伊能忠敬になりたい

鉄道沿線歩き旅、ぶらり街歩き、全国の寺社仏閣、城の訪問、御朱印集めの記録します。その記録を通じて全国の良いところを紹介していきたいと思います。 またツイッターもやっていて、主に旅の実況を呟いています。よろしければご覧ください。https://mobile.twitter.com/NaritaiTadataka

【ぶらり街歩き】東北周遊旅(宮城)編(3日目前編)

今年の1月の東北周遊旅で参拝した神社仏閣・訪問した観光スポット・食したグルメについて複数記事に渡って書いていきたいと思います。今回は周遊旅3日目前半に訪れた松島について書いていこうと思います。

 

目次

・概要

・旅記録

・総括

 

 

【概要】

訪れた場所:宮城県宮城郡松島町

訪れた日:2020年1月20日

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松島遊覧船の眺め

 

松島は宮城県にある260の島々とその周囲の湾岸で構成される地区のことで日本三景の一つと知られ、多くの観光客を集めているスポットです。松島を見るうえで良く知られているのが四大観という4か所の絶景。壮観、麗観、偉観、幽観と言われていてそれぞれ松島の異なる景色を拝むことができます。また、松島は数多くの島が点在する特異な景観だけに注目が集まっているのではなく、周囲には戦国大名 伊達政宗と深い縁のある瑞巌寺などの歴史的建造物も数多く存在していて古くから人々の信仰される場所という側面もあります。

 

 

【旅記録】

前回は宮城県にある一宮鹽竈神社を参拝したことを記事にしました。東北周遊旅の3日目は宮城に残るべきか、福島に向かうべきかしばらく悩んで2日目は眠りにつきました。

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ホテルの部屋からの朝日

 

朝、部屋の窓から外を見ると朝日がきれいに街を照らしていました。晴れるようなら宮城に残ってもう一度松島に行って遊覧船に乗ると決めていたので、昨日に引き続き仙石線に乗り松島海岸駅へ向かいました。

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松島海岸1

 

日が暮れかけていた昨日とはかわってはっきりと島々が見渡せました。

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松島 五大堂入口1

 

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松島 五大堂入口2

 

遊覧船の時間まで40分ぐらい空きがあったので、遊覧船乗り場の周辺をぶらぶらすることにしました。まずは、松島の観光スポットの一つ五大堂に行くことに。まだ時間が早かったので人はほとんどいません。

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松島 五大堂すかし橋説明板

 

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松島 五大堂すかし橋1

 

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松島 五大堂すかし橋2

 

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松島 五大堂すかし橋3

 

五大堂の入口にはすかし橋に関する説明板がありました。確かに橋げたのところどころが抜けていて、隙間から水面を覗くことができます。写真を撮るとき、手を滑らせて携帯を落としてしまわないか心配でした。

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松島 五大堂

 

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五大堂からの眺め1

 

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五大堂からの眺め2

 

五大堂は松島にある臨済宗の寺院である瑞巌寺の境内から離れた場所にある仏堂です。瑞巌寺は前々回の記事(↓記事参照)で平泉の寺院を紹介したときに登場した円仁(中尊寺や毛越寺を創設したと伝わる)が開基した延福寺がもとになっているそうです。

そして五大堂は延福寺を開基された際に建てられ、五体の明王像を安置したことでそう呼ばれるようになったとのことです。現在の五大堂は伊達政宗によって再建されたものが残っており、桃山時代の建築様式を見ることのできる歴史的価値のある建物であることから国指定の重要文化財となっています。五大堂は海と隣接していて堂の前から穏やかな海の景色が広がっています。

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福浦橋と福浦島

 

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福浦橋

 

遊覧船が出発する時間は迫ってきていましたがもう少し周辺を歩きました。駅から離れていく方向に歩いていくと橋と島が見えてきます。福浦橋と福浦島です。福浦橋は良縁に恵まれる出会いの橋とされているそうです。その先の福浦島は自然豊かな島で様々な種類の樹木があることから県の自然公園になっているそうです。今回私は時間がなかったので遠くから眺めただけで済ませてしまいましたが、もし松島を訪れる機会があればぜひ行ってみて下さい。出発時刻に近づいてきたので遊覧船乗り場へ向かいます。

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遊覧船 仁王丸

 

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今回乗船した遊覧船

 

遊覧船チケット売り場で仁王丸コースの券を購入し、乗船します。船着き場には仁王丸という大きな船があったので、その船に乗れるのかと思いきや案内されたのは少し小ぶりの船でした。ホームページを見るとどうやら冬季の始発便は中型船になる可能性があると書いてありました(HP:http://www.matsushima.or.jp/)。

ここからはコメントなしで撮影した松島の島々の写真を一部貼っていきます。

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以上、松島の島々でした。他に撮影した写真については別の記事に全て載せようかと思ってます。

 

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松島を一周した後の遊覧船

 

色々説明してくれながら航行してくれるので下調べ無しでも楽しむことができました。景色を楽しむため遊覧中ほとんど外の席にいましたが、冬の船の上はとても冷えましたね。意外と揺れが強かったようにも思いました(私自身乗り物酔いにはめっぽう強いので気持ち悪くなったりはしませんでしたが…)。遊覧船を楽しんだ後、仙台駅に向かうことにしました。まだまだ満喫できたとは言えませんが、福島にある一宮をこの日のうちに回りたかったので名残り惜しいですが松島を離れます。

新幹線に乗るため仙台駅へやってきましたが 一つやり残したことがあったので、すぐには乗りませんでした。やり残したこととは宮城グルメの堪能することです。牛たんは食べましたが、牡蠣を食べていないことがずっと引っかかっていたので、開店する時間を待って駅ビルの中にある仙台ステーション オイスターバー エスパル仙台店に入店しました。

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白ワインと野菜スティック

 

前菜的な感じで出てきた野菜スティック。白ワインとともにいただきます。

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広島県産と岩手県産の生牡蠣

 

生牡蠣を注文します。産地で違うのかなと思って広島県産と岩手県産を注文。食べた時は味が違うなと思ったのですが時間が経ってしまっているので、具体的にどんな違いがあったかは覚えていません…すみません。白ワインとよく合いましたね!

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焼き牡蠣の5種盛り合わせ+カキフライ

 

今度は焼き牡蠣の5種盛り合わせとカキフライと注文。焼き牡蠣の5種盛りはカキフライから時計回りに「ウニと牡蠣醤油の焼き牡蠣」、「香草ガーリックバターの焼き牡蠣」、「トマトソースとモッツァレラチーズ焼き牡蠣」、「アンチョビとガーリックの焼き牡蠣」、「”オイスターロックフェラー”ホワイトソースとほうれん草の焼き牡蠣」になっています。それぞれ全く異なる味わいだったので、常に新鮮な気持ちで食べることができ非常に満足できました。

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牡蠣のリゾット

 

締めに牡蠣のリゾットを注文。私、牡蠣もリゾットが大好きだったので楽しみにしていました。実際に食してみると牡蠣エキスがリゾットの味に深みを与えていて、大変美味でございました。もう少し量があってほしいなと思いましたが、宮城のグルメ大満足でした!!

腹ごしらえも完了したので、この旅最後の目的地福島県に向かっていきます。

 

【総括】

今回は宮城の観光スポット、日本三景の一つ松島を訪問しました。遊覧船に乗って松島湾を一周してみましたが、多くの島々が点在していて特殊な地形だなと思って見ていました。他の日本三景も行ったことあるのですが、他2つは見る場所がはっきりとわかりますが、松島については見どころが点在しています。私は今回時間をそこまで割くことできなかったので、中途半端になってしまった気がしています。皆さんが訪れる際はしっかりと時間を取って観光されることをお勧めします。あと牡蠣は絶品でしたね。思い出した今でも食べたくなってきてしまいます。皆さんもぜひ食べてみて下さい。

 

以上が”【ぶらり街歩き】東北周遊旅(宮城)編(3日目前編)”でした。

拙い上に長文になりましたが、ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

次回記事では福島県にある3つの一宮を参拝したことについて紹介します。