今回は11月16,17日と2日続けて実施した鉄道沿線歩き旅の第2弾”根岸線・京浜東北線編”をお届けします。
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なお京浜東北線の田端駅〜品川駅は山手線1周編で歩いたので省略しています。
目次
根岸線
【概要】
路線:根岸線(JR東日本)
実施日:2019年11月16日
歩行経路:
歩行距離・時間、消費カロリー:
主に横浜の臨海エリアを走る路線。横浜駅〜大船駅の間を走行し、東海道線や横須賀線がカバーできない地域の交通手段の役割の担っています。沿線には横浜市民が誇り、観光客も集まるみなとみらい地区の他に、製油所や重工業工場などが並ぶ京浜工業地帯、ベッドタウンエリアがあります。路線距離は22.1km。開業は1872年で当時は東海道線の一部だったようです。昔の横浜駅は現在の桜木町駅の位置にあったみたいです。その後、1964年に現在の桜木町駅〜磯子駅まで延伸したとのこと。ちょうど京浜工業地帯が成長していたタイミングでもあるので、延伸した背景にはそんな理由もあるのでしょうかね。この延伸の時に根岸線という名称が使われだしました。1970年代には横浜の再開発が進んだことに並行し、通勤客の足となるように根岸線も延伸。1973年に全線開業したようです。
【レビュー】
距離 :☆☆☆
起伏 :☆☆☆☆☆☆
快適性:☆☆☆☆☆☆☆☆☆
利便性:☆☆☆☆☆☆
充実度:☆☆☆☆☆☆☆
難易度:☆☆☆☆
10段階評価です。
*あくまで個人の意見です。
レビューの評価基準
距離:歩行距離は30km未満で、そこまでの距離ではない。☆3に。
起伏:大船駅〜新杉田駅間で緩やかで長いアップダウン、山手駅周辺で急な上り坂があります。特に後者は息が切れます。ただ平地も多かったので☆6程度に。
快適性:未舗装区間はなく、歩車分離されている区間が殆ど。横浜駅や桜木町は人多いけど歩き辛いレベルでなく、快適だったので☆9に。
利便性:駅前であれば食料や水分補給は容易だが、沿線歩き中は住宅街を通ることが多いので、探すのに苦労することもありそう。トイレも同様ですね。少し不便なので☆6に。
充実度:横浜らしいオシャレな街並みから工業地帯、レトロなベッドタウンなどの一般には知られていない横浜の側面が見れて楽しいが、道中はメリハリがない区間もあります。よって☆7に。
難易度:距離は長くないが、起伏が割とあるので☆4に。
【詳細・感想】
【鉄道沿線歩き旅】Case2-1 根岸線編
京浜東北線
【概要】
路線:京浜東北線(JR東日本)
実施日:2019年11月16日,17日
歩行経路:
歩行距離・時間、消費カロリー:
横浜駅〜川崎駅
川崎駅〜品川駅
田端駅〜大宮駅
合計
歩行距離:56.72km
歩行時間:10時間11分28秒
カロリー:3101kcal
(品川駅〜田端駅を含んだ場合)
推定歩行距離:78km程度
京浜東北線は東海道方面の玄関口横浜、北関東への玄関口大宮を、新幹線で全国とつながる東京駅を経て接続する首都圏を支える重要路線の1つです。路線距離は59.1km。この路線は1914年に東京駅が完成したのと同時に開業し、東京と横浜方面をつないでいた京浜線と青森まで繋がっていた東北本線が接続したことで、今の名称で呼ばれることになりました。一般的な路線名となっていますが正式には東北本線と東海道本線という区分になっているみたいです。
【レビュー】(今回歩いていない区間も含む)
距離 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆
起伏 :☆☆☆
快適性:☆☆☆☆☆☆☆☆☆
利便性:☆☆☆☆☆☆
充実度:☆☆☆☆☆☆
難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆
10段階評価です。
*あくまで個人の意見です。
レビューの評価基準
距離:歩行距離は80km弱になると想定されるので、文句なしの☆9に。
起伏:上野駅周辺や田端駅周辺、王子駅周辺では起伏があるが、その他のエリアは基本的に平地。辛さはさほどないので☆3に。
快適性:路面は舗装されていて沿線も歩きやすい。人で溢れかえるような区間もないのでなお良し。☆9です。
利便性:駅前は栄えているところが多く補給には困らなさそう。ただ沿線歩き中、線路沿いにコンビニがない区間もあります(特に埼玉エリア)。トイレも同様ですね。☆6に。
充実度:山手線並走区間や横浜駅や川崎駅、赤羽駅、浦和駅、大宮駅などは栄えていて発見もあり楽しい。ただし、駅間は住宅街が多く。代わり映えしない景色が続くので、飽きと戦うことになる。☆6に。
難易度:2日かけて歩くことが前提な上に、モチベーションの維持も難しいので☆8に。
【詳細・感想】
横浜駅~品川駅区間:【鉄道沿線歩き旅】Case2-2 京浜東北線編(前編)
品川駅~田端駅区間:【鉄道沿線歩き旅】Case1 山手線1周編(外回り)
東京駅~品川駅区間、田端駅~上野駅区間、上野駅~東京駅区間を参照ください。
田端駅~大宮駅区間:【鉄道沿線歩き旅】Case2-3 京浜東北線編(後編)
私の鉄道沿線歩き旅のルールとして過去に一度歩いた場所は省略しても良いというルールを採用しており、品川駅~田端駅区間は山手線1周編で歩いているので、今回は電車に乗って移動しました。
【総括】
京浜東北線と根岸線の沿線を歩いてみました。
根岸線については大都市横浜の表も裏も知ることができ、発見の多い路線でした、面白かった。特にすごいと思ったのは根岸線という乗降客もそこそこ多い路線が、ほとんど横浜市内で完結しているということ。1路線が一つの市に収まるってなかなか無いから、横浜の広さ、栄え具合を実感させられました。
京浜東北線は3都県に跨る路線で、私は地獄を見るような思いで歩きましたが、落ち着いて振り返ると興味深い。大きな駅を何駅も通る路線ですが、それぞれの駅の個性が強い。埼玉と神奈川の都会駅と東京の駅は空気感が違いがあるように感じられました。歩いて見て、初めて分かりました。
なかなか距離はあるし、モチベーションの維持が難しい難易度の高い路線ですが、ご興味がある方は歩いて見てください、達成感は物凄い得られますよ。
以上が鉄道沿線歩き旅第2弾の”根岸線・京浜東北線編”でした。
ご覧いただきありがとうございました。書いた内容に間違いがあればコメントでご指摘いただければと思います。