軍配が上がるかなと思っています。

 

4位:大岡山駅

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 ファーストインパクトの大きな駅だったのでランクインさせました。実際は病院なのですが、駅と直結しているので駅舎という評価に含めました。

 

5位:戸越銀座駅

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 規模としては小さいですが、特徴的な駅舎だったのでランクインさせました。グッドデザイン賞ですし。駅前に大規模な商店街が広がっているのも評価に含めました。

※本来は武蔵小杉駅や目黒駅、横浜駅がランクインするかと思いますが、駅舎の特別さを重視して↑のランキングとしました。

 

気になった建物ランキング

1位:ザ・パークハウス二子玉川ガーデン(田園都市線)

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 二子玉川駅へ向かって歩いているときに見つけたマンション。立派な

外見で気になってネットで内装を見たらこれまた立派。1週間とか期間限定でいいから住んでみたいと思いました。

 

2位:KASHIYAMA DAIKANYAMA(東横線・みなとみらい線)

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 おしゃれな街代官山の中でも際立って目についた建物でした。複合商業施設のようです。今度正装して訪れようと思います。

 

3位:慶応義塾大学日吉キャンパス(東横線・みなとみらい線)

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 有名な慶應義塾大学の主に理系学生が通うキャンパスです。周囲の建物に比べ明らかに立派な装いです。

 

4位:キングホームズ代官山(東横線・みなとみらい線)

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 中目黒駅に向かって坂を下っているときに見つけた高級賃貸マンション。外見からセレブ感があふれていて、後で調べたら庭園やプールまであることを知りました。自分の住んでいる世界と格の違いを思い知りました。

 

5位:田園ステーションテラス(田園都市線)

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 梶ヶ谷駅前にあるマンション。色使いとか横に長く作られていたのが印象に残りました。線路を見下ろせて、電車好きの人には好立地ではないでしょうか。

 

東急線沿線歩き写真集

沿線を歩いてみて良かったなと思う写真をコメントもなくひたすら貼っていきます。

第1弾 東横線・みなとみらい線編

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第2弾 田園都市線編

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第3弾 こどもの国線編

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第4弾 東急多摩川線編

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第5弾 池上線編

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第6弾 世田谷線編

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第7弾 目黒線編

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第8弾 大井町線

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総括

今回は東急電鉄の8路線の沿線歩き旅をまとめてみました。沿線歩き旅の観点で言えば東急線は比較的距離の短い路線が多いので、初心者でも挑戦しやすい良い路線が多いかなという印象です。興味を持たれた方はぜひ挑戦してみてください(新型コロナウイルスが落ち着いたら)。実際に歩いてみると私の場合は東急電鉄への印象が変わりました。東急という名前はおしゃれ、洗練された都市といった華やかなイメージがありました。実際、一部の駅ではそのイメージに見合った街並みをしていて流石東急だなと思うところもあったのですが、そんな駅は全体で見るとほんの一部で実際は地域社会に根付いた路線・駅が大半を占めていました。駅前には大きな商業ビルがなかったり、住宅しかない駅があったり、商店街が広がっていて多くの方が利用されていたり、生活感にあふれた駅を見て東急電鉄に対して自分が持っていたイメージを良い意味で裏切られました(勝手にパリピ御用達路線だと思っていました、大変失礼いたしました)。外から人を集めて満足させる華やかな部分と地域の人の足となって満足させる実直な部分を併せ持つからこそ私鉄の中でも成功していて現在の繁栄があるのだなと感じさせられました。おそらく普段から東急線を利用して実像を知っていれば当たり前のことなんでしょうけど、田舎者なので沿線歩きをしてみて初めて気が付くことができました。こういうところも沿線歩きの魅力ですね。

 

以上が鉄道沿線歩き旅第0弾の”東急線総集編”でした。SNSを始める前からやっていたものなので第0弾という名前にしています。ご覧いただきありがとうございました。書いた内容に間違いがあればコメントでご指摘いただければと思います。

【鉄道沿線歩き旅】Case0-8 東急大井町線編

鉄道沿線歩き旅 東急線第8弾の”東急大井町線編”をお届けしたいと思います。いよいよ東急線シリーズのラストになります。よろしくお願いします。ちなみに大井町線の中でも田園都市線と並走する区間の二子玉川駅~溝の口駅間はすでに歩いたことがあるので今回は省略しました。

 

目次

・概要

・レビュー

・詳細

・総括

 

 

【概要】

路線:大井町線(東急電鉄)

実施日:2019年10月21日

歩行経路:

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歩行距離・時間、消費カロリー:

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当路線は大井町駅と溝の口駅を接続する路線。大井町駅~二子玉川駅は単独区間で、二子玉川駅~溝の口駅間は田園都市線と並走する区間になっています。路線距離は全区間で12.4km、単独区間(大井町駅~二子玉川駅)で10.4kmです。大井町線は東急電鉄の前進目蒲電鉄により1927年に大井町駅~大岡山駅が開業したことで誕生しました。1929年には自由が丘駅~二子玉川駅間が開業し、その年のうちに大岡山駅~自由が丘駅間が接続され、今の大井町線単独区間が繋がりました。1943年には二子玉川駅~溝の口駅間が編入されます。その後、路線名が田園都市線に改称されますが、1979年に再び大井町線の名称に戻ります(その時は二子玉川駅~溝の口駅間は大井町線区間には入っていません)。2009年に再び二子玉川駅~溝の口駅間を大井町線として運行するようになり、現在の形になりました。大井町線は東京西部から神奈川中央部まで根を張っている東急電鉄の主要路線の大半と接続しています(こどもの国線と世田谷線,東急多摩川線は除く)。また、大井町線の輸送能力を向上させることで田園都市線の混雑緩和を図るなど、通勤通学路線としてだけでなく他路線の支援路線としての役割も担っており、大井町線は東急線の中でも縁の下の力持ち的な印象です。

 

 

【レビュー】

距離    :☆☆

起伏    :☆☆☆

快適性:☆☆☆☆☆☆☆☆

利便性:☆☆☆☆☆☆☆

充実度:☆☆☆☆☆

難易度:☆☆

10段階評価です。

*あくまで個人の意見です。

 

レビューの評価基準

距離:歩行距離は15kmで少し気合を入れる必要があります。非常に悩ましいところですが☆2としておきます。

 

起伏:アップダウンはそこまで多くなかった印象がありますが、二子玉川駅~上野毛駅間にすごい坂がありました。他には緑が丘駅~大岡山駅間の富士見坂や北千束駅周辺の坂道などが記憶に残っています。☆3ですかね。

 

快適性:路面は舗装されていて、道も歩きにくいほど混雑していることはないので快適に歩けます。☆8でしょうか。

 

利便性:駅前に商店街がある駅が多く補給は問題なし。トイレは少し心配な気がします。☆7かな。

 

充実度:再開発された街並みから商店街、大学のキャンパス等いろんな顔がある沿線で歩いていて見どころはあります。但し、住宅街を歩くことが大半を占めるのでモチベーションを維持するのが大変でした。☆5ですかね。

 

難易度:距離は散歩というには距離が長く、起伏も厳しいところがあり、東急線の2大看板路線(東横線、田園都市線)以外では一番難易度が高い路線かなと思いました。かといって他社の路線と比べると難易度は低いのかなと思い☆2の評価としておきます。

 

 

【詳細】

前回は東急線の中でも駅舎が特徴的な駅の多かった目黒線を歩いてきました(↓記事参照)。
そして、昨年の9月から1か月+αほど続けていた東急線沿線歩きシリーズも残すところ1路線。最後の大井町線を歩いていくことにしました。大井町線の中でも溝の口駅~二子玉川駅間は過去の沿線歩きでも歩いていましたので、今回は二子玉川駅~大井町駅の大井町線単独区間を歩きます。スタートは二子玉川駅からとしました。

 

溝の口駅~二子玉川駅

 今回は歩かなかった、溝の口駅~二子玉川駅区間については↓記事にて紹介しています。お時間があれば見て行ってください。

 

二子玉川駅

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二子玉川駅

 

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二子玉川駅前(二子玉川ライズ)

 

スタート地点の二子玉川駅です。二子玉川駅は田園都市線沿線歩きで紹介したので詳細は省きますが、今回スタート地点とした二子玉川駅東口は近年再開発が進み、住宅・商業の大型複合施設 二子玉川ライズが形成されています。私が初めて訪れたときには影も形もなかった施設です。規模の大きさから東急グループがどれだけこの街の開発に注力しているのかということを感じることができます。

二子玉ライズの遊歩道を歩いていると人だかりがありました。何やらホールの外に人が集まっていて、外からホールの中の様子を見ていました。何だろうと思って自分も背伸びをして覗いてみたところ、某朝ドラ(東北の太平洋沿いを舞台とした)ヒロインがイベントをやっていたようでした。遠くからでも本人と分かりましたが、やはりきれいな女優さんでしたね。ホールを横目に見ながら先へ進みます。

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二子玉川ライズ住宅地区

 

二子玉川ライズの商業地区を抜けるとタワーマンションが数棟そびえる住宅地区に入ります。立派ですよね、購入するにはいくら必要なんでしょうね、貧乏性なのでそこが気になってしまいます。セレブ生活羨ましい…

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二子玉川公園

 

二子玉川ライズの遊歩道を奥まで歩いていくと緑地豊かな公園が広がっているのが見えます。時間があればのんびりとしてみたかったですが先を急ぎました。

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多摩川の河川敷

 

この沿線歩き旅の2週間くらい前に台風19号が到来し多摩川の多摩川が氾濫したという出来事がありました。二子玉川駅辺りの堤防で氾濫したということなので写真を撮った近くで起きたのでしょうか。この日は天気は良くありませんでしたが、川は穏やかでした。

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上野毛駅への道中1

 

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上野毛駅への道中2

 

多摩川と並行して少し歩いた後、左折し住宅街へ入っていくと急な上り坂がありました。写真で見ると大したことなさそうに見えますがかなりきつい坂でした。息を切らしながら上りきり、住宅街を進んでいきます。すると…

 

上野毛駅

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上野毛駅

 

上野毛駅に着きました。シンプルな駅舎が多い東急線においてかなり特殊な形をした駅でした。駅舎を設計したのは表参道ヒルズや東急東横渋谷駅を設計した安藤忠雄氏です。建築の世界に疎い私ですら知っている方です。五島美術館や多摩美術大学の上野毛キャンパス等の美術関係の施設が駅周辺にあるようなので、それに影響されて駅舎も芸術的な建設物にしたのだろうかと推測してしまいます。上野毛駅は環八通りと等々力通りにサンドされる場所に位置していますが、比較的静かな等々力通りを進んでいきました。

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等々力駅への道中1(上野毛交番裏)

 

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等々力駅への道中2

 

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等々力駅への道中3

 

等々力通りは非常に静かな道でした。通行人もほとんどおらず自分のペースで歩けるので快適でしたが、寂しさもありました。この辺りは高級住宅街という前情報を聞いていたので気になってキョロキョロとしながら歩いていましたが、立派な住宅が多いような気がしました。等々力通りをしばらく歩いた後右折し、線路沿いをしばらく歩いていくと…

 

等々力駅

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等々力駅

 

等々力駅に着きました。駅の感じは何となく東急多摩川線の駅の雰囲気に似た感じがしました。ただ、人が多く活気はこちらのほうがありますね。この駅には有名な観光地として等々力渓谷があります。一度行ったことがありますが23区にありながら自然豊かな場所でリフレッシュに最適な場所でした。行ったことない人はコロナウイルスが落ち着いてから行ってみてください。線路沿いを進んでいきます。

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尾山台駅への道中

 

線路沿いは住宅が建ち並んでいます。それにしても微妙な天気ですね…。やがて…

 

尾山台駅

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尾山台駅

 

尾山台駅に着きます。駅前には商店街が広がっています。この駅は東京都市大学世田谷キャンパス前という副名称が付けられています。訪れたときは休日だったので学生さんの姿は見当たりませんでしたが、平日はたくさんいるのだろうかなどと思いながら、休まずに先へ進みました。

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九品仏駅への道中

 

尾山台駅からは線路沿いを進まず等々力通りを進みます。相変わらず、静かな感じです、寂れているというよりかは上品な感じの静かさです。等々力という名前に引っ張られているような気もしますが。通り沿いに進んでいくと…。

 

九品仏駅

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九品仏駅

 

九品仏駅に着きました。「くほんぶつ」という読みますが、初見ではなかなか読めないですよね。この駅は車両1両分がホームからはみ出てドアが開かない珍しいドアカット駅です。この駅をご利用の際は注意ください。九品仏駅も規模は小さめですが、駅前商店街がありました。さらに駅の近くには…

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九品仏浄真寺

 

駅名にもなっている九品仏浄真寺があります。浄土宗のお寺です。九品仏という名前は寺院の中に9体の阿弥陀如来像が安置されていることが由来です。以前訪れたことがあったので今回は参道の入り口だけ写真を撮って先に進みました。

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自由が丘駅への道中

 

等々力通りを進んでいると大井町線の踏切にぶつかるので踏切を渡らずに線路沿いを進んでいきます。道がかなり細いですね。おしゃれスポットの自由が丘に向かっているとは思えないくらい、落ち着いた道を進んでいきます。やがて…

 

自由が丘駅

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自由が丘駅

 

自由が丘駅に辿り着きます。写真を撮ろうとしたときにちょうど車が停車してしまったので微妙な写真です。自由が丘駅では東急線の看板路線東横線に乗り継ぐことができます。東横線の沿線歩き旅でも訪れた駅ですね(↓記事参照)。 

↑記事で紹介したので自由が丘駅の詳細については今回は省略します。 駅前のベンチで少し休憩した後、先に進みました。

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緑が丘駅への道中1

 

自由が丘駅周辺は商店がたくさんあり、ごちゃごちゃとしてます。人も多いですね。

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緑が丘駅への道中2

 

自由が丘駅から線路に並行して少し歩くと閑静な住宅街に至ります。緑道があるので、それに沿って進んでいくと…

 

緑が丘駅

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緑が丘駅

 

緑が丘駅に着きます。自由が丘駅では地上駅だったのに、いつの間にか高架になっていました。駅前は小さな商店がぽつぽつとある感じで落ち着いた街だなと思っていました。少し前にいつも読まさせてもらっているブログでミシュランガイドで紹介されたラーメン屋"中華蕎麦 三藤"がここら辺にあるという記事を見ました。今は外出自粛していますが、状況が落ち着いたら行ってみたいと思います。この時はどこにも寄らず先へ進みました。

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大岡山駅への道中1(東工大のキャンパス_緑が丘地区)

 

駅の高架下を歩いていくと東京工業大学の校門があったので、大学の敷地を抜けて大岡山駅に向かうことにしました。校門から入ってすぐそばには大量の太陽光パネルが壁面に設置された建物が…違和感だらけですね。

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大岡山駅への道中2(東工大のキャンパス_大岡山地区)

 

敷地内にそこそこな勾配の坂がありましたので、そこを上がっていきます。前回の目黒線の沿線歩きでも紹介した富士見坂です。今回も天候が良くなかったので富士山は拝めませんでした。坂を上り右を見ると東工大の建物が複数見えました。結構広いキャンパスです。キャンパス内には若者(学生)だけでなく、近隣に住んでいるような人が通行していて地域の人の散歩道・通勤道として根付いているようです。そんな東工大の敷地を歩いていくと…

 

大岡山駅

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大岡山駅

 

大岡山駅に辿り着きました。1週間ぶりですが、相変わらず駅舎(病院)はインパクトがあります。ここでは目黒線と乗り継ぐことができます。大岡山駅の紹介は前回記事で行ったので今回は省略します。先へ向かいます。

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北千束駅への道中

 

途中までは目黒線で歩いた道を反対方向に歩いていきましたが、やがて右折し住宅街に入っていきます。歩いていくと起伏が出てきて坂を上っていくことになります。その坂を上ると…

 

北千束駅

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北千束駅

 

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北千束駅周辺

 

北千束駅に着きました。大岡山駅の派手な駅舎に比べてこちらは質素になっています。大井町線の中でも一番乗降客数の少ない駅らしく静かな住宅街が広がっています。一軒家が多いのかと思いきや意外と集合住宅が多いのが特徴です。休む場所もなかったので先へ進みます。

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旗の台駅への道中1(南千束交差点)

 

北千束駅周辺の住宅街を抜けると大きな通りにぶつかります、中原街道です。その中原街道に沿って歩くと、環七通りと交差する南千束交差点に至ります。ここでは直進して中原街道を進んでいきます。

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旗の台駅への道中2(三間通り)

 

中原街道を直進していくと、大井町線の高架が見えてきます。高架の手前の交差点で右折し三間通りという道を歩いていきます。ずーっと先まで商店街が続いているような通りでした。やがて…

 

旗の台駅

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旗の台駅前

 

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旗の台駅

 

旗の台駅に着きました。この駅では池上線と接続しています。池上線の沿線歩きでも訪れていますので詳細説明は省きます(↓記事参照)。

この駅も休憩できるような場所は無かったので三間通りに戻り先を急ぎました。

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荏原町駅への道中

 

ひたすら商店街の景色が続いていきます。歩いているときはなかなか苦痛でしたが、よくよく考えてみるとかなり長い商店街です。意外と人も多く、寂しさをほとんど感じずに歩けます。そして…

 

荏原町駅

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荏原町駅

 

荏原町駅に着きました。旗の台駅からずっと商店街続いてどこに駅があるのかわからないくらい街に馴染んでいる駅でした。商店街の中にはシャッターだらけの商店街があったりしますが、ここは多くの店に活気があり、ここに近隣に根付いた商店街なんだなと感じました。住んでいたら買い物が楽かもしれませんね、こういう活気のある商店街は見ていてほっこりします。

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法蓮寺

 

駅から踏切を渡って反対側にあるのが日蓮宗の寺院 法蓮寺です。駅の間近に立派なお寺があったので目立ちます。外で少し眺めた後、次の駅へ向かいました。

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中延駅への道中

 

商店街が続く三間通りを離れて線路沿いを歩いていきます。先ほどまでと変わり通行人が一気に減りました。その後住宅街に入っていき進むと…

 

中延駅

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中延駅

 

中延駅に着きます。この駅は高架下に改札があって駅舎が地味なこと、住宅街の中に紛れ込んでいることから駅の存在感は薄いです。一方で、大井町線の中でも他社路線(都営浅草線)と乗り換えられるため重要な役割がもった駅でもあります。駅前には荏原中延駅まで繋がる商店街や第二京浜がありますが、ランドマーク的建物は見つけることができず、駅周辺の記憶にはあまり残っていません。次の駅へ向かいます。

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戸越公園駅への道中1(第二京浜の景色)

 

駅を出てすぐ第二京浜に沿って歩いていきます。さすがに車も人も往来が多いです。しばらく歩いた後右折し、再び住宅街に入りました。

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戸越公園駅への道中2

 

さすがに住宅街の景色ばかりで飽きてしまっていたころですね。ここら辺が心理的に一番つらかったところでしょうか。先に進んでいくと…

 

戸越公園駅

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戸越公園駅

 

戸越公園駅に着きました。質素な装いの駅舎です。当駅も駅前には商店街が広がっていますが、同じ戸越という名前を冠する戸越銀座商店街と比べたら、さすがにあちらに軍配が上がります。一方で、当駅周辺には近隣住民の憩いの場である文庫の森や駅名にもなった熊本藩の下屋敷跡地にある戸越公園など癒しのスポットがあり魅力ある駅のようです。沿線歩き旅で訪れたこの時は疲労とずっと続く住宅街の景色にモチベーションが下がっていたのでさっと通り過ぎてしまいましたが、訪れればよかったと今になって後悔しています。

f:id:Everlasting_Journey:20200320160619j:plain下神明駅への道中1

 

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下神明駅への道中2

 

戸越公園駅を後にして歩いて行ってもやはり細い住宅街の道を歩いていくことになります。ただ、ここら辺はゴールが射程圏内にあったのでやる気が復活してきていたと思います。住宅街を抜け、東海道新幹線の高架下にある住吉踏切を超えて進むと…

 

下神明駅

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下神明駅

 

下神明駅に着きます。高架下にあってかなりシンプルな駅でした。駅前には公園が広がっているものの、大きな商業施設はなくこじんまりとした駅だなという感想を抱きました。調べてみると近隣には学校が多いようなので通学客が多く利用する駅のようです。いよいよラストウォークです。ゴールの大井町駅に向かって休まず歩きだしました。

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大井町駅への道中(都道420号沿い)

 

さすがに品川区の主要駅の一つで、JR東や東急電鉄、東京臨海高速鉄道の路線が乗り入れている大井町駅に近づいているだけあって通行人も車もかなり増えてきます。明らかに背の高い建物も増えてきています。大井町線の高架のすぐ横を並行して歩いていくと…

 

大井町駅

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大井町駅

 

大井町駅に到着しました。ゴールです。大井町線改札を出てすぐ右折し歩いていくと色々な飲食店が並ぶアーケードがあって一度飲み歩いてみたいなと思っていたのですがどうも疲れてしまっていたので気力が起きず、すぐに帰ることとしました。毎回こんなことを言っているような気がしますね(本当に探検してみたい気持ちはありますが、毎回疲労困憊だったり、時間がなかったりで行けてないんです…)。コロナウイルスが落ち着いたら行ってみたいところがたくさんありますので、収束するまでは無事健康でいたいものだなあと思います。大井町駅については過去の記事でも取り上げていますので、これ以上深堀するのは控えます、というかこれ以上深堀できません(↓記事参照ください)。  

 

以上、東急電鉄8路線の最後の沿線歩き 東急大井町線編の詳細でした。

 

【総括】

大井町線はなかなかモチベーションの維持に苦戦した沿線歩きになりました。確かに二子玉川駅周辺や大岡山駅周辺などはアクセントがあって楽しかったのですが、荏原町駅~下神明駅の住宅街ゾーンは変わり映えしない景色続きでかなり厳しかったです。大井町駅スタートだったら後半に見どころがあってまだ楽だったかもしれませんね。ただ歩いてみて感じたのは東急線の中でも大井町線は華やかさに欠ける路線ではあるかもしれませんが、東急電鉄の他多くの路線と接続していてグループの中でも重要な役割の担っていることは感じ取れました。まさに縁の下の力持ちといったところでしょうか。また、沿線地域は駅を中心とした商店街が形成されていること多く生活に密着した路線だということもわかりましたね。そういった生活の営みを見ながら散歩するのもよいかもしれません。沿線歩き自体は距離は少し長く、精神面での飽きという要素も加わってきて、あまり初心者向けではありませんが、興味のあるの方には挑戦してみていただきたい路線です。

 

以上が鉄道沿線歩き第0弾第8部の”東急大井町線編”でした。ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

第8回にわたる東急線シリーズも今回が最後になります。ご覧いただきましてありがとうございました。後日、東急線沿線歩きのまとめ記事を作ろうと思いますが、それ以降はひとまず鉄道沿線歩き旅についてはしばらく記事にしません(というかできません。ストックが尽きてしまいました)。次回沿線歩き旅について記事にするのはコロナウイルスが少し収束してからになると思います。それまでは別のネタで記事を書いていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

東急線まとめ記事は↓です。

【鉄道沿線歩き旅】Case0-7 東急目黒線編

今回は私がSNSを始める前にやっていた鉄道沿線歩き旅 東急線第7弾の”東急目黒線編”をお届けしたいと思います。ちなみに目黒線の中でも東横線と並走する区間の田園調布駅~日吉駅間はすでに歩いたことがあるので今回は省略しました。

 

目次

・概要

・レビュー

・詳細

・総括

 

 

【概要】

路線:目黒線(東急電鉄)

実施日:2019年10月13日

歩行経路:

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歩行距離・時間、消費カロリー:

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当路線は目黒駅と日吉駅を接続する路線。目黒駅~田園調布駅は単独の線路を走行しますが、田園調布駅~日吉駅間は東横線と並走する区間になっています。路線距離は全区間で11.9km、単独区間(目黒駅~田園調布駅)で6.5kmです。目黒線のルーツは↓の記事で紹介した目蒲線です。 

2000年に目蒲線が東急多摩川線と目黒線に分割されることで誕生し、その時に田園調布駅~武蔵小杉駅間が目黒線に編入されます。そして2008年に武蔵小杉駅~日吉間も目黒線に含められることになり現在の形になりました。目黒線の単独区間は品川区と目黒区、そして大田区の境目辺りを走行していて、特に品川区と目黒区の境目(目黒駅~洗足駅)は他の鉄道路線もなく、沿線に住む人々を山手方面や横浜方面に運ぶための役割を担っています。

 

 

【レビュー】

距離    :☆

起伏    :☆☆☆

快適性:☆☆☆☆☆☆☆

利便性:☆☆☆☆☆☆☆

充実度:☆☆☆☆☆☆

難易度:☆☆

10段階評価です。

*あくまで個人の意見です。

 

レビューの評価基準

距離:歩行距離は8km程度。1時間で歩くには難しい距離ですが、他の長距離路線のことを考えて評価すると☆1です。

 

起伏:意外とアップダウンがあった印象です。目黒駅~不動前駅間に結構急な勾配があって驚きました。下りだったので楽でしたが。トータルで見ると息切れするような坂は少なかったので☆3で

 

快適性:他の東急線と同様に舗装はされていますが、線路沿いは歩車分離が進んでいないところが多いです。ただ車も少ないのも同様で気になりません、☆7に。

 

利便性:駅前にはスーパーやコンビニがあります。駅間は住宅街なので補給やトイレは少し不安があるかもしれません。☆7ですかね。

 

充実度:都会感のある目黒駅や奇妙な建物が立ち並ぶ大学など沿線の景色が様変わりするので苦痛は少ないです。少し住宅街が多かったので、飽きが来るとしたらその点でしょうか。☆6ですかね。

 

難易度:距離は10kmは超えないので、気軽な気持ちで歩けます。起伏については下りが多い気がしてそこまで気になりませんでしたが、田園調布駅スタートの目黒駅ゴールとする今回のコースを逆で行くと上り坂が多く辛いかもしれないなとは思いました。難易度は☆2にします。

 

 

【詳細】

前回は穏やかな街並みの世田谷線を満喫しました(↓記事参照)。

東急線の中で残る路線は目黒線と大井町線ですが、乗る機会の少なかった目黒線を東急線第7弾の沿線歩き対象路線として選びました。目黒線の中でも田園調布駅~日吉駅間は過去の沿線歩きでも歩いていましたので、今回の対象は目黒駅~田園調布駅の目黒線単独区間を歩きます。スタートは目黒駅からとしました。

 

目黒駅

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目黒駅

 

目黒駅は山手線一周編で訪れた以来ですね(↓記事参照)。

前回記事で説明したようにあまり下車したことない駅なので、深堀した説明はできないです。ただ、目黒駅はJR東日本は山手線、東急は目黒線、東京メトロは南北線、都営地下鉄は三田線と各社の路線が接続されていて交通の要衝です。駅前も高層のビルが立ち並んでいてアマゾンの日本法人が本社を移したことも話題になっていましたね。今後益々発展していくのではないでしょうか。実はこの沿線歩きの時、携帯の充電器を忘れてしまっていて電池の消費を抑えるために写真は少なめになっています。ご了承ください。目黒線に沿って歩いてきます。

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不動前駅への道中1

 

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不動前駅への道中2

 

目黒線沿いの杉野服飾短大とかがある細い道を歩いてきました。しばらくは平地だったのですが、やがて下り坂に。なかなか急な勾配で駆け下りるような感じで歩いてきました。この辺りはまだまだ高いマンションが多数林立しています。坂を下り、線路沿いを歩いていくと…

 

不動前駅

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不動前駅

 

不動前駅に着きます。駅名の由来は目黒不動尊(瀧泉寺)の最寄り駅ということに起因しているようです。駅周辺には商店街が広がっていて、整然とした街並みというよりかはごちゃごちゃした印象です。駅舎については東急多摩川線や世田谷線の駅に比べて立派なように感じます。先へ進みます。

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武蔵小山駅への道中1

 

住宅街の中を進んでいきます。一軒家もありますが、集合住宅も多いですね。東急線の中でも一軒家が多い沿線もあれば、集合住宅の割合が多い沿線もあり、それぞれの路線に色が出ているなと思いました。

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武蔵小山駅への道中2

 

しばらく歩いていると武蔵小山駅が見えてきます。駅の周辺は再開発中の様で工事が進んでいます。駅前にはタワーマンションも建っていて賑わいがあるように見えました。少し行くと…

 

武蔵小山駅

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武蔵小山駅

 

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武蔵小山駅周辺

 

武蔵小山駅に到着します。この駅は乗降客数も多く目黒線の中でも主要駅の一つなだけあって駅周辺は知名度のある武蔵小山商店街や駅ビル、タワーマンション等の華やかさがあり、行き交う人も多く栄えています。ちなみに略称は「ムサコ」であり、武蔵小杉駅、武蔵小金井駅と略称を巡って争っているという話があるそうです。休まず先へ進みます。

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西小山駅への道中

 

武蔵小山駅からしばらく住宅街が続きます。往来する人はそこそこいるので、歩いていても孤独さは感じません。天気も良く歩いていて気持ちよかったですね。やがて…

 

西小山駅

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西小山駅

 

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西小山駅周辺

 

西小山駅に着きました。この駅もきれいな駅ビル、マンションがありアーケードの商店街もありました。なんとなく武蔵小山駅に似た街並みだなと感じました。目黒線には新しさと古さが入り混じった雰囲気の街が多いのかなという印象があります。ベンチで少し休憩し、次の駅へ向かいます。

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洗足駅への道中

 

西小山駅から住宅街の細い道を歩いていきます。目黒線の駅前は個性があって印象に残りますが、駅間はあまり変わり映えしない景色が続いているような気がします。線路に並行している緩やかなアップダウンが続く道を歩いていくと…

 

洗足駅

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洗足駅

 

洗足駅に着きました。西小山駅、武蔵小山駅に比べ、駅前は質素な装いですね。ただ、駅にはドトールや東急ストアが併設されていて、前回の世田谷線の駅と比べて施設が充実しているなと感じました。ちょうど電車が到着したのか駅から人が出てきていて、落ち着いた駅の割には行き交う人が多かったことに驚きました。さらに先へ。

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大岡山駅への道中1(北千束五差路交差点)

 

線路に沿って歩いていると北千束五差路交差点に着きます。環七通りと交差しているだけあってかなり規模の大きな交差点でした。日も徐々に傾いてきていて写真も逆光気味ですね笑 歩いていて気になったのが「洗足」と「千束」の違いです。ざっと調べてみたところ元は千束という地名だったのですが、日蓮が池上に向かう際に池(現在の洗足池)で足を洗ったことから洗足という地名が一部で用いられるようになったという歴史があるみたいです(間違っていたらご指摘ください)。環七通りを横断し、さらに線路沿いを進みます。

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大岡山駅への道中2

 

交差点を抜けるとしばらく直線の道を歩いていくことになります。やがて…

 

大岡山駅

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大岡山駅

 

大岡山駅に辿り着きました。この駅は東急病院と直結していて地下・1Fが駅で2F以上が病院というような構成になっています。外観は蔦に囲まれているという駅としても病院としてもかなりインパクトの建物になっています。駅の周辺には商店街が広がっていて人通りがかなり多かったです。他には東京工業大学の大岡山キャンパスがありました。奇抜な形の建物が多く、前述の東急病院も含めて面白い街だなと思いました。大岡山駅は大井町線と接続していて利用客も多く目黒線の中でも主要な駅の一つです。大岡山駅周辺を少し見て回った後、先に進みました。

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奥沢駅への道中1(富士見坂)

 

線路沿いを歩いていくと下り坂に至ります。なんでも富士見坂と呼ばれているようで天気が良い日は富士山を見ることができるとのことでしたが、この時は西日が強くて見えてなかったように思います。右前方にある三角形の形をした建物も東京工業大学の建物の一部らしいです。キャンパスの面積も広いようで目黒線と大井町線は大学のキャンパスにサンドイッチされるように走行しているようです。

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奥沢駅への道中2

 

坂を下り終えると線路と同じ目線で歩いて進めるようになります。奇抜な建物が多かった大岡山駅から離れたため、集合住宅、一軒家が立ち並ぶ落ち着いた住宅街になります。夕日に向かって歩いていくと…

 

奥沢駅

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奥沢駅

 

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奥沢駅前

 

奥沢駅に着きました。この駅はこの沿線歩きをやるまでは一回も下りたことのない駅で、正直聞いたこともなく影の薄い駅でした。ただ、来てみると意外と高い建物もあり、駅舎も古さが目立ちますが、それなりに大きな建物なので驚きました。駅前にいる人の数は隣駅の大岡山駅と比べ少なく、静かな時間が流れている印象です。駅前で少し休憩した後、この旅のラストウォークに挑みました。

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田園調布駅への道中1(環八通りとの合流地点)

 

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田園調布駅への道中2(環八通り横断ための歩道橋の景色_二子玉川方面)

 

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田園調布駅への道中3(環八通り横断ための歩道橋の景色_蒲田方面)

 

線路に沿ってひたすら住宅街を歩いていきます。この辺りはもう携帯の電池が切れそうでかなり急いでいた記憶しかありません。ウォーキングアプリを使いながらだと電池の消費が激しく、劣化が進んだ電池にはかなり負荷が重いようです。歩いていると以前見かけたような景色が見えてきます。東横線沿線歩きで見ましたね。

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田園調布駅への道中4

 

夕日に照らされた田園調布の街並みはきれいでした。田園調布駅の駅施設が見えていてゴールはすぐそこですね。そして…

 

田園調布駅

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田園調布駅

 

田園調布駅に辿り着きました。ゴールです。 東横線沿線歩き旅の時にも訪れた駅ですね。前回は通り過ぎるだけだったので今度こそぶらりとするかと思ったのですが、携帯の電池が瀕死だったので今回も諦めてしまいました。結構駅舎に力を入れている印象のある目黒線でしたが、この駅の建物は中でも特徴的ですね。駅っぽくない。周りの高級住宅街との調和を意識しているのでしょうかね。

 

田園調布駅~日吉駅

目黒線は田園調布駅以降は東横線と並走することになります。この区間は東横線編で歩いているので今回は省略です。ちなみに東横線編は↓記事です。

 

以上、東急目黒線の詳細でした。

 

【総括】

目黒線を歩いてみて東急電鉄の中でも特徴的な路線だなーと思いました。まず華やかな路線といえば東横線、田園都市線が挙がりますがそれには及びません。一方、素朴さでいえば東急多摩川線、世田谷線が該当しますが、それよりかは賑わいがあるという中間的な立ち位置です。ただ上で挙げた4路線において主要駅はきれいに改装されていますが、それ以外は古かったり、シンプルだったり駅舎に力を入れていないところが多いです。しかし目黒線は比較的駅舎は新しく、特徴的な駅舎(大岡山駅、田園調布駅)もあり、他の路線より駅舎に注力しているのかなと感じました。沿線も行き交う人はそれなりにいて歩いていて孤独感を感じることは少なかった上、駅では建物デザインのバリエーションが豊富で歩いていて楽しかったです。距離もさほどでも無いので初心者の方には是非オススメしたい路線ですよ!

 

以上が鉄道沿線歩き第0弾第7部の”東急目黒線編”でした。ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

次回は東急線のラストの東急大井町線編になります(↓記事参照)。

東急線まとめ記事は↓です。

【鉄道沿線歩き旅】Case0-6 東急世田谷線編

今回は私がSNSを始める前にやっていた鉄道沿線歩き旅 東急線第6弾の”東急世田谷線編”をお届けしたいと思います。

 

目次

・概要

・レビュー

・詳細

・総括

 

 

【概要】

路線:世田谷線(東急電鉄)

実施日:2019年9月29日

歩行経路:

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歩行距離・時間、消費カロリー:

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世田谷線は文字通り世田谷区内(下高井戸駅と三軒茶屋駅間を接続)を走行する路線です。都内に2つしかない軌道線の1つです。路線距離は5km。1925年に下高井戸線という名称で三軒茶屋駅~世田谷駅間で開業し、その年のうちに世田谷駅~下高井戸駅間が延伸され今の形になりました。世田谷線は近隣に住む住民の通勤通学用路線としてだけでなく東急田園都市線・小田急線・京王線と乗り継ぐことが可能な補助路線的役割も担っています。

 

 

【レビュー】

距離    :☆

起伏    :☆

快適性:☆☆☆☆☆☆☆

利便性:☆☆☆☆☆☆

充実度:☆☆☆☆☆

難易度:☆

10段階評価です。

*あくまで個人の意見です。

 

レビューの評価基準

距離:歩行距離は6.5kmと短く手頃です。☆1です。

 

起伏:殆ど起伏がありません、☆1が妥当です。

 

快適性:路面は全区間で整備されています。一方で、明確に歩道が設けられている区間は半分以下かなと思います。ただ車の往来が多いところは歩道があるのでほとんど気になりません。歩行者も多くないので快適でした。☆7です。

 

利便性:駅前は最低限のお店はそろっていて補給は問題ないですが、駅間は住宅街なので補給性もトイレも不安ですね。☆6かな。

 

充実度:23区内にあって非常にのどかな昭和感あふれる雰囲気を味わえて楽しいです。松陰神社もあるので観光性もあります。ただ、駅同士が似たような雰囲気だったので、メリハリのある旅にはならないかもしれません。☆5に。

 

難易度:距離も程よい短さで起伏もないので初心者に向きコースです。難易度は☆1です。

 

 

【詳細】

2週間前に東急線4路線(田園都市線・こどもの国線・東急多摩川線・池上線)を歩き、身体を休めるために1週空けて次の路線に挑戦することにしました。ちなみに前回記事は↓になります。

 

東急線の残りは3路線ですが、その中でも一度も乗車したことがない世田谷線に興味があったので、その沿線を歩いてみることにしました。スタートは京王線と接続する下高井戸駅からとしました。

 

下高井戸駅

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下高井戸駅駅舎

 

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下高井戸駅

 

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下高井戸駅前

 

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下高井戸駅周辺

 

スタート地点の下高井戸駅です。初下車の駅なので少しぶらりとしてみました。駅近くにはマンションが何棟か建っていて比較的築年数も経っていなさそうに見えるので新しい街かと思いきや、駅前市場をはじめとして道の狭いレトロ感溢れる商店街もあって新旧入り混じった街なのかなと思いました。面白そうな感じがしたので時間を見つけてじっくりと訪れてみたいですね。

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松原駅への道中1

 

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松原駅への道中2

 

線路脇を歩いていますが、長閑で非常に良い感じ。おしゃれのイメージの強い東急線とは空気感が違うように思いますが、他の東急線でも長閑な路線があり、第6弾にもなるとこういう雰囲気の沿線歩きにも慣れてきました。やがて…

 

松原駅

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松原駅

 

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松原駅前

 

松原駅に到着します。非常に質素な駅舎です。駅前もシンプルでバスターミナルやタクシー乗り場は見つかりません。商店も個人商店が多いですね。東急多摩川線の駅に近いものを感じました。先に進みます。

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山下駅への道中1

 

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山下駅への道中2

 

山下駅へと向かいますが、道中ほとんど人はいません。静かな道をただ一人歩いて進んでいきます。やがて…

 

山下駅

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山下駅

 

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山下駅周辺(ユリの木通り)

 

山下駅に着きます。駅舎は松原駅同様シンプルです。駅周辺はユリの木通りと呼ばれる500m程度の遊歩道が住宅地に沿って伸びています。近隣の住民の方はのんびりと散歩出来そうです。この山下駅の駅前商店街は道幅は狭かったのですが、松原駅よりも活気がありそうだと感じました。なぜかなーと思って商店街を歩いていたら、小田急線の豪徳寺駅が急に現れました。なるほど、豪徳寺駅と乗り換えができるから利用客が多くて賑わいがあるのだと理解しました。豪徳寺と山下…駅名に全く関係性がなさそうなので、まさか乗り換えできるとは思いもよらなかったです。豪徳寺駅の高架下を横切り世田谷線と並行して歩いていきます。

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宮の坂駅への道中1

 

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宮の坂駅への道中2(世田谷八幡宮)

 

豪徳寺駅の商店街を抜けると再び線路脇を歩くことができます。線路沿い歩いていると坂道になっていて、坂を下っていきます。その坂の右手には石垣が積まれた一帯があり鳥居が見えたので神社であることがわかりました。世田谷八幡宮というそうです。少しだけ境内に足を踏み入れましたが、木々も豊かで人も少なくリラックスできそうな場所だなと思いました。ちなみに上で紹介した坂が次の駅である宮の坂駅の由来になった坂とのことです。神社から道に戻り坂を下っていくと…

 

宮の坂駅

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宮の坂駅

 

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宮の坂駅前

 

宮の坂駅に到着します。駅前にはかつて世田谷線内を走っていた車両が展示されていました。さらにその隣には世田谷区の区民センターがあって世田谷線の駅近隣の施設の中では立派な部類の建物になっています。駅周辺は先ほど紹介した世田谷八幡宮がありますが、その他の見所はパッと見渡しましたが見つからず住宅街が広がっていました。

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ピザレストラン POCO 宮の坂店

 

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注文したピザ

 

宮の坂駅に着いた時には小腹が空いていたので、休憩がてら駅前のピザ屋"POCO"に入店しました。ピザの名前は忘れてしまいましたが、秋ということでキノコをふんだんに入れたピザを注文しました。手ごろなサイズで食べやすく、リーズナブルでおいしかったです。食事を終え、店を後にします。

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上町駅への道中1

 

ここらは集合住宅よりも一軒家が多いですね。この道を歩いていきます。

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上町駅への道中2

 

住宅街を歩いていくと都道427号にぶつかるので左折します。少し歩くと…

 

上町駅

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上町駅

 

上町駅に着きます。駅舎は相変わらずシンプルですが、特殊な構成になっています。上り線と下り線のホームは対面しておらず、斜め向かいに作られています。私が見てきた駅の中では初めての構成でした。上町駅を訪れたときは下調べをしていなかったので、観光スポットがなさそうな地味な駅という印象でしたが、調べて見ると彦根藩の代官所があった世田谷代官屋敷やボロ市通り等面白い場所があるようです。次の世田谷駅へ向かいました。

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世田谷駅への道中(世田谷通り)

 

世田谷通り沿いを歩いて進みます。今まで歩いてきた道とは違い、車の往来もあれば通行人も多く商店もたくさんあります。↑の写真の交差点で左折し、世田谷線の線路に近づき路地を右折し、進んでいくと…

 

世田谷駅

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世田谷駅

 

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世田谷駅前(区役所通り)

 

世田谷駅に到着します。集合住宅がそこそこ建っていて、世田谷線の今までの駅の中では規模が大きいと感じましたが、有名な区名を冠する駅の割には質素な感じがします。円光院という真言宗の寺院が駅の真横にあるのですが 、お寺の石壁が和風な空気感を出していて街並みを良くしているように感じました。次の駅へ向かいました。

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松陰神社前駅への道中

 

線路沿いには今までになくマンションが建ち並んでいて、世田谷線沿線歩きをしていてやっと都市っぽさを感じることができます。こんな道を歩いていくと…

 

松陰神社前駅

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松陰神社前駅

 

松陰神社前駅に辿り着きました。駅を見て思ったのは駅と住宅の近さ、ものすごい近いなと感じていました。後日、テレビ番組で住宅と駅の距離の短さについて全国ランキングを付けていましたが、世田谷線の駅は複数ランクインしていたのを見てやはりその時感じたことは間違えてなかったなと思いました。これまでの道中で取れ高が少ないと感じた私は少し寄り道をすることにしました。

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松陰神社鳥居

 

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松陰神社御社殿

 

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吉田松陰像1

 

寄り道の先は当然松陰神社です。駅前の商店街を進んでいくと辿り着きます。ここは幕末の偉人吉田松陰とその門下生を祀った神社で、江戸時代の長州藩主の別邸があった当地に建立されました。萩にある松陰神社も幼いころ訪れたことがあるので、これで両方の松陰神社を訪れたことになります。参拝を済ませ、境内をぶらぶらしました。

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松下村塾1(再現)

 

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松下村塾2(再現)

 

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松下村塾3(再現)

 

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吉田松陰像2

 

境内には松下村塾を再現した建物がありました。中には入れませんが、外から見るとそこまで大きくない建物でした。この建物の中から明治維新を成し遂げ、明治時代の政治を主導した偉人達を輩出したと考えると大成するには生まれ育つ環境も大事ですが、何かを成し遂げてみせるという強い意志・バイタリティが重要なんだなと気付かされます。そんな気持ちになりながら、松陰神社を後にして次の駅へ向かいました。

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若林駅への道中1

 

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若林駅への道中2

 

若林駅へは住宅街を抜けて向かいます。遠くに三軒茶屋のランドマークであるキャロットタワーが見えてきてゴールに近づいていることを実感でき、やる気が出して頑張っていたころだったと思います。歩いていくと…

 

若林駅

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若林駅1

 

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 若林駅2

 

若林駅に着きます。駅前は商業ビルはほとんどなく、住民の人は買い物とか行く場合、世田谷線に乗って三軒茶屋駅まで向かうのだろうなと思いました。三軒茶屋駅のすぐそばの駅なのに、閑静な住宅街の中に駅は建っていて世田谷線の穏やかさを体現した駅だと感じました。休まず先に進みます。

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若林駅周辺1(環七通り)

 

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若林駅周辺2(若林踏切交差点・環七通り)

 

若林駅を出てすぐ非常に大きな環七通りとぶつかります。これを横断し、線路沿いを歩いていきます。

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西太子堂駅へ向かう道中(正面の高層ビルはキャロットタワー)

 

線路沿いは相変わらずのどかです。思えば世田谷線の沿線はほとんどこんな様子で歩いていて、とても落ち着いて歩くことのできる路線だなと思いました。但し、この日はこの路線しか歩いておらず疲れていないからそう思えましたが、疲労した状態で歩いていた場合には変わり映えしない雰囲気にモチベーションの維持が大変だと思っていたかもしれません。そんなことを思いながら歩いていると…

 

西太子堂駅

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西太子堂駅

 

西太子堂駅に着きました。駅は完全に住宅街の中に溶け込んでいて、線路沿いを歩かず、地図も見ず、耳栓をした状態でこの駅を見つけろと言われてもわからないだろうなという感じでした。ちなみに駅には誰もおらず、駅前も商店が1つあるのを見ただけで、私が見たところ他のお店は見つけられませんでした。ついに世田谷線のラストウォークです。

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三軒茶屋駅への道中

 

さすがに三軒茶屋駅の近くだけあって歩行者も増えてきました。なんでも西太子堂駅と三軒茶屋駅間は300mしか離れていないみたいなので、両駅間の距離なら歩く人がほとんどなのでしょうね。そして…

 

三軒茶屋駅

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三軒茶屋駅1

 

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三軒茶屋駅2

 

三軒茶屋駅に辿り着きました。ゴールです。三軒茶屋駅は田園都市線沿線歩きでも訪れましたが、あちらは地下の駅だったので大した印象に残りませんでした。一方で、世田谷線の三軒茶屋駅はキャロットタワーに隣接し立派な駅舎だったので驚きました。今までの駅舎とは明らかに異なるデザインでした。ちなみに田園都市線沿線歩きの記事は↓です。

同じ東急線の三軒茶屋駅ですが、田園都市線と世田谷線の乗り換えに少し時間がかかりますね。街の紹介は↑の記事で少し触れているので今回は省略します。ゴールをした後、キャロットタワーに入居しているTSUTAYAに入りぶらぶらした後、帰宅しました。

 

以上、東急世田谷線の詳細でした。

 

【総括】

世田谷線は東急多摩川線と同様に距離は6.5kmと散歩にはちょうど良く起伏もほとんどないので気持ちよく歩くことができます。またレトロな街並みが続くこともあってそういう街並みが好きな人にもお勧めです。今回は沿線を歩き切るという目的に終始しましたが、アド街ック天国では太子堂の特集をしていて有名人が飲食を楽しむ街として紹介されていて興味を持っていたので、ぜひ別の機会に訪れたいと思っています。記事を読んでくださった方で良いお店をご存じの方は教えてください。

 

 

以上が鉄道沿線歩き第0弾第6部の”東急世田谷線編”でした。拙い上に長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

次回記事は↓です。

まとめ記事は↓です。

【鉄道沿線歩き旅】Case0-5 東急池上線編

今回は私がSNSを始める前にやっていた鉄道沿線歩き旅 東急線第5弾の”東急池上線編”をお届けしたいと思います。

 

目次

・概要

・レビュー

・詳細

・総括

 

 

【概要】

路線:池上線(東急電鉄)

実施日:2019年9月15日

歩行経路:

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歩行距離・時間、消費カロリー:

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池上線は品川区五反田駅と大田区蒲田駅を接続する路線。当路線は中原街道(五反田駅〜雪が谷大塚駅)と環八通り(雪が谷大塚駅〜蒲田駅)を並行して走行します。路線距離は10.9km。開業は1922年、日蓮宗大本山の池上本門寺へ参拝客を輸送するために設立された池上電鉄が前身です。当初は蒲田駅〜池上駅間しか繋がっておらず、1928年に蒲田駅〜五反田駅が接続し今の形態になりました。開業当初こそ参拝用の路線だった池上線でしたが、今では山手線の中でも有数の歓楽街、そして最近はベンチャー企業が育つ街として知られる五反田駅と大田区の商業中心地蒲田駅へ接続する便の良さや沿線の住宅街の発展に伴い、鉄道不毛(他社との競合がない)地域の通勤・通学用路線としての地位を確立しています。

 

 

【レビュー】

距離    :☆

起伏    :☆☆☆

快適性:☆☆☆☆☆☆

利便性:☆☆☆☆☆☆

充実度:☆☆☆☆☆☆

難易度:☆☆☆

10段階評価です。

*あくまで個人の意見です。

 

レビューの評価基準

距離:歩行距離は13.5km程度。散歩として考えると多少厳し目の距離ですが、沿線歩きとしては短めなので☆1です。

 

起伏:基本的には平坦な道ですが、雪が谷大塚駅~洗足池駅辺りでは起伏が厳しくなります。期間は短かったので☆3に。

 

快適性:路面状態は良いですが、歩車分離が出来ていないところが多いです。ただ、車通りは少ないのであまり問題にはなりません。商店街が多く道の幅に対して人は多かった印象です。☆6に。

 

利便性:駅付近ではあまり補給に困ることはないと思いますが、全体的にトイレには少し困るかもしれません、☆6です。

 

充実度:沿線景色は線路沿いの住宅街が大半ですが、大きな通りや商店街、池などバリエーションは豊かだと思います。起伏もあるのでメリハリもあります。住宅街続きの部分のモチベーションをどう保つかが人によって評価が分かれるかもしれません、☆6です。

 

難易度:距離は長くは無いので初心者の方にもとっつきやすいと思います。起伏とかモチベーション維持を含めると☆3程度ですかね。(私が歩いた時は、前日40km歩いて当日も10km歩いていて足の疲労があったので、体感では☆6ぐらいに感じていました)

 

 

【詳細】

東急多摩川線の沿線歩きを達成し、蒲田駅にいましたが、この日はまだ10km程度しか歩いていなかったので、心理的にはまだ余裕でした(肉体的にはなかなか厳しかったですが)。ちなみに東急多摩川線の旅は↓です。

日もまだ高く、「まだ行ける」と思ってしまい蒲田駅の駅ビルで長めの休憩を取った後に蒲田駅と接続するもう一つの東急線、池上線沿線歩き旅をスタートしてしまいました。

 

蒲田駅

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蒲田駅前

 

蒲田駅の紹介は3回目なので詳細は省略します。大きい街ですが庶民的な感じがあります。この駅にはお気に入りの台湾まぜそば屋がありますのでいつか紹介できたらと思います。

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蓮沼駅への道中

 

蒲田駅〜蓮沼駅は線路のすぐ脇を歩くことができます。この辺りは蒲田駅に近いこともあって住宅街が広がっています。一軒家は少なく、マンションなどの集合住宅が多いです。後は小さな商店、飲食店がぽつぽつとあった印象があります。線路沿いを歩くと…

 

蓮沼駅

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蓮沼駅1

 

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蓮沼駅2

 

蓮沼駅に着きます。駅前は線路を横切るように都道11号線が通っています。駅周辺にランドマーク的な建物はなく、ごちゃごちゃとしている印象が強かったです。歩行者も少なく蒲田駅の隣にある割には静かな町だなと思いました。この辺りに住んでいる人は買い物には歩いてor自転車で蒲田駅周辺に行くんですかね、交通の便は良さそうです。

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池上駅への道中

 

線路沿いは相変わらず住宅街でしたが、徐々に一軒家も増えてきます。この1~2時間前に歩いていた東急多摩川線の景色に似ているかもしれません。やがて…

 

池上駅

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池上駅

 

池上駅に到着しました。昔来たことがあったのですが、こんな駅舎だったかなーと思って調べてみたら、駅舎改装工事と駅ビル建設のために仮駅舎となっているみたいですね。新駅舎は2020年9月に開業予定らしいです。当駅は有名な池上本門寺の最寄り駅(徒歩10分程度)です。そもそも池上線は池上本門寺へ参拝客を運ぶために開業されたものなので当駅は池上線の歴史の中で最も重要な駅です。池上本門寺には一度御首題をいただきに参りました。境内に桜がたくさん植えられているので桜のシーズンに訪れてみるのをお勧めします。この旅では池上本門寺に行くと沿線から離れてしまうので、寄らずに先へ進みます。

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千鳥一丁目交差点

 

線路沿いを進んでいると大規模な千鳥一丁目交差点にぶつかります。ここは今まで歩いてきた都道421号池上通りと第二京浜が交差しているので車の往来が非常に多かったです。この交差点を直進し沿線を歩きます。すると…

 

千鳥町駅

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千鳥町駅

 

千鳥町駅に着きます。この駅も今までと同様大きな商業施設はなく小さな商店が立ち並び、他は住宅街が広がっています。元々この駅は近隣にあった慶應義塾大学所有の運動場に因んで慶大グランドという駅名で営業していましたが、やがて駅名を当地の地名に因んで千鳥町駅としたという歴史があるようです。さらに進みます。

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久が原駅への道中

 

線路沿いを歩いてきましたがだいぶ一軒家が増えてきたイメージです。ここら辺を歩いていた時がゴールの五反田駅が果てしなく遠く思え、一番精神的に辛かったような気がします。普段スマホで地図をちょくちょく確認しながらこういう旅をしているのですが、五反田駅に対して迂回しながら進むルートで歩かなければいけませんでしたので、疲労しきっていても一直線にゴールに向かえないことを知り心がすさんでいました。やがて…

 

久が原駅

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久が原駅

 

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久が原駅前

 

久が原駅に着きます。久が原駅も今までの駅同様駅舎は簡素な構造をしています。この駅は商店街が広がっていてそれなりに多くの人が行き交っていました。個人的にはこれくらいの賑わいの商店街は温かさを感じられて好きですね。大型商業ビルはなく、おしゃれな若者の買い物は池上線で移動しなければいけないかなと思いました。次の駅へ。

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御嶽山駅付近陸橋からの眺め

 

御嶽山駅付近まで歩いてくると突如として道中に陸橋が現れます。しかし階段を上るというわけでなく、橋の下をくぐる線路を見下ろせました。この線路は東海道新幹線、湘南新宿ラインが走行しているようです。

 

御嶽山駅

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御嶽山駅

 

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御嶽山駅前

 

陸橋を渡ると御嶽山駅に着きます。久が原駅と同様に商店街が広がっていて賑わいがありました。また、この沿線では初めてイオン系列の店を見ました。普段はよく見るのですが、商店街とイオンが共存している光景はあまり見る機会がないので新鮮な感じがしました。この駅は付近に都立高校もあり通学客もいるため、池上線内では上位の乗降客数のようです。また駅名の由来は長野・岐阜県境の御嶽山に鎮座する御嶽神社の支社が付近にあることに因んだようです。先に進みます。

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雪が谷大塚駅への道中

 

沿線の景色は変わらず住宅街の脇を進んでいきますが、雪が谷大塚駅に近づくと東急電鉄の車両基地が見え、通行人も増えていきます。そして…

 

雪が谷大塚駅

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雪が谷大塚駅

 

雪が谷大塚駅に辿り着きました。駅舎の外見は池上線の駅の中では立派な部類に入ると思います。当駅の付近に環八通りと中原街道の合流地点があるので車の往来が多かった印象があります。この駅も商店街があるようですね。池上線のここまでの印象は派手さはないものの、商店街が多く存在し独自の生活圏が築かれているような気がします。雪が谷大塚駅でも休むことなく先へ進みます。

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石川台駅への道中1(中原街道沿い)

 

一度、線路沿いを離れて中原街道を歩きました。

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石川台駅への道中2

 

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石川台駅への道中3

 

再び線路に沿って歩くと、今までほとんどなかった起伏が出てきます。はじめは下り坂から。下りでは景色が良くこの辺りの閑静な住宅街を見渡すことができました。気持ちよく歩けます。ちょうど歩いているとお祭りをやっていたようで御神輿を担いだ集団がいましたね。そんな様子を横目に見ながら歩いていくと今度は上り坂になります。さすがに前日から歩き通しているので着実にダメージが蓄えられていきました。

 

石川台駅

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石川台駅

 

上り坂の中腹に石川台駅がありました。道は狭く車で付近を走行したとき対向車が来たら避けるのが少し大変そうな印象でした。通行人も雪が谷大塚駅や御嶽山駅と比べると少なめです。駅の周りも小さい店舗が多い石川台駅前商店街もありますが、基本的には静かな住宅街でした。休まず前へ進みました。

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洗足池駅への道中1(石川台駅の坂を上りきり、石川台駅方面を眺めた景色)

 

石川台駅は上り坂の中腹だったので、その坂の上まで上りきります。振り返るとなかなか良い景色ですが、結構な起伏だったと思い知りました。疲労も限界で次の駅で絶対休むぞと心に決めて歩いていました。しばらく高台を歩きます。

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洗足池駅への道中2

 

高台を歩いていると今度は下り坂になります。頼むからアップダウンを減らしてくれーと思っていました。

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洗足池駅への道中3

 

さらに歩いていくと次の駅が見えてきます。 

 

洗足池駅

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洗足池駅

 

洗足池駅に着きました。駅前には中原街道が通っているので、車の往来も多く賑わいがあるように見えました。この駅では近くに商店街はなさそうだなと思っていたのですが、調べると私がいた出口と線路を挟んで反対側には商店街があるみたいですね。見逃していました(洗足池に注目しすぎていたので…)。大きな商業ビルは相変わらずありません。

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洗足池

 

駅前からすぐのところに洗足池があったので向かいます。広い池ですね。近隣の方が休日に団欒するスポットとして使われているのでしょう、多くの家族連れがいました。私も池を眺めながら20~30分ほど休憩しました。幾分体力を回復できたので、先に進みました。

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長原駅への道中1

 

洗足池を出発し、緩やかな上り坂の中原街道を歩きます。そして洗足坂上の交差点を斜め右方向に進みます。

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長原駅への道中2

 

すると中原街道からは外れ、道幅の狭い住宅街を通り抜ける道に一気に様変わりします。通行人は0ではなかったので、寂しさはあまり感じずに歩くことができました。ちなみにこれ以降の道は起伏が激減します。やがて…

 

長原駅

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長原駅

 

長原駅に着きます。写真ブレブレですね笑 長原駅は地下にホームがある駅で駅ビルもなく、駅周辺には商店街が広がっていることから、商店の並びの中に急に駅の改札口が現れる感じがあり少し驚きました。駅っぽさがなく完全に商店街に馴染んでしまっています。洗足池で休んだのですが、小腹も空いていたので駅横のロッテリアで腹を満たしながら休息しました。ハンバーガーを食べ終え、次の駅へ向かいました。

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旗の台駅への道中1

 

次駅の旗の台駅向かう途中、環七通りとぶつかります。歩道橋でしか渡れないと思い歩道橋を利用したのですがよく見ると横断歩道ありましたね。無駄な体力を使ってしまいました。さらに進みます。

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旗の台駅への道中2

 

旗の台駅に近づくにつれて、背の高い集合住宅が増えてきます。さらに踏み切りを渡ると…

 

旗の台駅

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旗の台駅

 

旗の台駅にたどり着きます。旗の台駅は東急大井町線に乗り継ぐことが可能で乗り継ぎ客も含めた乗降客数では池上線内で第3位という主要駅の1つです。この駅も例にもれず商店街が広がっているのですが、他の駅よりも規模が非常に大きいです。近辺には大学や中学・高校があり学生街としての一面もあるので若者も多いです。また、池上線沿線歩きの中で唯一の高層ビルがあるのもこの駅の特徴。そのビルとは昭和大学病院の建屋になります(旗の台駅への道中2の写真に写っています)。この駅では休まず次の駅へ向かいました。

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荏原中延駅への道中1

 

完全に住宅街を歩いています。地下に線路にあって見えないため、沿線歩きをしている気分はしませんでした。

 

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荏原中延駅への道中2

 

荏原中延駅に向かっていると昭和通りというレトロ感溢れる商店街が現れます。商店よりも住宅が多いような気がします。そして…

 

荏原中延駅

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荏原中延駅

 

荏原中延駅に到着しました。この駅も地下駅になっていて、長原駅と同様に商店街に囲まれているので唐突に街中に現れます。ただ長原駅より駅舎に駅っぽさが出ているので目立つ印象でした。当駅の周りには「サンモールえばら商店街」「なかのぶスキップロード」「昭和通り商店街」という3つの商店街に囲まれていて近隣住民の生活を支えているようです。さらに先へ。

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なかのぶスキップロード(中延商店街)

 

先ほど紹介した商店街なかのぶスキップロードの入り口です。アーケードがずいぶん先まで続いています。今回はこの道は通らずに歩いていきます。

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戸越銀座駅への道中

 

道中は相変わらずの道の狭い住宅街です。代わり映えしない景色にモチベーションの維持が大変でした。やがて…

 

戸越銀座駅

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戸越銀座商店街

 

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戸越銀座駅

 

戸越銀座駅に到着します。一時期頻繁にテレビでも取り上げられていた戸越銀座商店街があります、たぶん全国的でも有名ですよね。まずは駅舎について紹介しますが、質素なつくりの多い池上線の駅にあってかなり個性が出たつくりになっています。写真でも何となくわかるんじゃないかなと思います。グッドデザイン賞と土木学会の賞を受賞しているようです。商店街に話題を移すと、今までの商店街とは比べ物にならないくらい大規模です。商店街の広さ、商店の数、観光客の多さが別格で、さすがテレビに取り上げられるだけあるなと思いました。人が多かったので、通行し辛さが多少ありましたね。様々なお店があって食べ歩きとかしてみたいと常々思っていたのですが、先ほど食べたロッテリアのハンバーガーで腹を満たしていたので、この時は「食べ歩きは別にしなくていいや」と思って、ただ通り抜けるだけとなってしまいました。後悔しています。商店街を歩き戸越銀座交差点にぶつかるとそこで左折し、第二京浜上を歩いていきます。

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大崎広小路駅への道中

 

第二京浜をしばらく歩いた後、通りを外れ住宅街を進みます。先ほどまでの住宅街と異なり集合住宅の割合が増えてきた印象がありました。そしてこれより道がさらに狭くなり大崎広小路駅まで続いてきます。

 

大崎広小路駅

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大崎広小路駅前

 

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大崎広小路駅

 

狭い道を抜けると大崎広小路駅に着きます。駅の入口側はかなり道幅の広い都道317号が目の前を通り抜けています。今までのどこかレトロ感漂う駅とは様変わりし、商業ビル、ガラス張りの建物、高層マンションが建ち並ぶ今風の繁華街・街並みが広がっています。この駅は五反田駅までは電車に乗る必要がないくらい近く(駅間は340m程度)にあります。そのため、駅前は大崎広小路駅の街並みというより五反田駅の駅前の街並みが大崎広小路駅までつながっているという表現が正しいかもしれません。ちなみにJRの大崎駅にも歩いて行ける距離にあるので駅の必要性は少し薄いのでしょうか、乗降客数は池上線の中でも下位になります。前日から60km以上歩いているので正直ボロボロでしたが、ゴールが見えていたので、気持ちを整えてラストウォークをしました。

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目黒川

 

五反田駅に向かう途中、桜の名所として知られている目黒川を橋で渡りました。まあ、有名なのは中目黒駅の方ですが…。桜のシーズンにはこの目黒川には散った桜の花びらがたくさん浮かんでいる光景を見ることができます。余談で、写真も撮っていませんが池上線の高架下にはいい感じの飲食店が建ち並んでいて一回訪れたいなーと思っています。誰か行ったことある人はコメントください。そしてついに…

 

五反田駅

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五反田駅

  

五反田駅に到着します。五反田駅の紹介は2回目になりますね。ちなみに1回目は↓です。お時間があれば見てください。 

この前、アド街ック天国で五反田駅を特集していましたが、最近はベンチャー企業のオフィスが五反田駅周辺に設けられることが多いようですね。五反田というと繁華街のイメージが強かったので新たな発見でした。アド街でも紹介されていましたが、↑の写真には人気のうどん屋のおにやんまが写っています(人が集まっているところです)。いつも行きたいなと思いつつ、混んでいることが多いので別の店に行ってしまいます。次に五反田駅に行く機会があれば寄ってみたいと思います。私はその隣にあって山手線の高架下にあるきみはん五反田店の中華そばを食べるのが好きですね。ぜひ行ってみてください。その他に五反田と言えば、ミート矢澤ですね。タイミングを見つけて食べに行きたいと常々思っております。こうやって記事を書いてみると五反田駅は個人的にはグルメスポットでもあるなと思いました。このときはお腹が空いていなかったので、どこにも寄らずに電車に乗って帰宅しました。

 

以上、東急池上線の詳細でした。

 

【総括】

池上線は歩行距離13km程度と運動としてのウォーキングと考えると程良い距離かなと思うのでお勧めです。起伏があってそれなりにハード部分もありますが、一部区間のみでそれ以外はほとんど平地ですので、メリハリと考えれば許容できると思います。沿線は住宅街が多く飽きるかなと歩く前は思っていたのですが、商店街のバリエーションや洗足池、石川台辺りの高台から見る景色等のおかげで意外と楽しむことができました。ぜひ多くの方に挑戦していただきたいなと思います。

 

以上が鉄道沿線歩き第0弾第5部の”東急池上線編”でした。拙い上に長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

次回記事は↓です。

 

まとめ記事は↓です。

【鉄道沿線歩き旅】Case0-4 東急多摩川線編

今回は私がSNSを始める前にやっていた鉄道沿線歩き旅 東急線第4弾の”東急多摩川線編”をお届けしたいと思います。

 

目次

・概要

・レビュー

・詳細

・総括

 

 

【概要】

路線:東急多摩川線(東急電鉄)

実施日:2019年9月15日

歩行経路:

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歩行距離・時間、消費カロリー:

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当路線は多摩川駅と蒲田駅を接続し大田区内で完結する路線。多摩川とほぼ並行で走行します。路線距離は5.6km。東急電鉄の前身、目黒蒲田電鉄が1923年に開業した目蒲線が東急多摩川線の元になっていて、2000年に目蒲線が東急目黒線と東急多摩川線に分割され、現在の形になっています。東京都と神奈川県の接続する通勤・通学の大動脈路線(東急東横線・京浜東北線等)は多摩川を渡るように走行しています。東急多摩川線は多摩川に沿って走行することで、そうした大動脈路線同士を接続する補助路線としての役割があります。

 

 

【レビュー】

距離    :☆

起伏    :☆

快適性:☆☆☆☆☆☆☆☆

利便性:☆☆☆☆☆

充実度:☆☆☆

難易度:☆

10段階評価です。

*あくまで個人の意見です。

 

レビューの評価基準

距離:歩行距離は6.3km。ウォーキングレベルです。☆1です。

 

起伏:起伏はほとんどなく、歩道橋を渡ったのが最大のアップダウンだったと思います。☆1に。

 

快適性:路面は舗装され、人も多くないので快適です。車道と歩道の区分がないところもありますが、そうした道は車通りが少ないので問題なし。☆8に。

 

利便性:駅前には商店がある場合が多いので補給可能。商業ビルは少ないのでトイレには少し困るかもしれません。駅間はほぼ常に住宅街なので補給、トイレともに少し難があり。☆5ですかね。

 

充実度:沿線はほぼ住宅街なので見晴らしはあまり期待できません。駅前が整然とした感じよりもごちゃごちゃした感じが好きな方は好きな路線かもしれません。良い意味で東急らしからぬ景色を見ることができます、☆3でしょうか。

 

難易度:距離は散歩と考えればちょうど良く、起伏もないので疲労も少ないです。初心者に向きのコースで難易度は☆1ですかね。

 

 

【詳細】

この日の朝にこどもの国線を歩いてきましたが、大した距離ではなく体力が残っていたので、もう一路線歩くかと考えました。ちなみにこどもの国線の記事は↓です。

調べてみて東急線の中でも、そこまで距離が長くない東急多摩川線が良いのではないかと思い、スタート地点と定めた多摩川駅へ向かいました。

 

多摩川駅

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多摩川駅

 

多摩川駅は2度目の紹介ですね。多摩川駅1度目の紹介記事は↓です。  

多摩川駅はあまり印象に残るような建物が周りにないため語れることがありません。なぜ印象にないのかと思い振り返ってみると特徴的な商業ビルがなく、駅周辺は極めて静かな住宅街だからだと思いました。今回東口から出て出発しましたが、駅の真ん前には田園調布せせらぎ公園という緑豊かな公園が広がっているので、繁華街的な賑やかさとは程遠い。住むには良い環境だと実感しました…(だからこそ田園調布のいうネームバリューがあるのでしょう)。ここから東急多摩川線沿いに歩いていきます。

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沼部駅への道中

 

道中、趣のある水路のわきを歩ける道がありました。おしゃれな道…さすが田園調布だなと感心して後日調べてみたら、どうやら写真左手の緑地の奥には三菱重工の保養所と寮があるようです。田園調布に寮を構えるとは…さすが、天下の三菱グループの御三家だけあって格が違います。羨ましい…。ひたすら続く住宅街を進んでいると…

 

沼部駅

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沼部駅

 

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沼部駅前

 

沼部駅に着きました。良く言えば非常に落ち着いた駅、悪く言えば住宅以外何もない駅といった印象。東急電鉄ってなぜかイケイケのイメージを持っていたのですが、複数回の東急線の沿線歩きの影響で考え方が変わってきました。駅舎も非常シンプルです。私の実家から少し移動したところにこんな感じの駅がありましたが、東京23区にもこんな雰囲気の駅があるのだと知れて親近感がわきました。ちなみにこの駅周辺には福山雅治の代表曲「桜坂」のモデルとなった桜の名所があるようです、意外ですよね。そんな沼部駅に別れを告げ、先に進みます。

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鵜の木駅への道中

 

東急多摩川線の大半の区間は線路わきに道が設けられており、線路の真横を歩くことができます。 終始のどかな沿線風景が広がっていました。さらに進むと…

 

鵜の木駅

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鵜の木駅周辺

 

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鵜の木駅

 

鵜の木駅に着きました。まず、感じるのは駅と近隣の建物の距離が非常に近いですね。道が狭く感じます。駅前の商店街も小さくまとまっていて歩いて回るのは楽そうです。ただガストや鳥貴族があったり、まだ沼部駅よりは人が集まるのかなと思いながら歩いていました。先に向かうため線路沿いを歩いていきます。

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下丸子駅への道中

 

ここまでの道中、住宅ばかりだったのでこんな感じで蒲田駅まで続くのかなと思いきや意外と背の高い建物もありました。やがて…

 

下丸子駅

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下丸子駅

 

下丸子駅に到着しました。 沼部駅、鵜の木駅と比べて駅周辺の道路幅が広く、商店も多く、大きな建物(大田区民プラザ)もあり、東急多摩川線内では主要な駅な感じがしました。実際に調べてみると意外なことにキヤノン本社の最寄り駅になっていたり白洋舎の本社もキヤノン本社の近くにあるビジネス街の一面もあるとのこと。意外過ぎて驚きました!!そのため、この路線にしては珍しく通勤客が多く利用する駅のようです。さらに先へ。

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下丸子駅前交差点

 

駅を少し出ると交差点があるので右折します。

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区民プラザ入り口交差点

 

区民プラザ入り口交差点で右折して環八通りに合流し、そのすぐ近くの千鳥三丁目交差点でも右折して環八通りから離れます。

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武蔵新田駅への道中

 

歩いていると線路沿いに出るので、沿って歩いてきます。穏やかな街並みが続いていきます。そのうち…

 

武蔵新田駅

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武蔵新田駅

 

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武蔵新田駅前

 

武蔵新田駅に着きました。歩いていたときは新田を「にった」ではなく「しんでん」と呼んでいました。地名の由来は新田義貞の息子義興を祀った新田神社からきているみたいです。駅前の様子は飲食店が他の駅よりも多いなと感じましたが、高層の商業ビルは見当たりません。気取る必要のない良い意味で庶民的な街という印象を受けました。街を行き交う人も結構多かったです。休まず先へ進みます。

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矢口渡駅への道中1(線路沿いの景色)

 

線路沿いは非常に空いていますね、快適に歩けます。そんな空いた道を直進すると第二京浜にぶつかります。第二京浜は車が渋滞状態になっていました。第二京浜と環八通りの交差点を横断して再び線路沿いを歩いていきます。

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矢口渡駅への道中2

 

線路沿いに大量の駐輪スペースがありました。歩いたときはガラガラでしたが、平日はフル稼働するんですかね…。相変わらず線路沿いは住宅が多いです。そして…

 

矢口渡駅

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矢口渡駅

 

矢口渡駅に着きました。駅名の由来は戦後直後ぐらいまで存在していた矢口の渡しからきているようです。まんまですね。シンプルな駅舎と洗練されておらず、どこか古めかしい建物が多い街並みがマッチしてました。この駅でまったりすることなく、すぐ蒲田駅へ向かってしまったのですが駅前には商店街があったようです。じっくり探検すればよかったと今となって後悔しています。いよいよ東急多摩川線のラストウォークです。

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環八通りの歩道橋からの眺め

 

環八通りを横断するために歩道橋を渡ります。この旅で1番のアップダウンでした笑 それだけ平坦な道のりだったということですね。

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蒲田駅への道中1

 

蒲田駅周辺は都会ですが、少し離れると閑静な住宅街が広がっています。

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蒲田駅への道中2

 

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蒲田駅への道中3(東急池上線の踏切)

 

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蒲田駅への道中4

 

蒲田駅に近づくにつれて背丈の高い建物が増えてきます。そして…

 

蒲田駅

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蒲田駅

 

蒲田駅に辿り着きました。蒲田駅は東急多摩川線と池上線、JR東の京浜東北線が接続する交通の要衝です。乗降客数も多い規模の大きな駅ですが、綺麗な街並みだけではなく庶民的な区域もある、気取らなくて良い街が多かった東急多摩川線沿線の街の正当進化系にあたる街かなと今回歩いてみて思いました。

 

以上、東急多摩川線の詳細でした。

 

【総括】

東急多摩川線を歩いてみて正直、東急電鉄を見直しました。私はこれまで東急の主要路線(東横線、田園都市線)ばかり乗っていたので東急線は煌びやかなイメージだと決めつけていました。そのため多摩川線の様に浮ついた駅(表現は正しくないかもしれませんが)がなく、沿線地域に根付いていて親近感の湧くような路線があると思っていなかったので何故か感動してしまいました。歩いてみて何となく利用者との距離感が近い感じがして良い路線だなぁと思いました。沿線歩きとしても難易度が低く、短時間で制覇できるのでオススメです。私は寄りませんでしたが、キヤノンの本社だったり、桜坂だったり意外な見どころもあるので行ってみてはいかがでしょうか。

 

以上が鉄道沿線歩き第0弾第4部の”東急多摩川線編”でした。拙い上に長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

次回記事は↓です。

まとめ記事は↓です。

【鉄道沿線歩き旅】Case0-3 こどもの国線編

今回は私がSNSを始める前にやっていた鉄道沿線歩き旅 東急線第3弾の”こどもの国線編”をお届けしたいと思います。

 

目次

・概要

・レビュー

・詳細

・総括

 

 

【概要】

路線:こどもの国線(横浜高速鉄道/東急電鉄)

実施日:2019年9月15日

歩行経路:

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歩行距離・時間、消費カロリー:

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上皇陛下と上皇后陛下の御結婚を記念して開園したこどもの国へ繋がる路線として1967年に開業した路線。当時は観光路線の意味合いが強く、高頻度運転の必要がなかったので、単線で運営されていました。しかし、1980年代後半からは沿線の住宅地化が進み、通勤路線化の需要が増加していきました。2000年に中間駅である恩田駅が開業し、電車が行き違えるようになり、通勤路線化を達成した歴史があります。路線距離は3.4kmです。

 

 

【レビュー】

距離    :☆

起伏    :☆☆

快適性:☆☆☆

利便性:☆☆☆

充実度:☆☆

難易度:☆

10段階評価です。

*あくまで個人の意見です。

 

レビューの評価基準

距離:歩行距離は4km以下で、完全に軽い散歩です。本当は☆半分としたいのですが、無いので☆1とします。

 

起伏:多少の起伏はありますが、体力的にほとんど影響しません。情けで☆2に。

 

快適性:路面は舗装されていますが、こどもの国通りでは歩道が無くなる部分がある上に、車通りが意外と多いのでかなり危険だなと感じました。そこが大幅減点で☆3に。

 

利便性:沿線にコンビニは少ないので、補給やトイレは心配です。区間が短いことは救いだと思います。☆3かな。

 

充実度:沿線は田舎風景と住宅街が広がっていて終始変わりません、長津田駅に近づくとやっと変わるくらいでしょうかね。☆2に。

 

難易度:距離が非常に短く初心者に向きです。但し、沿線歩きならではの達成感は得られないと思います。難易度は☆1です。

 

 

【詳細】

前日に田園都市線の沿線歩きを達成し、しばらく歩くまいと思っていたのですが何故か次の日も電車に乗ってしまいました。ちなみに前記事の田園都市線編は↓です。 

 

乗ったことのないこどもの国線に乗り、こどもの国駅へ。車内は家族連れが非常に多かったです。

 

 こどもの国駅

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こどもの国駅

 

終点こどもの国に駅着きました。駅前にはスーパーやコンビニが僅かにある程度で、他に商業施設は殆どありません。まさにこどもの国のために建てられた駅だと感じました。とはいえこどもの国線は通勤路線化されているので、住宅はそこそこあります。

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恩田駅の道中

 

こどもの国線の近隣にある住宅は一軒一軒の間が空いていて都会の住宅地とは違いますね。ゆったりとした街並みが印象的です。横浜市にあって程よい田舎感を味わえるとは思いませんでした。写真に写っている奥の緑地はこどもの国のようですね。

歩いて行くとこどもの国通りに合流しますが、歩行者には優しくなく、歩道が無い区間が多かったです。そうした場合、路肩を歩いていたのですが、空き地だったか住宅だったかの草が路肩にはみ出してきていて、避けるために車道にはみ出さなければならず、かなり危険だなと思いました。そんな道を歩いているとやがて…

 

恩田駅

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恩田駅

 

恩田駅に着きました。いやー何もないです。この日は結構気温が高かったので、水分補給をしたかったのですがコンビニは見当たらず、駅前の自動販売機で水を購入し、先に進みました。ずっと平地を歩けるかと思ったのですが、多少の上り坂がありました。前日の疲労もあって少し辛かったです。高台に上ると眼下には東急の車両基地があるみたいです複数の線路が敷かれていました。そんな車両基地を横目に見てずんずん進みます。やがて…

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長津田駅への道中

 

農地が広がる一帯を歩くようになります。うーん、何もなく見晴らしが良いです。長津田駅前にあるタワーマンションを見える位置にこんな農地があるとは知らなかった…発見ですね。恩田川を渡ると農地は姿を消し、住宅街に入ってきます。長津田駅に向かう途中坂道を上りますが、上り終えると途端に高層住宅が増えてきます。そして…

 

長津田駅

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長津田駅

 

長津田駅にたどり着きました。前日ぶりです。休日の午前中の長津田駅は人が少なく、駅構内も落ち着いた印象。訪れたばかりだったのと距離の短さから、特に前日感じたような達成感もなく次の沿線歩きのスタート駅に向かうのでした。

 

以上、こどもの国線の詳細でした。

 

【総括】

たった3駅しかないこどもの国線は非常に短い路線でした。前日の疲労が無ければ手応えがなさ過ぎたと思います。こどもの国線の駅は下町感というより田舎の駅だなあという感じを受けます。特に恩田駅の駅前は関東でも有数の施設の少なさで大変驚きました。この路線は横浜市内の秘境と呼べるのではないかと思います(本当の秘境はもっとすごいか…あくまで横浜市内に限った話です)。沿線歩きの初心者も楽に歩ける距離などでオススメしたいのですが、どのように宣伝するか悩むところです。とりあえず興味を持たれたら歩いてみると良いと思います。

 

以上が鉄道沿線歩き第0弾第3部の”こどもの国線編”でした。ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

次回記事は↓です。

東急線まとめ記事は↓です。

【鉄道沿線歩き旅】Case0-2 東急田園都市線編

今回は私がSNSを始める前にやっていた鉄道沿線歩き旅 東急線第2弾の”東急田園都市線編”をお届けしたいと思います。

 

目次

・概要

・レビュー

・詳細

    ※渋谷駅〜二子玉川駅区間

    ※二子玉川駅〜鷺沼駅区間

    ※鷺沼駅〜あざみ野駅区間

    ※あざみ野駅〜長津田駅区間

    ※長津田駅〜中央林間駅区間

・総括

 

 

【概要】

  路線:東急田園都市線(東急電鉄)

  実施日:2019年9月14日

  歩行経路:

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  歩行距離・時間、消費カロリー:

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東急田園都市線は東急電鉄2枚看板路線の一つで、都内有数の利用客数を誇る渋谷駅と東急電鉄が開発を主導した多摩田園都市を結んでいる路線。路線距離は31.5km。最初は1927年に二子玉川駅〜溝の口駅で開業し、1963年から田園都市線という名前が使われます(この時は大井町駅〜二子玉川駅〜溝の口駅という今の大井町線の区間が田園都市線と呼ばれています)。その後、1966年に溝の口駅〜長津田駅が、1977年に渋谷駅〜二子玉川駅が、1984年に長津田駅〜中央林間駅が延伸され、2000年に渋谷駅〜中央林間駅が田園都市線と定められます。この路線は住宅地域となっている多摩田園都市部に住む人の通勤通学を支えており、国内でも有数の混雑率を誇ったが、近年は大井町線への通勤客のシフト策を用いて混雑率緩和を実現しているとのことです。

 

 

【レビュー】

距離    :☆☆☆☆☆

起伏    :☆☆☆☆☆☆

快適性:☆☆☆☆☆☆☆

利便性:☆☆☆☆☆☆☆

充実度:☆☆☆☆☆☆☆☆

難易度:☆☆☆☆☆☆

10段階評価です。

*あくまで個人の意見です。

 

レビューの評価基準

距離:歩行距離は40km。1日で歩けるけど、それなりの頑張る必要のある距離ということで☆5に。

 

起伏:渋谷駅~溝の口駅辺りまでは起伏が少なく快適に歩けたが、溝の口駅を超えると起伏が増加し、中には厳しい上り坂も。それから終点まで頻繁に起伏が出てくるそこそこ大変な沿線だったので☆6に。

 

快適性:路面は基本的に舗装されています。全区間で見ても混雑しすぎて歩きにくいという場所は無く快適でした。ただ、歩道が明確になっていないだとか、歩道橋を使わざるを得ないところも所々あり、不便だと感じるところが多いです。☆7に。

 

利便性:基本的に駅前は店がそろっていて補給は容易ですが、駅間は住宅街を歩くことが多いので、コンビニがないエリアもあり補給やトイレ等に気を付ける必要があります、☆7に。

 

充実度:都会駅や住宅街、林間部、大きな道路等バラエティ豊かな顔を持つ面白い路線です。但し、頻繁に入れ替わるというより、同じ景色がしばらく続いた後、違う景色に代わり、その景色がしばらく続き、そしてまた違う景色に代わるというようにしばらく同じ景色と付き合わなければならないので、飽きを感じることもありました。だけど達成感はありましたね、今回は☆8に。

 

難易度:歩行距離はCase1の山手線一周編よりも短いものの、急勾配が何か所もあって体力の消費は同等程度、よって☆6に。

 

【詳細】

Twitterで沿線歩き旅を実況する前から歩いていた東急線の第二弾です。東急線の路線の中でもお気に入りの田園都市線を歩いてみました。前回の東横線・みなとみらい線編の1週間後に歩いています。ちなみに前回の記事は↓です。

スタートは前回同様で渋谷駅としました。

 

※渋谷駅〜二子玉川駅区間

 渋谷駅

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渋谷駅中央口

 

渋谷駅の説明はもう三回目ですね。さすがに書くネタに困ってきました。 撮影した場所はいつも多くの人が集うハチ公側ではなく、混雑具合が幾分マシなモヤイ像がある中央口・西口側です。最近リニューアルオープンした東急プラザ渋谷を背にして撮影しています(この時はまだ開業していません)。ちなみに別日に東急プラザを撮影してみました。

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夕暮れ時のセルリアンタワー東急ホテル(左)と東急プラザ渋谷(右)

 

さすが、渋谷ですね。高層のビルが多いです。ちなみにセルリアンタワーにも行ったことがあり、39階からの景色は絶景でした。ネタがないので関係のない写真で話題を作っているのをお許しください。

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セルリアンタワー東急39階からの眺め_昼間

 

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セルリアンタワー東急39階からの眺め_夜1

 

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セルリアンタワー東急39階からの眺め_夜2

 

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セルリアンタワー東急39階からの眺め_夜3

 

素晴らしい景色ですね。都内のタワーマンションからの景色はこんな感じに見えるのでしょうか。毎日この景色を拝めるならタワーマンションに住んでみたい気持ちが湧きます。こんな大都会渋谷を通る田園都市線の頭上、玉川通りを歩いて抜けていきます。

 

池尻大橋駅

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池尻大橋駅

 

歩いていると玉川通り沿いに地下駅の池尻大橋駅が現れます。通り沿いにある地下駅なので大きなロータリーなどはなく、雑多とした印象が強かったです。目に付くような建物がなかったので、特に記憶にも残っていませんでした。余談ですが、池尻大橋という橋はこの地には存在しないとのこと。田園都市線の渋谷駅~二子玉川駅間は元々路面電車が走っていて、当時の玉電池尻と大橋という停留所の中間地点にあったことから両停留所の名前をとって池尻大橋という名前が付いたそうです。そんな池尻大橋駅を出発します。

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玉川通り沿い三軒茶屋駅までの道のり

 

玉川通り沿いはとにかく車の往来が多いです。なので騒がしく、空気が良くない。早く離れたいと思いながら歩いていました。歩いているとやがて…

 

三軒茶屋駅

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三軒茶屋駅周辺

 

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三軒茶屋駅

 

三軒茶屋駅に着きます。いやーごちゃごちゃしています。ただ、池尻大橋駅よりも目印となる建物が多いです。特にキャロットタワーはこの付近では図抜けて大きいです(写真にもチラと写ってます)。知名度の高い三軒茶屋駅は田園都市線の中でも第3位の乗降客数を誇っている主要駅です。この駅には今までに何回か来たことあって、来るときは大抵東京餃子楼の茶沢通り店に寄って餃子を食べていきます。外で食べる餃子の中ではコスパが良いので、お気に入りです。

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駒沢大学駅までの道のり1(上馬交差点付近)

 

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駒沢大学駅までの道のり2(上馬交差点付近)

 

自分が歩いている玉川通りも交差する通りも大きいので、交差点の規模も大きいです。沿線歩き旅の醍醐味である景色の堪能は頭上を首都高が走っており、見晴らしが良くないため×。やがて…

 

駒沢大学駅

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駒沢大学駅

 

駒沢大学駅に着きます。これまでの駅同様、通り沿いの駅なので雑多としています。この駅は急行が停車しない田園都市線の駅の中では1番利用客の多い駅らしいです。また、駅に大学名がついているので、キャンパスは目の前にあるのかと思いきや見当たりませんでした。他にも駒澤大学の横にある駒沢公園にも行ったことないのでいつかこの辺を散策してみたいですね。駅を出発し玉川通りを少し歩いたあと、右折してしばらく歩くと…

 

桜新町駅

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桜新町駅

 

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桜新町駅前

 

桜新町駅に着きます。ようやく玉川通りを離れられ、幾分空気が良くなった気がします。意外だったのは人の往来が多かったことです。桜新町に人が集うスポットがあるのでしょうか?知ってる人がいたら教えてください。そして桜新町と言えば…

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桜新町ねぶたまつりの旗

 

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サザエさんの看板

 

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磯野家の銅像1

 

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磯野家の銅像2

 

サザエさんの街としても知られています。作者の長谷川町子さんが桜新町に住んでいて、モデルにしたことから駅前には銅像や看板など至るとこにサザエさんファミリーがいました。一時期見なくなっていたのですが、社会人になってからはサザエさんを見る習慣ができました。呑気な感じが安心できるからですかね。少し前まではサザエさんを見て翌日のこと(出勤)を思い出し憂鬱になるサザエさん症候群を患っていましたが、最近は純粋に楽しめるようになりました。脱線してしまいましたが、そんなサザエさんファミリーに別れを告げて先に進みます。

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用賀駅への道中

 

用賀駅までの道のりはこんな感じです。特徴は特にありません。行き交う人は少なかったですね。

 

用賀駅

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用賀駅1

 

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用賀駅2

 

歩いていると、一際大きな建物が見えてきます。建物の近くには円盤状の屋根があったので、何だろうと近くと用賀駅でした。田園都市線乗ってても用賀駅は降りたことなく小さな駅だと勝手に思っていましたが、意外と立派だったので驚きでした。大きな建物は世田谷ビジネススクエアというオフィスや商業施設が入居した28階建てのビルです。チラッと入ってみましたが、結構広そう。時間があればもっと探索したかったのですが、先を急ぐので断念しました。用賀駅を出て二子玉川駅へ向かいました。

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二子玉川駅への道中1

 

用賀駅に至る道中と同様の風景が広がっています。但し、瀬田の交差点にぶつかると人通り、車の往来は急増します。

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二子玉川駅への道中2(瀬田交差点付近)

 

瀬田交差点で玉川通りに合流し歩いて行きます。

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二子玉川駅への道中3(ザ・パークハウス 二子玉川ガーデン)

 

玉川通り沿いに立派なマンションがありました。後日調べるとザ・パークハウス 二子玉川ガーデンというそうで、内装をネットで見ましたが、とんでも無く高級そうです。生活レベルの違いを感じました、羨ましいです。

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二子玉川駅への道中4

 

高級マンションを横目に通り過ぎると高島屋が見えてきます、二子玉川駅は目の前です。

 

二子玉川駅

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二子玉川駅

 

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二子玉川駅前

 

やがて二子玉川駅に着きます。通称ニコタマです。この駅は百貨店の高島屋や商業施設・オフィス・高層住宅が複合した二子玉川ライズ等多くの人が利用するスポットがあります。私も以前はちょくちょくと二子玉川駅を訪れていましたが、成長著しい街ですね。知らないうちに二子玉川ライズがどんどん大きくなっていった印象です。東急グループって私のイメージでは他の鉄道会社に比べて不動産事業に注力している印象で、顕著だなと思うのが二子玉川駅周辺と後で出てくるたまプラーザ駅です。特に二子玉川駅については東急グループとして力を入れているようで「住みたい街から働きたい街に変えていく」みたいなことを就活の説明会で言っていたのを覚えています。

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渋谷駅〜二子玉川駅の歩行経路(緑丸〜11まで)

 

このエリアは田園都市線の東京都内区間です。この区間の前身は路面電車だということで、田園都市線はほぼ玉川通りの地下を走行していて駅も通り沿いに作られていることがほとんどです。また、渋谷駅や二子玉川駅は東急グループ肝いりで開発に注力しており、街並みが目まぐるしく変わっていきますが、その他の駅は昔ながら駅ということで、開発されつくしていて発展の余地が少なそうに思えます。どのように発展させていくか開発の得意な東急グループの腕の見せ所です。私も今後を見守っていきたいと思います。

 

※二子玉川駅〜鷺沼駅区間

二子玉川駅ではお店に入らないと休憩できなさそうだったので、そのまま次の二子新地駅を目指し出発します。

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二子橋からの眺め1

 

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二子橋からの眺め2

 

多摩川をかける二子橋を渡ります。二子橋の歩行者用のスペースは狭い上に、通行人は多かったので、少し混雑しておりました。加えて歩道を平気で通行する自転車が多いので少し危険だと感じました。二子橋からは多摩川と河川敷を見渡せます。二子新地側の河川敷では夏場になるとバーベキューをするためおおくの学生たちが集い混雑します。

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二子橋を渡り終えた地点

 

二子橋を渡り終えると、神奈川県川崎市に入ります。高架下を歩ける道があったので、そこを歩いていると…

 

二子新地駅

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二子新地駅

 

二子新地駅に着きます。高架下に改札が設けられていて駅前にスーパーはありましたが、駅ビルはなく雑多とした街並みでした。親戚が住んでいるのでたまに訪れますが、道が狭いなぁといつも思います。駅周辺は住宅街が広がっています。休まず先へ進みます。

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高津駅への道中

 

高架下を通り高津駅へ向かいます。二子新地駅~高津駅間は600mほどしか離れておらず、田園都市線内で最も短い駅間とのことです。特に目に付くもののない住宅街でした。やがて…

 

高津駅

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高津駅

 

線路沿いの住宅街を歩いていると、徐々に飲食店が増えていき、高津駅に到着します。駅の目の前を府中街道が横切っており、車通りが多い駅前。駅前には飲食店もそれなりにあるため二子新地駅よりは栄えているような印象でした。駅前を離れると再び住宅が増えてきます。次の溝の口駅を目指し住宅街を歩いてきます。歩いていると徐々に賑わいが出てきます。そして…

 

溝の口駅

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溝の口駅

 

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溝の口駅前

 

溝の口駅に到着します。溝の口駅は田園都市線だけでなく、東急大井町線やJR南武線との乗り継ぐことができる便利な駅で、田園都市線の沿線では渋谷駅に次ぐ第2位の乗降客数を誇ります。駅前には背の高いビルがあり、ペデストリアンデッキには乗り換えのために多くの人が行き交っていて賑わいがあります。この駅を歩いてみると栄えている感じがしますが、気取った感じがしないどこか下町感があって安心できる街並みです。特に溝の口駅西口商店街は雑多としていていい味を出していたと思います。この駅周辺の吉野家で昼食をして体力を回復し、先に進みました。

田園都市線の沿線歩き旅が始まって最初の関門が始まります。厳しい勾配です。事前に田園都市線に乗っていて、ここら辺は坂が多いなぁと認識して覚悟していたのですが、想定以上の長い坂道で体力をガンガン削られていきました。そして上ったと思ったらすぐ下る…何のために上らせたのだと文句を言いたくなります。 そして線路沿いに出たと思ったらまた上り坂…勘弁してください。その坂道を上ると…

 

梶ヶ谷駅

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梶ヶ谷駅

 

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梶ヶ谷駅前

 

梶ヶ谷駅に到着します。特徴的なのは一つ前の溝の口駅は高架駅だったのに、こちらの駅に着くと線路よりも高い位置を歩いているということ。勾配の多い路線であることがわかります。梶ヶ谷駅前は東急ストアや飲食店がそこそこありますが、繁華街ではなく、住宅街の中にある駅だという印象でした。駅のすぐ近くにあるクリーム色と青色が交互に塗られている田園ステーションテラスというマンションは線路沿いに横に長く建てられていて目に付きました。なんでもこの駅は多摩田園都市の入り口とされる駅の様で、田園都市線の開業に伴い発展していった新しい街とのことです。ここでは休まず先に向かいました。

線路を見下ろしながら少し歩いたところで右折、市民プラザ通りなるところを歩いているとやがて大規模な厚木街道とぶつかります。

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梶ヶ谷交差点の歩道橋から厚木街道を望む

 

厚木街道を渡る横断歩道はなかったので、地味に体力を消費する歩道橋を渡りました。さらに先に進みます。ここら辺も地味なアップダウンが続きます。やがて…

 

宮崎台駅

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宮崎台駅

 

線路沿いに出ると、電車とバスの博物館を横目に見ながら再び上り坂を進み、宮崎台駅に到着しました。ほんとに起伏が多いです。この駅も駅前に商業施設が複数あるものの高層ビルなどはなく、ベッドタウンの様相でした。歩いてきたのと反対側の出口に向かい、再び線路沿いを歩いていきますが、駅を出てすぐ坂道になっていたのでうんざりとしました。

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宮前平駅への道中1

 

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宮前平駅の道中2

 

アップダウンが本当に多いです。歩いていると下り坂でたまに景色が良くなりましたが心の余裕はなく、この辺りは体力もかなり奪われていて少しイライラしながら歩いていたと思います。そして…

 

宮前平駅

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宮前平駅

 

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宮前平駅前

 

線路沿いを歩いていると宮前平駅に到着します。宮前平駅を撮影した瞬間にスマホの電源が落ちてしまい、充電を余儀なくされました。ちょうど疲労で限界だったので駅前のベンチに座り、充電しつつ休憩しました。宮前平駅は銭湯好きの自分としてはよく訪れる駅です。湯けむりの庄によく行くからです。休日に銭湯でまったりとする幸せは何物にも代えがたいです。ただ駅から湯けむりの庄に行くときには非常に急な坂道を上っていきます。呆気にとられる坂道なのでぜひご紹介したいですが、この旅では訪れなかったので、興味のある方は湯けむりの庄と合わせて行ってみてください。少し宮前平駅の紹介をしておくと、この駅もベッドタウンですかねー。先ほど紹介した急勾配の坂道にもマンションが複数建てられています。ショッピングスポットはあるのでしょうか…パッと見た感じでは見当たりませんでした。充電休憩を終了し、先に進みます。

線路沿いを歩いていると、坂道がまた現れます。しかもひたすら上らされ続けるので、本当につらい区間でした。宮前平駅では頭上にあった線路を見下ろせるぐらい上ると…

 

鷺沼駅

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鷺沼駅

 

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鷺沼駅周辺

 

鷺沼駅に到着しました。この駅は田園都市線の急行停車駅ですが、どうも私の中では影が薄い印象(お気を悪くされる方がいましたら申し訳ありません)です。他の急行停車駅には複数回下車したことがあったのですが、この駅に関してはこの旅の前には一回だけです。商業施設・高層ビルも他の急行停車駅に比べて多くなく、乗り換えられる路線もないので訪れる機会が少なかったからかもしれません。駅周辺はマンションが多く、ここもベッドタウンのようですね。

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二子玉川駅〜鷺沼駅の歩行経路(11から20まで)

 

このエリアはこの旅の中で一番つらかった区間です。溝の口駅を超えるとほとんどの道でアップダウンがあって休まらない。特につらかったのが溝の口駅~梶ヶ谷駅間と宮前平駅~鷺沼駅間でしたね。多摩田園都市が起伏の多い土地を切り開き、街を開発していったことがよくわかりました。起伏意外に目に付いたのは住宅の多さですね。溝の口駅は乗り換えもあるので、商業施設も多くありましたが、他の駅は必要最低限な飲食店、スーパーを除けば住宅だらけで、この沿線に住み人たちがみな東京方面に通勤すれば、確かに田園都市線は混雑するだろうなと思いました。

 

※鷺沼駅〜あざみ野駅区間

鷺沼駅を出て、少し歩くと閑静な住宅街になります。相変わらずの坂道でげんなりしましたが、もはや慣れてきましたね。しばらく行くと…

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東名高速頭上の歩道橋からの眺め

 

東名高速の頭上を横切る歩道橋を歩くことになります。東名はやはり車の往来が多いですね。歩道橋を渡ると直線の坂道になります。その道を緩やか下っていくと…

 

たまプラーザ駅

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たまプラーザ駅

 

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たまプラーザ駅構内(改札外)

 

たまプラーザ駅に辿り着きます。このたまプラーザ駅は私が田園都市線の駅の中で一番好きな駅です。何より見た目が好きで、駅というより空港に似た感じがあります。この駅と似ている京都駅(酷評する人もいるようですが)や大阪駅も好きなので、私が単にこんな雰囲気の駅が好きなのでしょう。ここは駅そのものが商業施設になっているだけでなく、駅のすぐ隣には東急百貨店もあることからショッピングには困りません。このたまプラーザ駅は多摩田園都市の中心に据え、広場中心であることを念願したことから名づけられたとのことです。1966年の開業以来、多摩田園都市構想の中心地として開発が進められてきましたが、1980年代にこの駅周辺をモデルとした東京郊外のおしゃれな新興住宅街での生活を題材としたドラマが放送されたことで、この付近の住宅の人気に火が付き沿線価値が高まったらしいです。不動産の得意な東急グループが力を入れていることが駅舎から見て取れて楽しい駅でした。たまプラーザ駅には何度も来たことがありますので、特にとどまらず先を急ぎます。駅を出て目の前の道を歩いていると、交差点に当たります。

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たまプラーザ駅周辺の交差点

 

交差点では左折し、地味なアップダウンのある道を直進していきます。もうこの頃にはかなり体力を削られていたため、感情をなくして歩いていました。やがて…

 

あざみ野駅

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あざみ野駅

 

あざみ野駅に着きます。田園都市線にありがちな特徴である真ん前が坂になっている駅です。この駅は横浜市営地下鉄ブルーラインの終着駅で、横浜駅方面に乗り換えが可能なだけあって利用客は多く、田園都市線内では第4位の乗降客数です。写真を撮影した反対側の出口にはバスロータリーもあり、商業施設も立ち並んでいるため、比較的規模の大きな街です。駅を少し離れると住宅が立ち並んでおり、例にもれずこの駅の周辺もベッドタウンでした。

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鷺沼駅〜あざみ野駅の歩行経路(20から23まで)

 

短いですが一区切りとしました。この三駅はいずれも急行停車駅です。あくまで私の感想ですが、それぞれの駅には役割があって急行停車となっているのだと思います。鷺沼駅は車庫があり鉄道会社としては重要な駅であること、たまプラーザ駅は東急グループの推し進めた多摩田園都市の中心・モデル都市としての役割を担っていること、あざみ野駅は横浜方面に接続し、東急グループがカバーできていない客にも利用してもらうため、それぞれにそんな役割が課されているのではないかと思いました。歩いてみた感想としては前のエリアほどではないにしろやはりアップダウンが続いていて疲れるエリアでした。

 

※あざみ野駅〜長津田駅区間

 宮前平駅から休んでこなかったのであざみ野駅でしばらく休憩し足を休めました。痛みが出てきていましたが、体力がある程度回復したところで再開し、先に進みます。

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江田駅への道中1(MELONDIA あざみ野) 

 

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江田駅への道中2 

 

道中は変わらず坂道。もはや気になりません。何気なく撮った建物は三菱電機系の保養所?のMELONDIA あざみ野という施設でした。さすが大きな企業は良い施設を持ってますね。直進していくと東名高速の高架に当たります。そこから右折すると…

 

江田駅

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江田駅

 

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江田駅前

 

江田駅に着きました。目の前を高速道路と大きな厚木街道が通っており、かなり特徴的な駅前でした。駅舎はシンプルで大きな商業施設もなく、特に印象に残る感じはなかったです。ここのコンビニで大量のスポーツ飲料を買いあさり、駅前のベンチで少し休憩して先を目指しました。

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厚木街道沿いの街並み

 

ひたすら長い上り坂が続きます。写真からもわかる通り非常に車通りが多いです。上り坂もある程度行くと今度は下り坂に差し掛かります。

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市が尾駅交差点

 

道を下っていくと市が尾駅の交差点に着きます。そのまま街道沿いを進みたかったのですが、市が尾駅へ向かう必要があったので、歩道橋を渡り駅へ向かいます。

 

市が尾駅

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市が尾駅

 

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市が尾駅前

 

市が尾駅に着きました。駅の目の前には市が尾プラーザビルという住宅が建っており、バスターミナルやタクシー乗り場もそこそこ充実していて、東急ストアもあってなかなか住みやすそうな街だと思いました。調べてみると公共施設や学校などがあるみたいでバス、タクシーの利用客も多いから整えられているのでしょうか。そんな疑問を持ちつつ先へ進みました。

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鶴見川の景色1(上流方向)

 

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鶴見川の景色2(下流方向)

 

市が尾駅を少し離れると一気にのどかな風景が広がります。人通りがほとんどなくなり、歩いていても寂しさが増してきました。街灯もなさそうなので夜道は少し危険な気がします。この時は日が傾いているのにもかかわらず、ゴールの中央林間駅はまだまだ先であるため焦っていました。妥協して長津田駅までにしようかなとも思っていました。さらに進んで藤が丘駅に近づくとまた坂道が増えてきます。特に昭和大学藤が丘病院近くの坂道は勾配がかなりきつく、踏ん張って上ると息切れ状態がしばらく回復しませんでした。

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藤が丘駅近くの歩道橋からの眺め

 

その坂道のすぐそばに田園都市線の頭上にかかる歩道橋があったので、その橋を渡ると夕暮れ時の藤が丘の街が見えて思わず写真を撮りました。雲は多かったものの、それがまたいい味を出しているなあと思いました。そして線路沿いを下っていくと…

 

藤が丘駅

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藤が丘駅

 

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藤が丘駅前

 

藤が丘駅に着きました。先ほども述べましたが田園都市線はよく使っていたのですが、この駅にも下りたことはありませんでした。歩いてみた印象はとにかく勾配の多い街だなと思いました。駅前は意外と施設が揃っていて街並みも雑多とした感じはなく、閑静な住宅街という感じでした。坂道でかなり疲労していましたが、時間の焦りもあって休まず先へ進みました。

線路沿いを歩いていると、やはり上り坂。もう様式美ですね。坂を上り終えると…

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厚木街道頭上の歩道橋から青葉台駅方面を見た景色

 

眼下を厚木街道が通っている歩道橋に着きます。歩道橋からは青葉台駅がすぐそばにありそうだとわかる建物が見えてきます。歩道橋を渡り、線路沿いの道を上り下りしていきます。

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梅の花 横浜青葉台店

 

道中には立派な旅館かと思う建物がありました。梅の花という湯葉・豆腐料理を出す全国チェーン店の青葉台店とのことでした。

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青葉台駅周辺の坂道

 

青葉台駅は急行停車駅だけあって賑わいがあり、駅に近づくと人や車が急に増えてきます。そして…

 

青葉台駅

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青葉台駅

 

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青葉台駅バスターミナル

 

青葉台駅に到着します。駅前には商業施設が立ち並んでいてあざみ野駅以来の栄えぶりです。この青葉台駅ですが、田園都市線内では乗降客数が第6位と何とも言い難いですが、他の路線と接続しない単独駅という観点で見ると、東急線内で第1位、全国で見ても第4位という非常に好成績の駅です。商業施設だけでなく駅のすぐそばにはURの集合住宅が3棟建ち並んでいるのに始まり、駅を少し離れると完全な住宅街。溝の口駅辺りから始まり、青葉台駅辺りでもかなり多くの住宅が見られたことから東急の進めた多摩田園都市計画が巨大プロジェクトであったことを知ることができました。青葉台駅では夕食にパスタを食べつつ休憩し、残りの区間を歩くための体力回復に努めました。そして先に進みます。

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田奈駅への道中1

 

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田奈駅への道中2

 

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田奈駅への道中3

 

青葉台駅は高給取り住む街だと聞いていたので、街並みをチェックしていたのですが、確かに駅周辺の住宅は立派な家が多かった気がします。しかし駅から少し離れると、一般的な住宅街が広がっているようにも思えてきます。坂を下り、住宅街を歩いていると…

 

田奈駅

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田奈駅前

 

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田奈駅

 

田奈駅に着きました。この駅はこれまでの道中で一番、駅前施設の少ない駅だと感じました。実際のところはわかりませんが、そう感じさせられた理由としては駅のすぐそばに農地が広がっているからでしょうか。隣駅の青葉台駅の栄えぶりとは大きな違いを感じてしまいます。休まず先に進みます。

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田奈駅周辺の景色

 

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長津田駅への道のり1

 

前述の農地が広がっています。集合住宅も農地を超えた向こう側に見えています。人は多く住んでいるのかもしれませんが、歩いている道に関して言えば通行人はほとんどいませんでした。

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長津田駅への道のり2

 

歩いていると線路すぐ横を歩ける歩道に合流します。休日の夕方にだったので、昼間に渋谷等に出ていた人が田園都市線に乗り長津田方面に帰ってくる人が多いのでしょう、電車には多くの人が乗車していました。線路沿いを少し歩くと…

 

長津田駅

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長津田駅

 

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長津田駅前

 

長津田駅に到着します。長津田駅はJR横浜線やこどもの国線と接続する横浜市緑区内では最大の駅です。田園都市線内でも第5位の乗降客数です。駅前の様子の見てみるとタワーマンションが一棟、立派に建っていましたが、商業施設は少なめで意外と寂しい感じの街並みです。駅の周りには住宅はたくさんあるので、こちらも典型的なベッドタウンですね。商業施設の充実度で言えば青葉台駅の方が上のような気がしました。ともあれここまでくれば、ゴールの中央林間駅がやっと見えてくるという感じでモチベーションが上がりました。途中長津田駅でリタイアするかと考えていましたが、取りやめて最後まで歩きぬくことを決意しました。

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あざみ野駅〜長津田駅の歩行経路(23から33まで)

 

このエリアはTheベッドタウンという感じですね。特徴的な街は青葉台駅でそれ以外は閑静な住宅街が広がっています。起伏に関しては藤が丘駅周辺を除けば、勾配は幾分マシになってきたかなという印象です。結構日が傾いてきているうえに、長津田駅以降は栄えている印象がなかったので、暗い人通りの少ない道を歩くのかーと先のことを考えてモチベーションを維持するのがつらい区間でした。

 

※長津田駅〜中央林間駅区間

長津田駅に着いたときはもう疲労でボロボロでした。先を急ぎたい気持ちはありましたが、休憩しないとやっていられないので、駅構内のベンチで30分近く休ませていただきました。十分に休憩した後、出発しました。長津田駅の駅前を抜けて旧大山街道を歩いてきます。ある程度行ったところのY字路で右折します。すると…

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つくし野駅への道中

 

人通りが全くなく、住宅もまばらで不気味な道に差し掛かります。森村学園という学校のわきの道です。夜にこの道を歩くのは正直怖かったです。長津田駅を出て人通りが少なることは予想できていましたが想定以上でした。街灯と時々来る車に照らされるおかげで何とか安心することができます。これからもこんな道が続くのかと思うと辛いなあと思いながら歩いてきました。やがて…

 

つくし野駅

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つくし野駅

 

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つくし野駅の駅舎

 

真っ暗な中、つくし野駅に着きました。シンプルな駅舎で、駅前の広場も繁華街はなく落ち着いた街並みでした。というか暗かったので、人も少なく寂しい駅前だと感じました。長津田駅で休憩していたので、長居せずそのまま次の駅へ向かいます。

暗い一本道を進んでいると…

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すずかけ台駅への道中1(薔薇亭)

 

道中に風情のある門構えのお店が突如現れます。薔薇亭というお店のようです。食べログとかで見るとハンバーガーを提供しているカフェのようです。写真を見て食べてみたくなりました。この時は余裕がなかったので、立ち寄らず先へ向かいました。途中の交差点では左折し、やなぎ通りを進みます。

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満月1

 

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満月2

 

歩いていると満月が非常にくっきりと見えてました。思わず写真を撮ってみましたが、全くうまく撮れず、感動を共有できないのが残念です。やなぎ通りを直進すると、厚木街道と合流します。

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厚木街道合流地点の歩道橋からの写真

 

そのまま厚木街道を歩いてきます。この辺りは写真のブレが酷いですね笑

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東京工業大学の看板

 

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東京工業大学の建物

 

歩いていると東京工業大学のすずかけ台キャンパスが近くにあるとの案内がありました。さらに歩くと遠くにそれらしき建物が見えてきます。写真はブレブレで全くわかりません。厚木街道は人は全くいませんが、車通りは非常に多かったです。やがて田園都市線のホームが見えてきますので、そちらに向かうため坂を下っていきます。

 

すずかけ台駅

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すずかけ台駅停車中の電車

 

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すずかけ台駅ホーム

 

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すずかけ台駅

 

坂を下りきるとすずかけ台駅に到着しました。駅近くにはマンションがあるものの、飲食店などもあまりなく、ほとんど人がいない寂しい駅前でした。この駅は開業前、別の名前を付けるつもりだったようですが、当地にキャンパスを建てる予定だった東京工業大学が学問と縁の深い植物のスズカケノキからすずかけという文字を取り、すずかけの名前を用いて欲しいと東急に打診したことで、すずかけ台という名前が付けられたとのことです。ここでも休まずに次の駅へ向かうため、坂道を上っていきます。

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東京工業大学の建物

 

坂道で東京工業大学の建物の撮影にリベンジしてみましたが、やはりボケボケ。かろうじて大学名が読み取れる程度でした。

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東京工業大学すずかけ台キャンパスの入り口

 

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東京工業大学すすかけ台キャンパスへ通じる道

 

東工大への入り口は光で照らされていてまるで導かれるようでした。夜遅くまで学生は研究を行っているのでしょうかね。そんな東京工業大学にお別れを告げて、線路沿いを進んでいきます。東京環状にぶつかると地下道が現れるので地下道を通り、南町田駅に向かいます。

 

南町田駅

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南町田駅

 

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南町田駅前

 

地下道から出ると改装工事中の南町田駅が現れます。来訪したときは南町田クランベリーパークが開業準備中でしたので、色々と工事中のお姿でした。驚いたのがこの駅、いつの間にか南町田クランベリーパーク駅と改名したそうですね。うーん、私は南町田駅のままで良かったような気がしますが…。未完成の駅、駅前しか見ていないので、また機会を見つけて訪れてみたいと思います。この時はパチンコ屋の前のブロック塀に腰掛け少し休憩し、先に進みました。 夜の鶴間公園のわき道を歩いていきます。

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境川にかかる橋からの景色

 

歩いていると境川にぶつかりますので橋まで移動し、渡ります。全く土地勘のない静かな住宅街を夜に歩くのは苦手です。時間も遅く早く帰りたい欲が強かったので近道だと思い、北大和小学校の近くの道を通りました。その道は左手には住宅があるものの右手は雑木林で人通りがほとんどなくかなり暗い道でした。夜道でなければ大したことはないのですが、夜は恐怖感がありましたね。その道を抜け八王子街道を進んでいくと線路沿いに出ました。やがて…

 

つきみ野駅

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つきみ野駅

 

つきみ野駅に着きました。駅前にはマンションがありましたが、商業施設はほとんど見当たらない駅でした。まあ少し歩いたところにある八王子街道沿いには割と飲食店があるから困らないかもしれませんね。つきみ野駅は田園都市線内で一番利用客が少ない駅だそうで、この旅の時も駅前には人がほとんどおらず、ぽつーんと一人で休憩していました。起伏に散々苦しめられてきた田園都市線でしたがいよいよ最後の駅です。ラストウォークなので気合を入れて先に進みました。

線路沿いを歩いていると長い下りの後に長い上り道が続いていました。もう見慣れたものです。歩いていると徐々に人が増えてきて、ゴールが近いことを悟ります。そして…

 

中央林間駅

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中央林間駅

 

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中央林間駅 田園都市線改札

 

中央林間駅に辿り着きました。ゴールです。東急田園都市線を制覇しました。中央林間駅は小田急江ノ島線と接続する駅で湘南地域に向かうことができます。駅名の由来としては小田急が進めた相模原市と大和市にまたがる地域の開発計画「林間都市計画」に基づき、その都市計画区域の中央にあったことからつけられた名前だそうです。駅前は田園都市線にありがちなベッドタウンですが駅ビルもあれば東急ストアもあるので、各駅停車駅よりは賑わいがある感じを受けました。ここでゴールのお祝いとして駅ビル内にあるフードコートの銀だこでたこ焼きを食べた後、自宅へ向かって電車に乗って帰りました。

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長津田駅〜中央林間駅の歩行経路(33から赤丸まで)

 

この区間は訪れた時間帯が悪かったのもあると思いますが、非常に閑静な街並みだったと思います。住宅街が広がっていて、商業施設は少ないので、わざわざこの区間の駅に足を運んでくるということは少ないんじゃないかなと感じました。ただ歩いてみると、騒がしさとは無縁な感じのする地域なので落ち着くことができ良いところだと思います。今ではクランベリーパークが開業したのでこの地域に注目が集まり、多くの人が良さに気が付いてくれることを期待します。

 

以上、東急田園都市線編の詳細でした。

 

【総括】

東急田園都市線は初めは都内の大きな通り沿いを歩くので非常に騒がしい感じがありましたが、最終的には閑静な住宅街を歩いていくという、全く異なる景色を楽しむことができる路線です。その道中には東急グループが力を入れてきた・現在進行形で入れている二子玉川駅やたまプラーザ駅等、発展目覚ましい駅を見るのも楽しめる要素の一つです。そして何といってもアップダウンの多さ。溝の口駅から最後までずっと上り下りし続けたので非常に体力を使いました。今回は一日で歩き切りましたが、Case4の総武線まで考えてもおそらく一番達成感のあった路線かなと思います(同率1位でCase1山手線一周編)。初めて歩く人には少しハードルが高いかもしれませんが、興味のあるもの好きな方には歩いていただきたいと思います。立派な駅・駅前を見るのが好きな私にとっては東急東横線よりも楽しむことができました。おすすめです。

 

以上が鉄道沿線歩き第0弾第2部の”東急田園都市線編”でした。拙い上に長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

次回記事は↓です。

東急線まとめ記事は↓です。

 

【鉄道沿線歩き旅】Case0-1 東急東横線・みなとみらい線編

今回は私がSNSを始める前にやっていた鉄道沿線歩き旅の”東急東横線・みなとみらい線編”をお届けしたいと思います。第1弾を山手線編としたので今回は第0弾としました。当時はSNSにアップすることを意識していなかったので、写真少なめ、駅の写真を撮っていない等今までの記事と統一感が無い点をご了承ください。

 

目次

・概要

・レビュー

・詳細

    ※渋谷駅〜自由が丘駅区間

    ※自由が丘駅〜武蔵小杉駅区間

    ※武蔵小杉駅〜菊名駅区間

    ※菊名駅〜横浜駅区間

    ※横浜駅〜元町・中華街駅区間

・総括

 

 

【概要】

  路線:東急東横線(東急電鉄)・みなとみらい線(横浜高速鉄道)

  実施日:2019年9月6日-7日

  歩行経路:

  東急東横線区間:

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  みなとみらい線:

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  歩行距離・時間、消費カロリー:

  東急東横線:

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  みなとみらい線:

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東急東横線は大都市の渋谷と横浜を結ぶ路線。沿線には代官山、中目黒、自由が丘といったおしゃれスポットや田園調布の高級住宅街、有名な大学の最寄り駅といったように関東圏有数のバリエーション豊かな路線です。路線距離は24.2km。1926年に丸子多摩川駅(現在の多摩川駅)~神奈川駅間で開業。翌年には渋谷駅~丸子多摩川駅間も延伸し、現在に近い形になりました。最近は渋谷駅や横浜駅で再開発が進んでおり、今後ますます注目が集まっていく路線です。

みなとみらい線は横浜高速鉄道が運営する横浜市内を走る短距離路線。沿線は横浜駅、みなとみらい地区、中華街とまさに横浜の魅力が詰まっています。路線距離は4.1kmで全線が地下区間です。開業は2004年、東横線の横浜駅~桜木町駅間の廃止に合わせて、東横線への乗り入れ路線として産声を上げました。

 

【レビュー】

東横線とみなとみらい線合わせた評価とします。

距離    :☆☆☆☆

起伏    :☆☆☆☆☆☆

快適性:☆☆☆☆☆☆☆

利便性:☆☆☆☆☆☆☆☆

充実度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆

難易度:☆☆☆☆☆

10段階評価です。

*あくまで個人の意見です。

 

レビューの評価基準

距離:歩行距離は40kmに満たず、今回は2日かけましたが、1日でも歩ける距離なので☆4に。

 

起伏:途中まではアップダウン少なめ。しかし、横浜駅に近づくにつれて起伏が増えてきます。特に菊名駅辺りで厳しい勾配があり相当に体力を使います。横浜駅以降は平地しかありません。割合を考えると☆6に。

 

快適性:全区間舗装されており快適に歩けます。ただ歩道と車道の区別が明確でない部分もそこそこあります。そこが減点で☆7に。

 

利便性:栄えている駅が多く、駅前は利便性問題なしです。駅間は綱島街道といった大きな通り沿いは店が多いので問題ありませんが、住宅街を通るエリアもあり、そこでは補給が多少しずらい、☆8に。

 

充実度:おしゃれスポット、高層マンション群、商店街等多様な顔を持つ路線で歩いていて楽しいです。よって☆9に。

 

難易度:1日で歩ける距離とは言いましたが、地味なアップダウンで削られる上、山場の菊名駅も後半なので体力的に相当厳しい。景色は多様で飽きが来ないので精神的には楽です。☆5に。

 

【詳細】

Twitterで沿線歩き旅を実況する前から歩いていた東急線の第一弾です。だからタイトルもcase0-1としました。おしゃれなイメージのある東急線の中でも特におしゃれなイメージの強い東横線沿線を歩いてみました。

 

※渋谷駅〜自由が丘駅区間

 渋谷駅

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渋谷駅 ヒカリエ前改札口

 

スタートは渋谷の地下にあるヒカリエ最寄の東急線改札口です。ここから地上に出て、東横線沿いに横浜駅を目標として進みました。

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渋谷駅近辺1(渋谷スクランブルスクエア(右)と渋谷ストリーム(左))

 

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渋谷駅近辺2

 

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渋谷駅近辺3

 

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渋谷駅近辺4

 

最近、再開発が著しく進んでいる渋谷駅周辺です。今では渋谷スクランブルスクエアは開業していますがこの頃はまだ建設中でした。ところで渋谷駅の完成予想のイメージってみたことありますか?かなり今の姿とは異なっていて本当に実現するのか…と思うようなものになっています。気になる方は見てみて下さい。渋谷駅を出て代官山駅方面に向かいます。

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KASHIYAMA DAIKANYAMA

 

代官山駅の近くに異様な形の建物が…。さすがお洒落スポット代官山です。後で調べてみるとオンワードHDがオープンした複合商業施設のKASHIYAMA DAIKANYAMAです。こういう目新しい建物は入って探検してみたい気持ちがあるのですが、お洒落でないと入れなさそうな雰囲気を感じ取ったので近づかず。横目で見ながら通り過ぎました。

 

代官山駅

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代官山駅ホーム

 

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代官山駅

 

しばらく道を歩いていると代官山駅に着きます。知名度のある代官山駅ですが、ホームは意外に狭く、駅舎も代官山の華やかなイメージから想像すると少し味気ない気がします。私とは無縁の駅で蔦屋書店ができた時に行ったっきり訪れてませんでした。前回訪れて思ったのは犬を連れた人が多いことです。代官山のコンビニに「犬を連れて入店しないで下さい」と貼り紙がしてあって大変驚いたのを覚えています。そんな代官山の住宅街を抜け、旧山手通り→駒沢通り→西郷山通りと移動していきます。

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キングホームズ代官山

 

西郷山通りの坂を下っていく、線路を挟んだ高台に立派な建物がありました。キングホームズ代官山という高級賃貸マンションらしいです。庭園、プール、バスケットコートまであるというちょっと私の住んでる世界とは格の違う建物のようです。道なりに進んで行くと…

 

中目黒駅

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中目黒駅

 

中目黒駅に着きます。写真を見てわかるように多くの人が駅前にいます。中目黒駅は私のイメージだと代官山駅に並ぶお洒落スポットの印象が強いです。おしゃれの代名詞的な蔦屋書店が駅前にある上、駅周辺には高層ビルがあり栄えています。他に私が知っている名所は目黒川沿いのスタバのリザーブロースタリー。バーもあるみたいで行ってみたいですねぇ。今回は寄らず東横線の高架沿いを歩いていきます。

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東横線高架下

 

中目黒駅付近の高架下には美味しそうな飲食店が立ち並んでいて食欲がそそられます。他にはおしゃれなショップ等中目黒感が溢れた感じのお店がたくさんありました。高架沿いの細い道をさらに進んでいきます。

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 祐天寺駅近くの商店街

 

やがて商店街に着きます。行き交う人は多くなかったです。さらに進みます。

 

祐天寺駅

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祐天寺駅

 

商店街を進んで行くと祐天寺駅に着きます。祐天寺駅は東横線沿線には珍しく駅ビルがありました。駅前には高層ビルがなく、雑多とした印象が強いです。ここで、汗を拭く用のタオルを買って、先に進みました。

住宅街をひらすら歩いていくと…

 

学芸大学駅

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学芸大学駅

 

学芸大学駅に着きます。さすが学芸大学の最寄駅だけあって若い人多いなーと感じていたんですが、調べたら学芸大学自体は移転しちゃって付属高しか残ってないみたいですね。思い込みでどうとでも感じ方が変わるんですねと学びました。この駅も雑多とした街並みでした。線路沿いを進みます。

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高架沿いの景色

 

高架沿いは細い道がずーっと続いていきます。やがて…

 

都立大学駅

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都立大学駅

 

都立大学駅に着きます。この駅も大学移転後も名前が残っている駅ですね。余談ですが都立大学の後身である首都大学東京が、再び都立大学と改名するみたいですね。この駅も開けた駅前ではなく小~中規模のビルが立ち並んだ駅前となっていました。休まずに先へ進みます。

 

自由が丘駅

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自由が丘駅

 

線路沿いを歩いていくと自由が丘駅に辿り着きます。流石に有名な駅だけあって人が多いです。自由が丘駅周辺も今までの駅と同様に雑多としていて、道も明確な歩道がない部分が多くあります。その割に往来する人は多いので少し狭さを感じる印象です。自由が丘には"大山生煎店"という小籠包の美味しいお店があります。自由が丘に行く機会があったら是非行ってみてください。

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渋谷駅〜自由が丘駅の歩行経路(緑丸〜10まで)

 

渋谷駅〜自由が丘駅間は流行の発信地かなと思います。この区間の渋谷、代官山、中目黒、自由が丘と名だたる有名駅は東横線のイメージにある華やかさを代表しているような印象です。ただ、おしゃれスポットがある一方で、駅を少し離れると住宅街になっていたり、商店街広がっていたりと生活感が垣間見えるというのがこの区間の特徴です。

 

※自由が丘駅〜武蔵小杉駅区間

自由が丘駅まで意外と楽に来れて余裕綽々だったので、休憩がてら漫画喫茶に立ち寄り漫画を読むという愚業をしてしまいました。1時間半くらいガッツリと休んでから、先に進みました。線路沿いを進んで行くと…

 

田園調布駅

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田園調布駅

 

田園調布駅に着きます。田園調布は言わずと知れた高級住宅街の駅です。シンプルな駅舎が多い東横線においてはデザインが凝った駅だと思いました。駅にはスクエアガーデンサイトという商業施設が入っています。中に入りたかったのですが漫画喫茶での時間ロスが気になっていたので寄らず、先へ。

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田園調布駅周辺の街並み

 

噂には聞いていましたが、豪邸の多いこと、多いこと。高級車も停車していて私の生活レベルと格の違いを見せつけられました。

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線路沿い高台からの眺め

 

線路沿いの高台の高級住宅街を歩いていると、線路を挟んだ反対側は低地になっているので見通しが良いことに気がつきました。遠くまで見えて景色良く歩いていて気持ち良かったです。高級住宅街の坂道を下って行くと…

 

多摩川駅

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多摩川駅

 

多摩川駅に着きます。目黒線と多摩川線に接続しています。駅前は大きな商業施設はなく閑静な住宅街が広がっています。まだまだ元気だったので休まず進みます。

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丸子橋と遠くに見える武蔵小杉の街

 

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丸子橋からの眺め1(多摩川上流方面)

 

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丸子橋からの眺め2(多摩川駅方面)

 

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丸子橋からの眺め3(多摩川駅方面)

 

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丸子橋からの眺め4(河川敷)

 

東横線が走る橋は歩行者が通れないので線路沿いから離れ、多摩川駅から徒歩数分のところにある東京都と神奈川県の境の多摩川をかける丸子橋に向かいます。丸子橋は見通しが良く、晴れていて気持ち良かったです。多摩川を渡ると高い建物が増えてきます。川を渡ってからは線路沿いに戻り歩いていきます。

 

新丸子駅

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新丸子駅

 

やがて新丸子駅に着きます。新丸子駅前はそこそこの高さのマンション?アパート?がたくさんある上に、開けたロータリーもないので、見通しは良くなく、ごちゃごちゃとした街並みが印象的でした。ちなみに私の知り合いはこの駅に住んでます。雑多な街並みを見ながら東横線の線路沿いを進みます。やがて…

 

武蔵小杉駅

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武蔵小杉駅

 

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武蔵小杉駅の周辺1

 

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武蔵小杉駅周辺2

 

高層のビルが複数棟立ち並んでいる中に武蔵小杉駅が見えてきます。武蔵小杉駅はまさに川崎駅に並ぶ、川崎市内の交通の要衝。東急なら東横線と目黒線が、JRなら南武線、横須賀線、湘南新宿ライン、埼京線が乗り入れています。この交通の便の良さが評価されて住宅地としての需要が高騰し、タワーマンションが次々と建てられ、それと共に商業施設も建てられていき成長したという街です。実際初めて武蔵小杉駅に降りた時、駅周辺のタワーマンションを見上げて見たのですが首が痛くなるほどの高さでした。そんな急成長を遂げた武蔵小杉駅ですが、欠陥を抱えています。まずは乗り換えの便の悪さ。横須賀線、湘南新宿ラインと他路線のホームが簡単にアクセスできず、かなりの距離を歩かされ非常に面倒です。もう一つの欠陥が駅のキャパシティの無さです。利用客は多いのですが、駅は狭く通行が不便です。仮にどこかの路線が運転見合わせになると駅構内がごった返し、改札に入場制限がかけられるという話題を良く耳にします。駅周辺が急成長に伴う利用客の増加に対して、駅が有効な対策を打てていないのが原因のようです。そんな武蔵小杉駅は栄えているだけあって東横線沿線では乗降客数は第4位に位置しているとのことでした。あと昨年は台風被害により街中が冠水してしまうといった出来事もありました。急成長を遂げイケイケな街にも様々な課題があるということを知りました。

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自由が丘駅〜武蔵小杉駅の歩行経路(10から15まで)

 

自由が丘駅〜武蔵小杉駅は住宅街のイメージが強いです。住宅街と一言で括っても駅によってだいぶ様相は異なります。田園調布は豪邸の一軒家が主体的ですが、武蔵小杉駅はタワーマンション等の集合住宅主体です。挙げた2つの駅は極端ですが、他の駅についても多摩川を境に神奈川側は集合住宅が多く、東京側は一軒家の割合が増えるといった印象でした。街を歩くと色々な発見があって楽しいです。

 

※武蔵小杉駅〜菊名駅区間

 タワーマンションひしめく武蔵小杉駅周辺を抜けて沿線を歩いていきます。駅から離れると高層住宅は姿を消し、閑静な住宅街になります。さらに線路沿いを進むと…

 

元住吉駅

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元住吉駅

 

元住吉駅に着きます。武蔵小杉駅の駅前は整えられた街並みでしたが、こちらの駅は新丸子駅と同様に雑多としています。今回は寄らなかったのですが、駅の側にはブレーメン通り商店街とオズ通り商店街という奇抜な名前の商店街があるみたいですね。ここからは線路沿いを少し歩いた後、綱島街道に合流し次の駅へ向かいました。

 

日吉駅

日吉駅の写真は撮っていません。

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日吉駅前慶應義塾大学日吉キャンパス

 

車の往来が多い綱島街道沿いを歩いていると、坂道になっていて、左前方に立派な建物が見えてきます。私立の名門慶應義塾大学の日吉キャンパスです。日吉の駅前すぐに広がっているキャンパスはきれいに見え、洗練されたキャンパスだなぁと思いました。中に入ってみたい。ちなみに三田キャンパスに言及した記事は↓です。 

そんな日吉キャンパスを見ながら、次の駅に向かいました(日吉駅を代表する建物を撮ったから満足してしまい駅は撮影しませんでした)。ちなみにこの日の目標は元町・中華街駅だったのですが、疲労度合いと時刻を見て横浜駅までにしておこうと決めました。つくづく自由が丘駅で漫画喫茶に行ったことを後悔しました。

 

綱島駅

綱島駅の写真も撮っていません。

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家系ラーメン綱島商店

 

綱島街道をしばらく歩いて少し線路沿いに移動すると綱島駅に到着します。綱島駅は人の行き来が多く、道も狭いので写真を撮ると多くの方の顔を撮ってしまうことになるので、止めました。ちなみに綱島はかつて"東京の奥座敷"と言われた温泉街だったようですが、今は廃れてしまい銭湯は数軒程度らしいです。私は湯けむりの庄というスーパー銭湯に行くため、綱島駅は3度訪れたことがあります。今回はずーっと休憩せずに歩いてきたので、疲労しきっていた上にお腹も減っていたので、綱島商店という駅前にあった家系ラーメンのお店に入りました。ラーメンを食べがてら休憩。食べ終わった後、綱島街道に戻り先に進みました。

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夕暮れの大綱橋

 

鶴見川に架かる大綱橋を渡ります。大綱橋を渡ると綱島街道とお別れし、線路沿いを歩きます。だいぶ暗くなっていたので、ここらへんから焦りが出していたと記憶しています。やがて…

 

大倉山駅

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大倉山駅

 

大倉山駅に着きます。東横線の駅にありがちな雑多な駅周辺でした。この駅は東横線の各駅停車しか停車しない駅の中で乗降客数が1番多い駅らしいです。この駅名は実業家の大倉邦彦に因んでつけられたそうです。さらに線路沿いを進みます。

 

菊名駅

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菊名駅

 

菊名駅に着きます。菊名駅は東急東横線とJR横浜線と接続している急行停車駅。横浜線から新幹線が停車する新横浜駅に繋がるので菊名駅は重要な駅でさぞ発展しているだろうと思ってましたが、意外と落ち着いた駅前です。巨大な建物は見当たらなく、ショッピング街というよりかは住宅街の印象が強かったです。

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武蔵小杉駅〜菊名駅の歩行経路(15から25まで)

 

この区間は一回歩いただけではキャラ付けするのが難しいです笑 大半の駅が整然としたロータリーはなく雑多とした街並みが多いなぁと思いました。なので街に生活感が溢れていて気取らずに過ごす事ができると思います。私は緊張する代官山よりもこのエリアの方が安心しました。またこの区間は地味なアップダウンがあって旅の後半にやめてくれーと思いながら歩いていました。ただこの直後本物の起伏を味わうことになります…

 

※菊名駅〜横浜駅区間

菊名駅ではコンビニでスポーツ飲料を買っただけで休まず進みました。地図を見ると線路沿いを歩けなさそうなので、住宅街に向かい歩いていきます。なんか坂道がきついなぁと思って歩いていました。しかも終わりが見えない…厳しく長い斜面が続き、25km歩いてきた身体には辛かったです。上りきったらすぐ下り、そしてまた上る。また上るならなんで下る必要があるのだと文句を言いたくなりながら歩いて行きました。振り返って見ると菊名駅〜妙蓮寺駅区間がこの旅のクライマックスだったと思います。その山場を乗り越えた後、菊名池公園なる公園を横目に見て進みました。やがて…

 

妙蓮寺駅

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妙蓮寺駅

 

妙蓮寺駅に着きました。駅前には店舗は揃っているけど、必要最小限といった感じで落ち着いた街並み。今回歩いた道の反対側には駅名の由来となった日蓮宗の寺院 妙蓮寺があるみたいです。この妙蓮寺には鉄道と浅からぬ因縁があるようです。妙蓮寺の前身の妙仙寺が1908年のJR横浜線敷設の際に移転を余儀なくされ、今の妙蓮寺の位置にあった蓮光寺と合併し、両寺院の名前をとって妙蓮寺となりました。今度は1926年に東横線の開通の際に再び敷地と線路予定地が干渉しましたが、前回と異なり移転せず、敷地を提供することにし、寺の前に出来た駅の名前を妙蓮寺前駅(現在の妙蓮寺駅)したとのことです。そんな逸話のある妙蓮寺駅を離れ、旧綱島街道沿いを歩いていると…

 

白楽駅

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白楽駅

 

白楽駅に着きます。ここも妙蓮寺駅前の雰囲気に似ています。白楽という地名は神奈川宿の伯楽から。総武線沿いを歩いた時に紹介した馬喰町の由来と同じですね↓ 

また神奈川大学の横浜キャンパスの最寄りとして学生の街としての顔もあるみたいです。さらに旧綱島街道を進むと… 

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六角橋商店街入口

 

横浜三大商店街の六角橋商店街に入ります。駅からすぐそばです。時間が無かったので通り過ぎただけでしたが、戦後の闇市がルーツの歴史的ある商店街です。古い街並みが残っていて、マニアからすると非常に楽しいようです。そんな商店街を抜けると横浜上麻生道路にぶつかるので、左折します。少し歩くと…

 

東白楽駅

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東白楽駅

 

東白楽駅に着きます。もう疲労と足腰の痛みがキツくて余裕がなく、写真も少なくなってきています笑 この駅のすぐそばを横浜上麻生道路という大きな道が通っているため車通りが多く、その道路沿いもマンション?アパート?が多いので活気があるのかと思いきや人通りはさほど多くない駅でした。駅の看板の写真をとって次の駅に向かいました。横浜駅に近づいているためか、背丈の高い建物が増えてきました。

 

反町駅

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反町駅

 

歩いていると地下にホームがある反町駅に着きます。反町駅は東横線内で最も乗降客数が少ない駅です。なんとなく駅前も静かな印象です。とても横浜駅の隣とは思えません。この駅にお別れを告げ、この日の最終目的地である横浜駅に向けてラストウォークです。今は地下化されたのですが、かつて東白楽駅〜横浜駅は地上に線路が敷かれていました。現在は地上線路は廃線になり、その跡地には東横フラワー緑道という遊歩道が出来ており、そこを歩きました。道中もどんどんと都会になり賑わいが出てきます。そして…

 

横浜駅

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横浜駅

 

横浜駅に辿り着きます。さすがの大都会駅だけあって通行客が多いです。この旅の後半戦は駅付近の人は多くない上に、道中はほとんど人がおらず(六角橋商店街、東横フラワー緑道を除く)、何となく寂しい歩きでしたので横浜の人の多さには安心しました。あとは駅前の圧倒的な華やかさ。武蔵小杉駅以来の華やかさなので、嬉しくなってしまいましたね。

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菊名駅〜横浜駅の歩行経路(25から赤丸まで)

 

このエリアは前のエリアと同様市民生活と密接に結びついた生活感溢れた区間です。正直横浜駅のすぐ近くの駅(反町駅や東白楽駅)が、こんなに横浜駅と毛色が違う(雑多とした感じ)とは思ってもおらず、面白い発見でした。また新しい横浜の一面を知れました。ここで東急東横線を制覇したことになります。

この日はもう時間も遅く、暗く、体力も無かったのでここで中断して、別日にみなとみらい線を歩くことにしました。出来れば通しでみなとみらい線も歩きたかったので結構悔しかったですね。

 

※横浜駅〜元町・中華街駅区間

前日に東横線を制覇しましたがみなとみらい線を残していたことに悔いが残っていたので即、次の日にリベンジしました。スタートは横浜駅で目的地は元町・中華街。距離は短いですが、前日の疲労が残っていたので敵として不足なしです。

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横浜駅周辺の街並み1(首都高横羽線)

 

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横浜駅周辺街並み2

 

横浜駅の東口を歩いていましたが、西口に比べて人通りは少ない印象があります。こちらは商業施設もありますが、ビジネス街がメインでしょうか。東口の景観は高層ビル以外にも首都高横羽線が目立ちます。この辺りを歩くと日産や富士ゼロックスといった知名度の高い企業のビルを見つけられます。余談ですが、横浜駅行って暇な時間が出来た時は日産の本社ビルに行って車の展示を見て時間を潰したりしています。さらに進むと…

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みなとみらい地区の遠景

 

遠くにみなとみらい地区が見えてきます。少し意外なのはこの辺りに空き地があること。工事は始まっているのでじきに新しい建物が建つのでしょうが、みなとみらいという有名な土地もまだ発展余地を残しているんですね。そんなことを思いながら歩くと…

 

新高島駅

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新高島駅

 

新高島駅に着きました。みなとみらい線はすべて地下を走っているので駅の地上に出ている部分は非常に質素です。しかしこの辺りのビルはガラス張りが多いですね。余談ですが横浜市の高島という地名は横浜の発展に貢献した実業家、高島嘉右衛門からとっているようです。新高島駅から海の方に歩くと、今度はマンションが増えてきます。外から見てもエントランスがお洒落。羨ましい。住んでみたいですね。さらに進むと…

 

みなとみらい駅

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みなとみらい駅

 

横浜を代表する建物ランドマークタワーに近づいて行くとみなとみらい駅が現れます。この駅は商業施設のクイーンズスクエアと直接接続しており、華やかな横浜を体現するみなとみらい地区の最寄駅として多くの人が利用します(みなとみらい線で第2位)。前日の歩きの影響で足が痛い上に暑かったので、クイーンズスクエアで少し休憩しました。休憩後に歩き出しました。

 

馬車道駅

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馬車道駅

 

歩いていると馬車道駅に着きました。この駅は「北仲」、「新桜木町」といった名称がつけられる案がありましたが、諸般の事情により廃案となりました。馬車道というのは日米修好通商条約の締結により横浜港が開港し、関内に外国人居留地が設けられたことで、この区間を外国人が馬車で通行するようになったことから呼ばれるようになったようです。さらにみなとみらい線上を進みます。

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横浜市開港記念会館

 

歩いているとレンガ造りのお洒落な建物が道路沿いにあります。これは1909年に横浜港開港50周年を記念して建てられた開港記念会館で、国の重要文化財にも指定されています。会議室とか講堂とか一般人でも利用できるみたいですね。また、この施設の時計塔は横浜三塔の一つでジャックの塔と呼ばれています(ちなみに県庁本庁舎の塔がキングの塔、横浜税関本関庁舎の塔がクイーンの塔)。この駅のそばに…

 

日本大通り駅

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日本大通り駅

 

日本大通り駅があります。最初見たとき日本大・通りかと思い、日大が近くにあるのかなと勘違いしました。本当は通りの名前から取ったらしいですね。そのまんまです。副名称としては「県庁・大さん橋」と近くにある施設名がつけられています。この駅の周りは公共施設が多いらしいですが、知りませんでした。この旅が無ければ訪れることのない場所だと思いました。全然写真撮ってないですね。失敗です。当時はそんな失敗に気がつかず、次がみなとみらい線の終点元町・中華街駅で気合入れて行くぞとしか思っていませんでした。ラストウォークです。

 

元町・中華街駅

駅の写真は撮っていません。

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横浜中華街入口

 

歩いていると歩行者が沢山いる横断歩道がありました。そう、最終目的地横浜中華街の横断歩道です。休日ということだけあって老若男女多くの人がいました。中華街というと小籠包を食べるのが好きですね。しばらく訪れていませんが…。この時も疲労で早く帰りたかったので、中華街に寄らず元町・中華街駅へ直行。そして直帰です!これでみなとみらい線は制覇です。

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横浜駅〜みなとみらい駅の歩行経路(緑丸から赤丸まで)

 

この区間は横浜を代表するエリアで、横浜の魅力を凝縮されています。華やかさが目立っていて幸せそうな家族、カップルが多く、休日に一人で行くのは少し寂しさを感じてしまいましたが、歴史的な建築もありますので、探索するのは楽しそう。深堀してみたい気持ちもあります。あとは私がオススメする必要もないくらい有名な観光名所なので特にこの記事では推薦しません。

 

以上、東急東横線・みなとみらい線の詳細でした。

 

【総括】

この路線、この旅の前は渋谷駅、自由が丘駅、綱島駅、横浜駅、みなとみらい駅に行く時しか使わないので、お洒落リア充御用達の路線のイメージが強かったです。歩いてみて思ったのは上で挙げた駅は確かに華やかでしたが、華やかさ以外の街並みがあるということを強く認識させられました。実は生活感溢れた街も多く、沿線に住む人の大切な足となっていることを実感しました。こんな発見を出来るのが沿線歩き旅の魅力ですね。皆さんにも是非やってみてもらいたいです。最初からこの区間を全部歩くのは辛いと思いますので、みなとみらい線区間だけでも散歩するのをオススメします!

 

以上が鉄道沿線歩き第0弾第1部の”東急東横線・みなとみらい線編”でした。拙い上に長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

次回記事は↓です。

東急線まとめ記事は↓です。

 

【鉄道沿線歩き旅】Case4 総武線編

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。前回記事からだいぶ間が空いてしまいましたが、今回は鉄道沿線歩き旅の第4弾”総武線編”お届けしたいと思います。

 

目次

・概要

・レビュー

・詳細

    ※東京駅〜両国駅区間

    ※両国駅〜市川駅区間

    ※市川駅〜津田沼駅区間

    ※津田沼駅〜千葉駅区間

・総括

 

 

【概要】

 路線:総武線(JR東日本)

 実施日:2019年12月21-22日

 歩行経路:

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  歩行距離・時間、消費カロリー:

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JR東日本が構築している首都圏鉄道網の中の1路線。主に千葉県民の交通の足としての役割があります。路線距離(東京駅-千葉駅区間)は39.2km。1894年(市川駅-佐倉駅区間)に開業。その後、現在の総武線快速のような運航形態となったのは東京駅-錦糸町駅区間が繋がり、そして津田沼駅までの複々線化した1972年だったとのことです。総武線・本線は千葉県民の足になるという役割の他に、日本の玄関であった成田空港と東京を接続する役割があり、首都圏の中でも重要な路線である。

 

【レビュー】

距離    :☆☆☆☆☆☆

起伏    :☆☆☆☆☆☆

快適性:☆☆☆☆☆☆☆☆

利便性:☆☆☆☆☆☆☆

充実度:☆☆☆☆☆☆☆

難易度:☆☆☆☆☆☆

10段階評価です。

*あくまで個人の意見です。

 

レビューの評価基準

距離:歩行距離は55km、他にも長距離路線があるのでそれなりの評価の☆6に。

 

起伏:城東エリア(23区東部)は川がいくつか流れており、それを超えるため橋を渡る機会が多くそこでアップダウンがあります。また、千葉県に入り、船橋を超えると起伏が多くなってくるため、そこでもじわじわと体力を削られます。意外と油断ならないので☆6に。

 

快適性:路面は舗装され、一部を除けば歩道は基本的にあります。混雑していて歩きづらいという点もないため、☆8と評価します。

 

利便性:駅前であれば、補給について困ることは少ないと思われます。但し、道中ではコンビニすら見当たらない区間があり、実際歩いていて困ることもありました。なので☆7にしておきます。

 

充実度:東京都内はビジネス街・ショッピング街・歓楽街などの街並みでしたが、千葉方面に行くにつれ、住宅街が増える印象。但し、千葉エリアの沿線はそこそこの都市が点在しているので、単調な沿線歩きにはならず、ある程度メリハリをもって歩けると思います。荒川など川幅の広い川を超えると地味に達成感を味わえたので☆7に。

 

難易度:起伏がそこそこある上に、1日で歩ききるのはなかなか大変なので、☆7かなと思いましたが、まだまだ上には上がいると思いますので☆6にしておきます。

 

【詳細】

今までの鉄道沿線歩き旅(第1弾、第2弾)で、首都圏1都3県の中でもそれぞれの都県庁所在地の新宿、横浜市さいたま市は訪れてきましたので、ここで残りの千葉市を訪れないのは失礼だと思い、今回は千葉方面に向かうことに決めました。東京から千葉市へは主に3路線(総武線京葉線・京成線)が走っていますが、JRの路線に馴染みがあることから京成線を除外し、総武線のほうが今回の目的地千葉市の中心部を通ることから総武線の沿線を歩くことにしました。

 

※東京駅〜両国駅区間

東京駅

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丸の内地下北口

 

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東京駅八重洲口・グランルーフ

 

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八重洲北口から外堀通りを望む

 

スタートは東京駅としました。総武線に乗り場は丸の内の地下改札が最寄ですが、第1弾山手線1周編は丸の内からスタートしたので、今回は気分新たに八重洲からスタートします。

東京駅改札外の地下通路を通り、八重洲へ向かいましたが人が多いこと多いこと。改札の内も外も大混雑です。近年は外国の観光客の方がずいぶんと増えましたね。八重洲北口を出て外堀通りを北に向かいます。少し歩くと…

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日本銀行 本館

 

日本の金融政策を指揮する日銀がありました。所在地を知らず勝手に霞ヶ関の方かなと思ってたので、ここでお目にかかれるとはと驚きました。本店は国の重要文化財にも指定されており、歴史の重みを感じる重厚な造りだと思いました。予約をすれば中の見学も出来るようです。日銀を横目に見つつさらに進むと新常盤橋の交差点に当たるので右折します。

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江戸通り

 

右折すると千代田区台東区を結ぶ江戸通りに入ります。しばらくはこの通り沿いを歩いて行きます。

 

新日本橋駅

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新日本橋駅1

 

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新日本橋駅 2

 

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駅周辺の室町の景色

 

少し歩くと新日本橋駅に着きます。ここは主に三井グループ系列の企業が集まるビジネス街と上品な感じのショッピング街が広がってます。この路線を歩く前に日本橋三越を訪れましたが、1Fにはずいぶん立派な像が展示されてました。美術的な価値もあるのでしょう。今回は日本橋をぶらりせず馬喰町駅方面に歩いて行きます。

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馬喰町駅への道のり(江戸通り)

 

江戸通り沿いを歩いているとスカイツリーが遠くに見えます。ここら辺は人通りもさほど多くなく道幅は広いので快適でした。

 

馬喰町駅

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馬喰町駅

 

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馬喰町駅前の交差点

 

江戸通り沿いを歩いていると馬喰町駅に着きます。難読ですよね。地名の由来は、江戸時代のこの地には馬場が設けられており、当時馬の売買の仲介業者のことを博労(ばくろう)と呼んでいたため、この地は博労町と言われていたとのこと。これがいつしか馬喰町に転じたらしいです。ここは問屋街として有名らしいです。

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馬喰町の街並み

 

街を歩いているとエトワールという看板をよく見ます。何かと思ったら卸専門の店舗のようです。そんな馬喰町をさらに歩いていると…

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浅草橋交差点1

 

浅草橋の交差点にぶつかります。ここを右折します。 

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浅草橋交差点2(直進すると両国橋)

 

一度右折した後は直進します。

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両国橋からの景色

 

直進すると両国橋に到達します。隅田川を越えるために架けられている橋です。川沿いには様々な建物が立っており、晴れてれば良い景色が見れるかと思います。川を越えると墨田区に入ります。

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両国回向院

 

隅田川を渡り少し歩くと道中に立派な門が見えて来ます。これは宗派に限らず供養し、動物をも供養する回向院というお寺の門のようです。江戸時代には境内で勧進相撲が行われいたようで、それが現在の大相撲の起源となったとのこと。先が長かったので中には立ち寄りませんでした。回向院の交差点を左折し、総武線の線路に向かって歩いてきます。

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両国駅へ向かう道中にある力士像

 

さすが相撲の街、力士像が道路沿いに複数体ありました。

 

両国駅

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両国駅

 

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駅前の相撲の銅像

 

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両国国技館

 

やがて両国駅に辿り着きます。特徴的な外観をした駅舎です。駅ナカには相撲の街両国らしく土俵がある飲食施設「江戸NOREN」があるようです。今回は訪れませんでしたが、もんじゃやちゃんこを食べれるお店があるみたいなのでいつか来てみたいです。改札の外には力士が取り組みあっている像があって両国らしさを感じます。駅からすぐの場所に両国国技館はあります。訪れたときは国技館の外に人がたくさんいて何かしらの物販をしているようでした。国技館の中に入ったこともないので、今度相撲見て、江戸NORENでちゃんこを食べる機会を設けたいと思います。

 

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東京駅〜両国駅の歩行経路(緑丸〜4と5の中間まで)

 

東京駅から両国駅はビジネス街・ショッピング街の様相でした。道は基本的に平坦で歩きやすく散歩に適していると思います。このエリアは日本銀行日本橋両国国技館などの名所があり、観光で訪れる人も多いだろうと思います。私も、日銀と国技館は中に入ったことないので、見学をしてみたいと思っています。一方で、道中は人とあまりすれ違いませんでした。土曜日の午前中だったからで、平日はもっと混んでいるのでしょうか。ここは距離も短かったので、体力は全然消費しませんでした。どうでもいいことですが、携帯の電池の調子が悪く、東京駅出たあたりで電池残量70%でしたが、両国駅つくあたりで30%ぐらいになっていました。残量が30%ぐらい残っているのに両国の力士像とっているあたりで、いきなり電源が落ちたのは困りました。そろそろ携帯の替え時のようです。常に携帯充電池で充電しながら歩いていました。

 

両国駅市川駅区間

両国国技館をちょろっと外から見た後、先に進みました。両国駅には国技館以外にもう一つ名所があります。

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江戸東京博物館

 

もう一つの名所とは江戸東京博物館です。江戸時代や戦前等の歴史・文化について展示をしている博物館です。私も2回ほど訪れたことがあります。歴史的な展示をしている博物館にしては外観が異形で総武線を乗っているときも目に付く建物です。今回は博物館の中には入らず、朝ご飯を食べるために外のベンチに座ってましたが、薄着で来てしまったせいか、ひどい寒さに震えていました。こういう冬場に長距離歩く時の服装って悩みます。厚着をしすぎると汗をかきますし…これから自分に見合うスタイルを見つけていきたいと思います。

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江戸東京博物館前の徳川家康

 

ご飯を食べ終えて、出発するとすぐ左手に銅像が見えました。なぜか亀の上に乗って鷹狩りをしている徳川家康像です。 調べてみるとこの亀は贔屓と呼ばれる中国の霊獣とのこと。そして意外にも徳川家康銅像は都内にはここしかないらしいです。静岡で数体の徳川家康像を見てきたので、当然都内にもたくさんあると思っていたのですが、驚きでした。家康像に別れを告げて先に進みます。

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北斎通りの街並み1

 

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北斎通りの街並み2

 

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北斎通りの街並み3

 

江戸東京博物館を抜けると北斎通りに入ります。この通りはもともと別の名前がついていたそうですが、この地域で名画家 葛飾北斎が生まれたことに因んで北斎通りと呼ばれるようになったようです。道中の街路灯には北斎の絵が貼られていたようですが、まったく気が付かずに歩いてしまっていました。ここを訪れる方がいらしたら、ぜひ目を配ってみてください。

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北斎通りから見える東京スカイツリー

 

北斎通りの途中に公園があって、そこからスカイツリーを拝むことができます。この日は天気が良くなく、スカイツリーの頂点も雲の中に隠れてしまっていました。江戸通りで見たスカイツリーに比べ、だいぶ近くに来ました。さらに北斎通りを進むと…

 

錦糸町駅

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錦糸町駅のロータリー

 

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錦糸町駅

 

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錦糸町駅近辺

 

錦糸町駅に辿り着きます。墨田区随一の繁華街と呼ばれるだけあって、駅前には多くの商業施設があり、様々な店が立ち並んだ町となっています。総武線の快速列車・各駅停車の双方が停車する駅な上に、ここから東京側では分岐する(快速の次の停車駅は馬喰町駅でそこから横須賀線方面に進む、各駅の次の停車駅は両国で中央線方面に進む)ので、総武線として全区間で見ても重要な駅です。加えて半蔵門線との乗り換えも可能なため、利用客が非常に多いです。通勤時、総武線を千葉方面から乗ると錦糸町駅付近では大変な混雑を味わいます。錦糸町駅近くのビルで少し休憩した後、隣の亀戸駅に向かい歩きます。

途中、錦糸公園があり、その奥に墨田区総合体育館があります。友人と一度利用したことがありますが大変きれいな体育館でした。錦糸公園を横目に見ながら北斎通りを歩いていると…

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錦糸橋からの眺め(北側)

 

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錦糸橋からの眺め(南側)

 

横十間川を渡す錦糸橋に着きます。川幅は狭いため規模の小さい橋でした。橋を渡り、道なりに進みます。

 

亀戸

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亀戸駅前の玄武像

 

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亀戸駅

 

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亀戸駅

 

道なりに歩いていると亀戸駅に着きます。駅前の亀戸公園には噴水の水を浴びている玄武像がありました。全然関係ありませんが、ベイブレードをやっていたので、玄武というとドラシェルのイメージが強いです。少し移動すると大きなバスロータリーがありました。想像以上に大きな街で、商業ビルがたくさんありました。駅前は今までの道中では東京駅、錦糸町駅に次ぐ混雑具合でした。ここでは休まずに進みました。

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明治通りの街並み

 

駅前には明治通りが通っており、通り沿いを北へ移動しました。往来する人数の割に歩道は狭いため、ゴミゴミとして少し歩きづらかったです。以前歩いた表参道に比べればマシですが…

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亀戸4丁目交差点(明治通りと蔵前橋通りの交差点)

 

明治通りを歩いているとやがて、別の大きな通りと交差します。この旅で長いことお世話になる蔵前橋通りです。交差点で右折し、蔵前橋通りを東に進んでいきます。この交差点には亀戸梅屋敷という面白い外観をした観光案内や物産店などが入った商業施設があります。

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蔵前橋通りの街並み(亀戸駅平井駅)_1

 

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蔵前橋通りの街並み(亀戸駅平井駅)_2

 

車の交通量は多いですが、歩道を行きかう人は少ないです。

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旧中川を渡る江東新橋からの眺め

 

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蔵前橋通りの街並み(亀戸駅平井駅)_3

 

このあたりから橋が多くなり、アップダウンが増えてきます。

 

平井駅

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平井駅

 

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平井駅

 

平井駅に着きます。駅前は人はそれなりにいましたが、亀戸駅ほどの混雑はありません。どこか静けさがあります。平井駅は今まで下りたことがないため、街の紹介ができませんが、調べてみると平井聖天と呼ばれる信仰を集めている寺院があるとのことです。詳しい方がいらしたら見どころを教えてください。平井駅でも休まず、新小岩駅に向かいます。

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荒川・中川を渡る平井大橋からの眺め1

 

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平井大橋からの眺め2

 

平井大橋は非常に長い橋でした。平井大橋では意外と多くの人とすれ違いましたので、近隣住人もよく利用する橋なのだと思いました。

 

新小岩駅

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新小岩駅

 

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新小岩駅

 

平井大橋を渡って少し歩くと新小岩駅に着きます。少し休憩したかったのですが駅前にベンチはなさそうでした。商業ビルも立ち並んでますが、自分の経験上ベンチがなさそうなビルだと外観から判断し、入りませんでした。駅前から少し歩くと雑居ビルでゴミゴミしている印象です。再び蔵前橋通りに出て小岩駅方面に歩きます。

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蔵前橋通りの街並み(新小岩駅小岩駅)_1

 

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蔵前橋通りは相変わらずの景色です。平坦な道が続くと楽なんですが、メリハリがなくだれてきてしまいます。新小岩駅で休憩もしなかったのでつらい時間帯でした。

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上一色橋からの眺め

 

蔵前橋通りを歩いていると新中川にぶつかるため、上一色橋で渡ります。橋を渡るときの上り下りで着実に体力を削られます。

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蔵前橋通りの街並み(新小岩駅小岩駅)_3

 

橋を渡り終えて平地エリアになると再び道中は代わり映えしない景色が続きます。

 

小岩駅

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小岩駅

 

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小岩駅前の商店街

 

やがて小岩駅に辿り着きます。平井駅新小岩駅と同様にゴミゴミとしたビルが混在した街並みです。北口側は道が狭いうえに、それなりの人がいるので、少し歩きづらいと思いました。駅前のイトーヨーカドーで少し休憩をさせてもらってから総武線最後の都内駅小岩駅を出発しました。

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蔵前橋通りの街並み(小岩駅市川駅

 

おなじみの蔵前橋通りを歩いてきます。この辺りを歩いている頃は東京の広さに敬服していました。なかなか千葉県に入れません。しかし、歩いていると都内最後の橋が見えてきます。

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市川橋から国府台方面を見た景色 (奥に見える緑地が国府台エリア)

 

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市川橋から進行方向を見た景色 

 

東京都と千葉県の境にある市川橋に着きます。市川橋は京成線の橋と総武線の橋に挟まれています。ここで長かった蔵前橋通りとはお別れです。市川橋から京成線の橋の方を見ると国府台が見えてきます。国府台は戦国時代に下総と上総の覇権を巡って後北条氏と里見氏の合戦が起きた場所です。国府台を見つつ、江戸川を渡ると千葉県内に入ります。 

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市川広小路交差点

 

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千葉街道の街並み

 

千葉県内では総武線と平行している千葉街道を進みます。千葉街道も蔵前橋通りと同じような街並みが広がってます。

 

市川駅

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市川駅

 

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市川駅

 

千葉街道を歩くと千葉県内最初の市川駅に着きます。駅前にはマンションや商業ビルが建っており、なかなかの栄え具合です。小岩駅新小岩駅と比べて混みいった感じもありませんでした。

 

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両国駅市川駅の歩行経路(4から20まで)

 

このエリアは正直言えば全行程の中で1番辛かったです。平地ではあったけれども蔵前橋通りは距離が長い上に景色が変わらない飽きとの戦い、かと思えば橋(陸橋含む)が多く地味に体力を使う区間でした。駅前はなんとなくごちゃごちゃした感じの駅が多く、オシャレさとはかけ離れた感じがありますが、私はこういった駅の方が落ち着く感じがします。ここから本格的に千葉県に突入していきます。

 

市川駅津田沼駅区間

市川駅前をさらっと見て回ったあと本八幡駅に向かいました。

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本八幡駅への道中1

 

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本八幡駅への道中2

 

道中の感想は特にありません笑 とにかく寒かったです。市川駅を出たあたりは道が広がったのですが、本八幡駅に近づくと狭くなってきます。

 

本八幡駅

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本八幡駅近辺

 

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本八幡駅

 

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本八幡駅

 

しばらく歩くと高層マンションや雑居ビルが増え、人も多くなり賑わいが出てきます。本八幡駅に到着しました。この駅は総武線、京成線、都営新宿線への乗り換えができる交通の要衝で、快速は止まらないものの、快速が停車する市川駅に並ぶ乗降客数の駅です。昔何回か訪れたことがありますが、そのときJR本八幡駅京成八幡駅までの間は細々とした建物が乱立していましたが、今は再開発が進んでいて小綺麗な街になろうとしていました。少し寂しい気持ちがあります。ここで空腹を満たすため、以前訪れたことがあるなりたけというラーメン屋に入ります。

 

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こってりラーメンなりたけ

 

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味玉醤油ラーメン(ギタギタ)

 

「こってり」を売りにしたラーメン屋で、特徴としてスープに入れる背脂の量を調整できます。私は胃もたれ覚悟で最も多い「ギタギタ」で注文しました(裏メニューで超ギタなるものもあるとの噂を聞いたことがあります)。背脂だらけでゲテモノ感があるように見えて、スープの味がしっかりとしているので、背脂の主張は強くなく食べやすい。美味しいラーメンです。たまにここのラーメンを凄く食べたくなる時があるんですよね。近くを訪れる機会があったら是非お立ち寄りください。

ラーメン屋で出た後、次の下総中山駅方面に向かいました。道中、大きなショッピングモールがあります。ニッケコルトンプラザです。ラーメン屋で少し休憩しましたが、まだ足りなかったので、ここでしばらく休憩しました。クリスマス前の休日だったためか家族連れが沢山いました。

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ニッケコルトンプラザ

 

モール内のベンチでぼーっとして体力を回復し、再び出発しました。 

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真間川の景色

 

コルトンプラザを出たらかなり暗くなっていました。真間川に架かる橋から写真を撮り、先に進みます。この辺りは住宅が多いですが、駅に近づくにつれ、細々とした商店、飯屋が増えていきます。

 

下総中山駅

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下総中山駅

 

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下総中山駅

 

線路沿いを歩いて行くと、下総中山駅に着きます。駅前には高いビルが一棟ありスーパーや住宅が中にあるようです。ここ下総中山駅日蓮宗大本山法華経寺門前町として知られています。法華経寺については修行が大変厳しいことが聞いたことがあります。短い睡眠時間、真冬の中での水行、梅干しの白粥のみの食事を朝夕2食、これが100日間にも及ぶそうです。気になる方は調べて見てください。一方で法華経寺は桜も綺麗でしてシーズン中参道は華やかになります。オススメです。これだけ紹介しましたが、だいぶ暗くなっていたので、法華経寺には寄らず西船橋駅に向かいます。

 

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西船橋駅への道中

 

千葉街道沿いを歩いていきます。車の往来が多いということ以外はあまり印象にない区間でした。街道沿いは暗いこともあって歩行者はほとんどいませんでした。

 

西船橋駅

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西船橋駅周辺

 

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西船橋駅

 

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 西船橋駅

 

街道沿いを歩いているとやがて人が増えてきて西船橋駅が見えてきます。駅前のツリーはライトアップされてました。この駅は総武線東西線東葉高速線武蔵野線(京葉線)が乗り入れる千葉県内の最重要ターミナル駅です。JR以外も含める合計なら乗降客数ランキングは千葉県一ですし、総武線だけで見ても快速が停車しないのに、船橋に次ぐ2番目ということで大変利用客の多い駅です。ただ、駅前を見るとショッピング用のおしゃれなビルはなく、飲み屋が多くある印象。あとはこの近辺にある職場、工場に向かうための企業が持つ送迎バスが多く、通勤客の乗り換えでも使われるので労働者の街と言えます。もちろん駅を少し離れると一般住宅もありますが。ここでは休憩出来るようなスペースがないので先に進みました。

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 道中の陸橋から船橋駅方面の眺め

 

駅を離れると人通りはほとんど無くなります。しかし民家の明かりが漏れたり、ライトを点けた車が走っているので、不安になるような真っ暗な道というわけでは無かったです。道中には線路を跨ぐため、陸橋があったのですが、そのから見た眺めは、それなりに良い夜景でした。陸橋を超えてしばらく歩きます。

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 湊町二丁目交差点

 

歩いていると大きな交差点に着きます。まっすぐ進めば千葉街道ですが、沿線歩きですので、左折し船橋駅に向かいます。

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船橋駅への道中

 

船橋駅への一本道を歩いていると、流石に千葉県内トップクラスの駅(JRのみで見ると総武線船橋駅が乗降客数1位)、船橋駅周辺ということもあって人も車も多いです。

 

船橋駅

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船橋駅

 

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 船橋駅

 

船橋駅に辿り着きます。駅前は人が多く、道が狭いことも相まって混雑しています。昔来たことがありますが、昔と相変わらず東武デパートは活気がありましたが、知らぬ間に新しい駅ビルもできていました。一方で西武デパートはいつの間にか無くなっており、なんとも言い難い物悲しさを感じ、少し感傷に浸りました。船橋駅の紹介としては西船橋駅と並ぶ千葉県内の重要駅で総武線(快速・各駅停車)、東武野田線、京成線へ乗り継げるため、利用客が大変多い駅です。昔から商都船橋を支えてきた駅で、個人的に千葉駅周辺より賑わいがあるのではと思っています。

ここで沿線歩きを中断し、次の日を迎えても良かったのですが、もう少し頑張って次の日の歩く分を減らすことにしました。

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 東船橋駅へ向かう道中1

 

クリスマス直前だったので、通りにある木々には電飾が施されていました。

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船橋大神宮の鳥居

 

肝試しができそうなくらい暗かったです。

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東船橋駅へ向かう道中2(線路沿い)

 

人も車もほとんど無く、かなり暗い道でした。奥に見える歩道橋を渡り東船橋駅を目指します。

 

東船橋駅

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東船橋駅

 

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東船橋駅

 

線路を沿いを歩いていると東船橋駅に着きます。あれだけ栄えていた船橋駅の隣駅なのにこじんまりとした駅で周囲には住宅が多かったです。ここで携帯の充電が切れたので、回復がてら休憩してました。しばらく休憩し、次の津田沼駅へ向かいました。

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津田沼駅への道中1

 

人通りも少なく狭く暗い道でした。ここで赤信号を平気で無視し前行く車を煽る車を見ました。危険な運転をする輩は捕まって欲しいと願うばかりです。

 

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津田沼駅への道中2

 

総武線の線路をくぐって駅に向かいます。だいぶ疲れてきていました。

 

津田沼駅

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津田沼駅北口

 

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津田沼駅北口前

 

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”ようこそ!津田沼へ”

 

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津田沼駅南口前

 

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津田沼駅南口

 

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千葉工業大学 津田沼キャンパス

 

やがて津田沼駅に着きます。津田沼駅前は船橋駅前に並ぶくらい賑わいがあります。千葉県内のJRの駅の中で5位と多くの人が利用します。少し歩きますが新京成線と乗り換えが可能です。パルコやイオン、ユザワヤモリシアなどショッピングできそうなところが多数ある駅です。駅前の一等地には千葉工業大学のキャンパスがあります。高層の建物が複数建っており、綺麗そうなキャンパスです。また、この駅にもこってりラーメンの「なりたけ」があります。

疲労が蓄積していたのとキリが良さそうだったのでこの日は津田沼駅で中断し、翌日に残りの区間を歩くこととしました。

 

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市川駅津田沼駅の歩行経路(20から34と38の中間まで)

 

この区間総武線千葉県内エリアです。この間に市川市船橋市習志野市と移動してきましたが、それぞれの市に栄えている駅があったおかげで歩き旅にメリハリが出ました。まあ、この点は京浜東北線の埼玉県エリア(代わり映えしない景色が続いた)とは異なりますね。この区間はあまり起伏もないので非常に歩きやすいと思いました。後悔としては法華経寺に立ち寄れなかったことですかねー。歩行経路にヒゲみたいな線のが立ってしまったのは、この日京葉線新習志野駅に出来たスーパー銭湯に泊まった時の操作ミスによるもので実際には歩いていないです。

 

津田沼駅〜千葉駅区間

新習志野駅スーパー銭湯でさっぱりし、快眠したおかげで疲労回復し次の日に臨めました。バスに乗り津田沼駅へ。2日目スタートです。

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津田沼駅

 

この日も曇っていて寒かったです。津田沼駅を出て線路沿いを歩きます。 

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線路越しの千葉工業大学

 

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津田沼の街並み

 

千葉工大を線路越しに見ながらずんずん進みましたが、やがて異変に気がつきます。新京成線の線路にぶつかったのですが、どこにも線路を渡るための踏切、歩道橋、トンネルがありませんでした。どうしようもなく来た道を戻るしかありませんでした。

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歩道橋からの眺め

 

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 千葉工業大学の構内の様子(歩道橋から)

 

来た道を少し戻って総武線を横切る歩道橋を渡りました。歩道橋からは千葉工大の構内を見れました。せっかくだし、中を見ようかと思ったのですが警備員の方が目を見張らせていたので寄らず先に進みました。 

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菊田神社

 

歩いていると、菊田神社が見えてきます。御朱印集めをしているので、寄りたかったのですが、まさか神社に行くと思ってなかったので、御朱印帳を持っていなかったので断念しました。

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 習志野市役所

 

菊田神社から少し歩くと習志野市役所が見えてきます。建物の綺麗さを見るに、最近建て替えられたものだなと思って、調べて見たら案の定平成29年に完成したみたいですね。 

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 幕張本郷駅への道中1

 

津田沼駅を出発してから起伏が増えてきたイメージがあります。

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 幕張本郷駅への道中2(奥に見える高層ビル群は幕張新都心)

 

住宅街を歩いていると畑が急に広がります。しかも畑の奥には幕張新都心が見えるなんともミスマッチな光景です。

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幕張本郷駅への道中3(歩道橋)

 

農地を歩いて行くと総武線の線路を横切る歩道橋がありましたので渡ります。総武線、京成線、車庫用と多数の線路が並んでいました。歩道橋を渡ると線路沿いを歩けるようになります。歩いている最中、トイレに行きたくなりましたが、コンビニが見当たらず、冷や汗をかきながら駅前のコンビニまで我慢しました。この旅一番の危機でした。

 

幕張本郷駅

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幕張本郷駅

 

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幕張本郷駅

 

やがて幕張本郷駅に着きます。幕張本郷駅は京成線との合同駅のようで乗り換えが楽そうです。駅には出口が二つあり、一方はバスターミナルもあり、ビルもありますが、津田沼駅の賑わいには勝ててません。もう一方の出口は線路を横切る歩道橋に出ますが、その歩道橋を渡りきっても閑散とした街並みの印象が強かったです。ここでは休まず幕張駅へ向かいます。

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幕張駅への道中1

 

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幕張駅への道中2

 

ここではずっと線路沿いを歩きました。ビルなどは無く住宅が建ち並んでいます。

 

幕張駅

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幕張駅ホーム

 

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幕張駅

 

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幕張駅

 

幕張駅に着きました。この駅周辺はロータリーも無く、高層ビルもないため、多くの方が抱いている一般的な幕張のイメージとは乖離していると思います。閑静な住宅街が広がっています。休まず先に進みます。

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道中の景色

 

道行く人は殆どいませんでした。 

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花見川1

 

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花見川2

 

新検見川駅へ向かう途中、花見川がありました。花見川って良い名前ですね。桜の名所でもあるんでしょうか。花見川沿いにはサイクリングロードがあるみたいです。川を渡った後、それなりに厳しい勾配の坂を上らされます。さらに歩くと…

 

新検見川駅

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新検見川駅

 

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新検見川駅

 

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新検見川駅ホーム端の様子

 

新検見川駅に着きます。雑居ビルや西友などがあり、幕張駅より賑わいがある印象ですが、高層の建物は無かったと思います。全体的に細々とした建物が多かったです。隣駅の稲毛駅へ向かいます。

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稲毛駅への道中1

 

稲毛駅の方へ近づくに連れて高層住宅が増えてきます。

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稲毛駅への道中2(小仲台坂通り)

 

稲毛駅には小仲台坂通りを歩きました。見晴らしの良い下り坂の道でしたが、奥には上り坂が見えていてゾッとしました。距離も長そうなので気合を入れて行きました。

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稲毛駅への道中3(遠方の景色)

 

同じ千葉市内の一軒家が多かった幕張駅新検見川駅近辺の住宅街とは違った雰囲気があります。

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稲毛駅への道中4

 

小仲台坂通りを下りきったところに川が流れていました。この辺りを起点として上り坂になって行きます。この通りには意外と多くの人が歩いています。さらに歩くと…

 

稲毛駅

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稲毛駅

 

稲毛駅に着きます。総武線快速停車駅だけあって、高層のマンションや雑居ビルが建っており、行き交う人も多く、幕張本郷駅〜この駅までの間だと一番賑わいがあります。一方で、この駅は他の路線への乗り換えは不便で、1番近い京成線でも10分弱歩く必要があります。

お腹が空いたので朝昼兼用として食事を取りました。

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屋台拉麺一's

 

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牛骨塩ラーメンとすじこん飯

 

稲毛駅の近くにある「屋台拉麺一's」を訪れました。このお店は塩ラーメンを推しているみたいなので、牛骨塩ラーメンを注文しました。同時に牛すじ肉とこんにゃくを入れコチュジャンで味付けした甘辛いすじこん飯も注文しました。ラーメンは非常にさっぱりしていて食べ易く箸が止まりません。そしてラーメンのスープをすじこん飯にかけて食べると非常にマッチして美味しかったです。塩ラーメン好きの方は少し遠いですが足を運んでみてはいかがでしょうか。

腹を満たした後は西千葉駅へ歩きます。

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西千葉駅への道中1

 

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西千葉駅への道中2

 

稲毛駅から西千葉駅は1度坂を下った後、上らなければいけないません。それなりの斜度で体力を削られます。

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西千葉駅への道中3

 

坂を上った後、稲毛駅方面を振り返るとこの辺りが住宅密集地であることが分かります。

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西千葉駅への道中4(文教通り)

 

さらに西千葉駅の方まで歩いて行くと、千葉県を代表する国立大学 千葉大学の敷地と接する道に出ます。文教通りと言って直線の道になっています。外から眺めたら千葉大は広い敷地を持っていて中にいくつもの建物が建っていて立派な大学です。日曜ですが人はたくさんいました。そんな千葉大を横目に見ながら進むと、

 

西千葉駅

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西千葉駅北口

 

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西千葉駅前(南口側)

 

西千葉駅に着きます。駅前は高層の建物とかはありませんが、西友とかもあって暮らしには困らなさそう。服とかのショッピングスポットとかは少ないのかなと思いました。駅前は学生?資格試験受験者?がいて結構賑わってました。ここ西千葉駅千葉大だけでなく、中学、高校、大学が多数ある文教地区と呼ばれているみたいです。

稲毛駅西千葉駅間は意外と起伏があって疲労がたまったので、駅前のベンチで休憩しました。その後この旅の最終目的地千葉駅に向かいました。

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千葉駅への道中

 

道には驚くほど人がいません。

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陸橋から東京方面を望む

 

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陸橋から千葉方面 を望む

 

道中に総武線の上を横切る陸橋がありました。陸橋からは線路を眺めてましたが、これを辿っていくと、一方はスタート地点の東京駅に、他方はゴールの千葉駅やさらにその先の房総半島に繋がるというのを想像すると鉄道事業の壮大さを感じ、感慨深かったです。陸橋を渡ると千葉駅はすぐそこです。

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 千葉駅西口駅前

 

再開発が進んでいる千葉駅の西口エリアです。ゴールは東口と決めていたので、スルーします笑

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千葉駅前の様子

 

千葉都市モノレールの駅や千葉そごうが見えました。さすがに県名を冠する駅だけあって人は多いです。

 

千葉駅

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千葉駅東口

 

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千葉駅前バスロータリー1

 

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千葉駅前バスロータリー2

 

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千葉駅中央改札

 

千葉駅に辿り着きます(既に着いていましたが)。千葉駅は銚子方面に行く総武線東京湾沿いを進むと内房線、太平洋沿いを進むと外房線など千葉県内の各地へと繋がるターミナル駅です。最近、駅舎の改装工事を完了したようで非常に綺麗な駅になっていました。バスロータリーも大規模で文句なしの都会駅です。駅舎の改装など景気の良い話がある一方で、千葉三越やパルコが閉店するなど駅周辺は苦戦が続いているとのこと。駅前の賑わいという点で個人的には埼玉県の大宮駅に軍配が上がります。千葉駅も頑張って駅周辺を盛り上げて欲しいと思い、この旅を締めくくります。

 

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津田沼駅〜千葉駅の歩行経路(38から赤点まで)

 

2日目に歩いたこのエリアはほとんど千葉市内でした。政令市なので賑わいのある駅ばかりかと思いきや、閑静な駅と半々ぐらいの割合でしたね。他には感じたことは千葉市内になってから起伏が多くなったので体力が思った以上に削られました。でも歩いていて「ずっと平坦な道が続く」とか「街並みが変わらない」とかは無いので楽しむことが出来ました。後は取るルート次第ですが、私が歩いたルートはコンビニが少なく補給とかトイレに行く場合に少し困りましたね。

 

以上、総武線沿線歩きの詳細でした。

 

【総括】

総武線は普段、馴染みが無かったのですが、歩いてみた感想として新宿や渋谷等の華やかさも無ければ、恵比寿や桜木町のようなオシャレ感も無く、地味な印象が強い沿線でした。沿線の中でも錦糸町駅船橋駅等の大きな駅も上品な街というよりかは庶民的な繁華街のイメージがあります。貶しているわけで無く、肩意地張らずに街ブラできる良い街が多いと思います。特に総武線は粒揃い(そこそこ規模の大きな)の駅が多く、深掘りしていきたい街が多いなと感じました。また、歩いたことで、城東エリアの河川の多さに気がつく等の地理的な発見もあり楽しかったです。一日で歩くには多少厳しい距離ですが、色々な発見と出会える沿線歩きです。興味を持たれた方は歩いてみてはいかがでしょうか。

 

以上が鉄道沿線歩き第4弾の”総武線編”でした。拙い上に長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとか、ご意見があればコメントいただければと思います。