伊能忠敬になりたい

鉄道沿線歩き旅、ぶらり街歩き、全国の寺社仏閣、城の訪問、御朱印集めの記録します。その記録を通じて全国の良いところを紹介していきたいと思います。 またツイッターもやっていて、主に旅の実況を呟いています。よろしければご覧ください。https://mobile.twitter.com/NaritaiTadataka

【鉄道沿線歩き旅】Case2-2 京浜東北線編(前編)

鉄道沿線歩き旅の第2弾の第2部京浜東北線(前編)の旅を紹介します。

(キーワードリンクの無効化・リンクの貼り付けなど微修正をしました(初版2019/12/14投稿)。)

 

目次

・概要(簡易版)

・詳細

    ※横浜駅〜川崎駅区間

    ※川崎駅〜品川駅区間

・感想

 

【概要(簡易版)】

  路線:京浜東北線(JR東日本)

  実施日:2019年11月16日ー17日

  歩行経路:

 16日分:

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 17日分: f:id:Everlasting_Journey:20191210215606p:plain

  歩行距離・時間、消費カロリー:

 16日分:

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 17日分:

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 合計

  歩行距離  :29.77km

  歩行時間  :05:08:27

  消費カロリー:1629kcal

 

【詳細】

前回はお昼前から歩き始め、5時間かけて根岸線沿線歩きを達成しました(↓記事参照)。

ゴールの横浜駅に到着し、少し遅めの昼ごはんを食べました。その際今後の沿線歩きについて考えました。この日と次の日で京浜東北線を歩こうと決めていたのですが、今日のうちに川崎駅まで行って明日を川崎スタートとするべきか、今日ここで中断し明日は横浜スタートとすべきか悩みました。悩んだ結果、疲労はあったけれども横浜駅〜川崎駅は沿線距離で10.6km。行けるだろう!と見切り発車で川崎駅へ京浜東北線の旅をスタートしました。

 

※横浜駅〜川崎駅区間

 横浜駅

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横浜駅東口方面

 

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横浜駅近辺スカイビル

 

横浜駅構内は嫌になるくらい混んでます。一方、東口は国道1号と首都高が広がっており、その先に高いビルがちらほらありますが、人は多くありません。東口にあるスカイビルに入っているスカイスパはたまに行きます。高層階にあり、サウナから景色を楽しめる良いスーパー銭湯です。東神奈川駅方面に歩き出すと、人はより少なくなります。

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線路沿いから東神奈川駅方面を望む

 

線路沿いの道は第二京浜。人はいないが、車の往来は多めです。この辺りは横浜で休憩していたため体力回復したこと&早く川崎に行きたい気持ちから早歩きで向かっていました。

 

東神奈川駅

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東神奈川駅 西口前

 

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東神奈川駅 西口

 

それなりに栄えていると思いますが、横浜駅の一駅隣の割にはあまり人がいません。19時前なので人がもう少しいるものだと思ってました。反対側の出口のが栄えているんですかね。寄る所もなかったので、すぐ新子安駅へ向かいます。

 

この頃から疲労が一気に増しました。辛かったです。新子安に向かう前にJRや京急の3路線の踏切を渡りましたが、かなり大規模な踏切でしたね。疲労から写真は撮ってませんが…。京急線子安駅を超えて…

 

新子安駅

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新子安駅近辺

 

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新子安駅

 

新子安駅に着きました。ひたすら足腰の痛みと孤独との戦いです。たどり着いた方の入り口は駅前に小さいお店が数店舗ありました。線路の反対側の出口はショッピングモールがあるみたいでしたが、立ち寄る余裕はなくスルー。隣駅へ向かうため第一京浜沿いを進み出します。

 

道中歩いていると教科書で見たことある地名、生麦に着きます。薩摩藩士がイギリス人を斬りつけた地として有名ですよね。この辺りにはキリンビールの工場があるみたいです。見学もできるようです。そんな生麦にある京急の生麦駅手前で左折し、京急、横須賀線、京浜東北線の踏切を渡り、鶴見に行きます。この辺りで身体はかなりボロボロ。鶴見駅で本当にリタイアするか考えていました。ノロノロと歩いていると…

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總持寺入り口

 

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總持寺方面を望む

 

曹洞宗の大本山總持寺の入り口に辿り着きます。流石に真っ暗でした。以前、昼頃に訪れたことありますが広い境内で立派なお寺でしたね。真っ暗な總持寺を横目に通り過ぎます。

 

鶴見駅

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鶴見駅ロータリー

 

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鶴見駅

 

なんとか鶴見駅に辿り着き、休憩に入りました。駅前はごちゃごちゃした感じです。東神奈川駅や新子安駅よりも街行く人は多いです。疲労がピークでリタイアしたかったですが、明日歩く距離が増えるだけなので心を鬼にして踏み止まりました。長めの休憩の後、川崎駅に向かいます。

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鶴見川に架かる橋からの夜景

 

鶴見駅を線路沿いに少し進んだ後は旧東海道を歩くようにしました。この辺りはほとんど記憶なし。ただひたすら住宅街を進んでいました。元気な時はなんてことない距離ですが、この時は物凄く遠く感じました。やがて市電通りにぶつかるので、左折し、線路沿いの通りまで行きます。そこで右折すると川崎駅に近いからかビルが増えてきます。そして…

 

川崎駅

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 川崎駅外観

 

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川崎駅

 

川崎駅に辿り着きます。川崎駅は東京と神奈川の境にあり、都民、神奈川県民の往来が盛んで、他にも川崎駅に乗り入れている南武線は様々な路線とも繋がるため、交通の要衝です。外観も改札内も立派な駅です。また川崎はラゾーナに行くような家族連れやカップル、繁華街を愉しむ人たち、工場地帯の労働者など、色々な人が様々な目的で集うので、川崎駅前は人が大勢います。根岸線を歩いてさらに川崎駅まで歩いたのでさすがに疲労困憊。取り敢えずこの日はここで中断し、残りの区間を次の日に回します。

 

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横浜駅〜川崎駅の歩行経路(緑丸〜赤丸まで)

 

神奈川県の2大都市を結ぶエリアなので、かなり栄えていると思っていたのですが、そんな事はなく道中はひたすら孤独で寂しかったです。私がこのエリアでオススメしたいのは總持寺。立派な寺なので、行った事ない方で寺院を見るのが好きな方は是非行ってみてください。

 

※川崎駅〜品川駅区間

 前日、根岸線沿線、横浜駅〜川崎駅を歩き、満身創痍となりましたが自宅で睡眠を取った後、電車に揺られ

再び川崎駅へ向かいました。前日のうちに辿り着けなかった品川駅に向かいます。

 

川崎駅

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川崎駅

 

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川崎駅前

 

今日も天気が良いですなぁ。休日の朝なのに駅前には人が多いです。まだラゾーナとか開いてないのに…解せません。私はスープストックで朝ご飯。食べ終わったら蒲田に向かい歩き始めました。

 

川崎駅の東口にある繁華街は歌舞伎町みたいに「きれいではない街」感がありますね。夜来たことはありませんが若干治安が気になります。今回訪れたのは朝なので繁華街でも人はまばらです。繁華街を抜けると第一京浜にぶつかり、そこから都内方面へ。

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六郷橋からの眺め

 

六郷橋が県境となっており、都内に入りました。

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第一京浜沿いの街並み

 

第一京浜は車が多かったです(たまたま車のいないタイミングで写真撮りました)。

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西六郷公園のタイヤのバケモノ

 

第一京浜沿いから京浜東北線沿いに移動し、線路沿いを歩いているとタイヤ公園とも呼ばれている西六郷公園に着きます。電車からも見えるところです。公園は家族連れが多い。写真はタイヤでできたバケモノ。タイヤ公園のシンボル的存在。複数体いました。

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富士通ソリューションスクエア

 

線路沿いには富士通の建物もあります。キレイな建物です。私の職場もこんな感じなら良いのに、と羨望の眼差しで見てました。さらに歩くと…

 

蒲田駅

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蒲田駅

 

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蒲田駅前

 

蒲田駅に着きます。駅ビルはキレイです。蒲田で働く友人からはあまりきれいな街ではないと前情報を仕入れていてハードルが下がっていたので、そこまで悪い感情は抱きませんでした。ただごちゃごちゃと込み入っている街なのかなというイメージを持ちました。一駅しか歩いていませんが、前日の疲れからか足取りは重いです。ですが、休まずに大森駅へ。

 

ひたすらに線路沿いを進みます。何故か写真は撮ってません。そのまま進むと池上通りに合流します。通り沿いの街並みに昭和感が出て来ます。高架をくぐり大森駅の東口の方に行きます。

 

大森駅

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大森駅

 

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大森駅 東口前

 

池上通り沿いの西口よりかは東口の方が街並みが新しい気がします。この大森駅は乗り換え路線のない単独駅の中では世界一の乗車人数らしいです。知らなかったです。あとは歴史の授業で習う大森貝塚も近くにあるみたいです。西口には地獄谷と呼ばれるディープな飲屋街があるそう。折を見て訪れてみたいです。大森駅では少しだけ休み、大井町駅へ向かいます。

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沿線風景

 

沿線は住宅街で、奇怪な建物とかもなく見所は乏しいかも知れません。大井町駅に近づいていくと高層の建物が見えて来ます。

 

大井町駅

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大井町駅近辺

 

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大井町駅前

 

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大井町駅

 

大井町駅は阪急のような高層ビルもあれば、大井町線沿いのアーケード通りや大井町横丁のようなレトロ感もある新旧混在した街です。私はこの街が好きですね。ただ、最近は再開発が進んでいるそうで武蔵小杉の次は大井町と言われているそう…個人的には街並みを変えて欲しくないと思います。ここでは休憩せず、大井町横丁を横目に線路沿いの進みます。

 

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品川駅への道中

 

指が写ってしまいました。

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目黒川(だと思います)

 

品川駅に近くと駅周辺の高層ビジネスビル群が見えてきます。やがて…

 

品川駅

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品川駅前

 

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 品川駅

 

品川駅に着きます。立派なビジネス街。仕事で品川まで出張する時がありましたが、朝のバス乗り場は大混雑してましたねー。毎日あれで通勤するのは勘弁願いたい。京浜東北線の田端駅〜品川駅区間は既に山手線の旅で歩いていて、今回は省略するので、京浜東北線の旅は一旦品川駅で区切って、電車で田端駅に向かいます。

 

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川崎駅〜品川駅の歩行経路(緑丸から赤丸まで)

 

前日に引き続き歩きましたが、疲労が抜けず、品川駅に着く頃にはかなり足の痛みがありました。このエリアの中は飲屋街が魅力的かなと思います。蒲田や大森の地獄谷、大井町横丁などですね。品川駅は流石の発展ぶりで、品川駅はハイレベルなビジネス街でした。バリュエーションに富んだエリアでした。

  

以上、京浜東北線前編の詳細でした。

 

【感想】

京浜東北線沿線歩き前編の横浜駅〜品川駅をお届けしました。この区間は3つに分類できるような印象を受けました。

主要駅:横浜駅、川崎駅、品川駅

  非常に混雑していてそれぞれに特色あり、活気がある

神奈川県エリア:東神奈川駅〜鶴見駅

  ひたすらに住宅街

太田区近辺エリア:蒲田駅〜大井町駅

  人はそこそこ多い、飲兵衛にとって魅力的な街

沿線歩きという点で見ると、30km弱でそこそこの距離かつ地味な起伏もあって楽というわけではありません。住宅街を歩き続ける事になるので、飽きとの戦いもあり、沿線歩きにハマっていない人には向かないと思います。

 

以上が鉄道沿線歩き第2弾第2部の”京浜東北線前編”でした。第3部では田端駅〜大宮駅まで歩く”京浜東北線後編”をお送りします(↓記事です)。

拙い上に長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。