伊能忠敬になりたい

鉄道沿線歩き旅、ぶらり街歩き、全国の寺社仏閣、城の訪問、御朱印集めの記録します。その記録を通じて全国の良いところを紹介していきたいと思います。 またツイッターもやっていて、主に旅の実況を呟いています。よろしければご覧ください。https://mobile.twitter.com/NaritaiTadataka

【鉄道沿線歩き旅】Case0-8 東急大井町線編

鉄道沿線歩き旅 東急線第8弾の”東急大井町線編”をお届けしたいと思います。いよいよ東急線シリーズのラストになります。よろしくお願いします。ちなみに大井町線の中でも田園都市線と並走する区間の二子玉川駅~溝の口駅間はすでに歩いたことがあるので今回は省略しました。

 

目次

・概要

・レビュー

・詳細

・総括

 

 

【概要】

路線:大井町線(東急電鉄)

実施日:2019年10月21日

歩行経路:

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歩行距離・時間、消費カロリー:

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当路線は大井町駅と溝の口駅を接続する路線。大井町駅~二子玉川駅は単独区間で、二子玉川駅~溝の口駅間は田園都市線と並走する区間になっています。路線距離は全区間で12.4km、単独区間(大井町駅~二子玉川駅)で10.4kmです。大井町線は東急電鉄の前進目蒲電鉄により1927年に大井町駅~大岡山駅が開業したことで誕生しました。1929年には自由が丘駅~二子玉川駅間が開業し、その年のうちに大岡山駅~自由が丘駅間が接続され、今の大井町線単独区間が繋がりました。1943年には二子玉川駅~溝の口駅間が編入されます。その後、路線名が田園都市線に改称されますが、1979年に再び大井町線の名称に戻ります(その時は二子玉川駅~溝の口駅間は大井町線区間には入っていません)。2009年に再び二子玉川駅~溝の口駅間を大井町線として運行するようになり、現在の形になりました。大井町線は東京西部から神奈川中央部まで根を張っている東急電鉄の主要路線の大半と接続しています(こどもの国線と世田谷線,東急多摩川線は除く)。また、大井町線の輸送能力を向上させることで田園都市線の混雑緩和を図るなど、通勤通学路線としてだけでなく他路線の支援路線としての役割も担っており、大井町線は東急線の中でも縁の下の力持ち的な印象です。

 

 

【レビュー】

距離    :☆☆

起伏    :☆☆☆

快適性:☆☆☆☆☆☆☆☆

利便性:☆☆☆☆☆☆☆

充実度:☆☆☆☆☆

難易度:☆☆

10段階評価です。

*あくまで個人の意見です。

 

レビューの評価基準

距離:歩行距離は15kmで少し気合を入れる必要があります。非常に悩ましいところですが☆2としておきます。

 

起伏:アップダウンはそこまで多くなかった印象がありますが、二子玉川駅~上野毛駅間にすごい坂がありました。他には緑が丘駅~大岡山駅間の富士見坂や北千束駅周辺の坂道などが記憶に残っています。☆3ですかね。

 

快適性:路面は舗装されていて、道も歩きにくいほど混雑していることはないので快適に歩けます。☆8でしょうか。

 

利便性:駅前に商店街がある駅が多く補給は問題なし。トイレは少し心配な気がします。☆7かな。

 

充実度:再開発された街並みから商店街、大学のキャンパス等いろんな顔がある沿線で歩いていて見どころはあります。但し、住宅街を歩くことが大半を占めるのでモチベーションを維持するのが大変でした。☆5ですかね。

 

難易度:距離は散歩というには距離が長く、起伏も厳しいところがあり、東急線の2大看板路線(東横線、田園都市線)以外では一番難易度が高い路線かなと思いました。かといって他社の路線と比べると難易度は低いのかなと思い☆2の評価としておきます。

 

 

【詳細】

前回は東急線の中でも駅舎が特徴的な駅の多かった目黒線を歩いてきました(↓記事参照)。
そして、昨年の9月から1か月+αほど続けていた東急線沿線歩きシリーズも残すところ1路線。最後の大井町線を歩いていくことにしました。大井町線の中でも溝の口駅~二子玉川駅間は過去の沿線歩きでも歩いていましたので、今回は二子玉川駅~大井町駅の大井町線単独区間を歩きます。スタートは二子玉川駅からとしました。

 

溝の口駅~二子玉川駅

 今回は歩かなかった、溝の口駅~二子玉川駅区間については↓記事にて紹介しています。お時間があれば見て行ってください。

 

二子玉川駅

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二子玉川駅

 

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二子玉川駅前(二子玉川ライズ)

 

スタート地点の二子玉川駅です。二子玉川駅は田園都市線沿線歩きで紹介したので詳細は省きますが、今回スタート地点とした二子玉川駅東口は近年再開発が進み、住宅・商業の大型複合施設 二子玉川ライズが形成されています。私が初めて訪れたときには影も形もなかった施設です。規模の大きさから東急グループがどれだけこの街の開発に注力しているのかということを感じることができます。

二子玉ライズの遊歩道を歩いていると人だかりがありました。何やらホールの外に人が集まっていて、外からホールの中の様子を見ていました。何だろうと思って自分も背伸びをして覗いてみたところ、某朝ドラ(東北の太平洋沿いを舞台とした)ヒロインがイベントをやっていたようでした。遠くからでも本人と分かりましたが、やはりきれいな女優さんでしたね。ホールを横目に見ながら先へ進みます。

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二子玉川ライズ住宅地区

 

二子玉川ライズの商業地区を抜けるとタワーマンションが数棟そびえる住宅地区に入ります。立派ですよね、購入するにはいくら必要なんでしょうね、貧乏性なのでそこが気になってしまいます。セレブ生活羨ましい…

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二子玉川公園

 

二子玉川ライズの遊歩道を奥まで歩いていくと緑地豊かな公園が広がっているのが見えます。時間があればのんびりとしてみたかったですが先を急ぎました。

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多摩川の河川敷

 

この沿線歩き旅の2週間くらい前に台風19号が到来し多摩川の多摩川が氾濫したという出来事がありました。二子玉川駅辺りの堤防で氾濫したということなので写真を撮った近くで起きたのでしょうか。この日は天気は良くありませんでしたが、川は穏やかでした。

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上野毛駅への道中1

 

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上野毛駅への道中2

 

多摩川と並行して少し歩いた後、左折し住宅街へ入っていくと急な上り坂がありました。写真で見ると大したことなさそうに見えますがかなりきつい坂でした。息を切らしながら上りきり、住宅街を進んでいきます。すると…

 

上野毛駅

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上野毛駅

 

上野毛駅に着きました。シンプルな駅舎が多い東急線においてかなり特殊な形をした駅でした。駅舎を設計したのは表参道ヒルズや東急東横渋谷駅を設計した安藤忠雄氏です。建築の世界に疎い私ですら知っている方です。五島美術館や多摩美術大学の上野毛キャンパス等の美術関係の施設が駅周辺にあるようなので、それに影響されて駅舎も芸術的な建設物にしたのだろうかと推測してしまいます。上野毛駅は環八通りと等々力通りにサンドされる場所に位置していますが、比較的静かな等々力通りを進んでいきました。

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等々力駅への道中1(上野毛交番裏)

 

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等々力駅への道中2

 

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等々力駅への道中3

 

等々力通りは非常に静かな道でした。通行人もほとんどおらず自分のペースで歩けるので快適でしたが、寂しさもありました。この辺りは高級住宅街という前情報を聞いていたので気になってキョロキョロとしながら歩いていましたが、立派な住宅が多いような気がしました。等々力通りをしばらく歩いた後右折し、線路沿いをしばらく歩いていくと…

 

等々力駅

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等々力駅

 

等々力駅に着きました。駅の感じは何となく東急多摩川線の駅の雰囲気に似た感じがしました。ただ、人が多く活気はこちらのほうがありますね。この駅には有名な観光地として等々力渓谷があります。一度行ったことがありますが23区にありながら自然豊かな場所でリフレッシュに最適な場所でした。行ったことない人はコロナウイルスが落ち着いてから行ってみてください。線路沿いを進んでいきます。

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尾山台駅への道中

 

線路沿いは住宅が建ち並んでいます。それにしても微妙な天気ですね…。やがて…

 

尾山台駅

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尾山台駅

 

尾山台駅に着きます。駅前には商店街が広がっています。この駅は東京都市大学世田谷キャンパス前という副名称が付けられています。訪れたときは休日だったので学生さんの姿は見当たりませんでしたが、平日はたくさんいるのだろうかなどと思いながら、休まずに先へ進みました。

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九品仏駅への道中

 

尾山台駅からは線路沿いを進まず等々力通りを進みます。相変わらず、静かな感じです、寂れているというよりかは上品な感じの静かさです。等々力という名前に引っ張られているような気もしますが。通り沿いに進んでいくと…。

 

九品仏駅

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九品仏駅

 

九品仏駅に着きました。「くほんぶつ」という読みますが、初見ではなかなか読めないですよね。この駅は車両1両分がホームからはみ出てドアが開かない珍しいドアカット駅です。この駅をご利用の際は注意ください。九品仏駅も規模は小さめですが、駅前商店街がありました。さらに駅の近くには…

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九品仏浄真寺

 

駅名にもなっている九品仏浄真寺があります。浄土宗のお寺です。九品仏という名前は寺院の中に9体の阿弥陀如来像が安置されていることが由来です。以前訪れたことがあったので今回は参道の入り口だけ写真を撮って先に進みました。

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自由が丘駅への道中

 

等々力通りを進んでいると大井町線の踏切にぶつかるので踏切を渡らずに線路沿いを進んでいきます。道がかなり細いですね。おしゃれスポットの自由が丘に向かっているとは思えないくらい、落ち着いた道を進んでいきます。やがて…

 

自由が丘駅

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自由が丘駅

 

自由が丘駅に辿り着きます。写真を撮ろうとしたときにちょうど車が停車してしまったので微妙な写真です。自由が丘駅では東急線の看板路線東横線に乗り継ぐことができます。東横線の沿線歩き旅でも訪れた駅ですね(↓記事参照)。 

↑記事で紹介したので自由が丘駅の詳細については今回は省略します。 駅前のベンチで少し休憩した後、先に進みました。

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緑が丘駅への道中1

 

自由が丘駅周辺は商店がたくさんあり、ごちゃごちゃとしてます。人も多いですね。

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緑が丘駅への道中2

 

自由が丘駅から線路に並行して少し歩くと閑静な住宅街に至ります。緑道があるので、それに沿って進んでいくと…

 

緑が丘駅

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緑が丘駅

 

緑が丘駅に着きます。自由が丘駅では地上駅だったのに、いつの間にか高架になっていました。駅前は小さな商店がぽつぽつとある感じで落ち着いた街だなと思っていました。少し前にいつも読まさせてもらっているブログでミシュランガイドで紹介されたラーメン屋"中華蕎麦 三藤"がここら辺にあるという記事を見ました。今は外出自粛していますが、状況が落ち着いたら行ってみたいと思います。この時はどこにも寄らず先へ進みました。

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大岡山駅への道中1(東工大のキャンパス_緑が丘地区)

 

駅の高架下を歩いていくと東京工業大学の校門があったので、大学の敷地を抜けて大岡山駅に向かうことにしました。校門から入ってすぐそばには大量の太陽光パネルが壁面に設置された建物が…違和感だらけですね。

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大岡山駅への道中2(東工大のキャンパス_大岡山地区)

 

敷地内にそこそこな勾配の坂がありましたので、そこを上がっていきます。前回の目黒線の沿線歩きでも紹介した富士見坂です。今回も天候が良くなかったので富士山は拝めませんでした。坂を上り右を見ると東工大の建物が複数見えました。結構広いキャンパスです。キャンパス内には若者(学生)だけでなく、近隣に住んでいるような人が通行していて地域の人の散歩道・通勤道として根付いているようです。そんな東工大の敷地を歩いていくと…

 

大岡山駅

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大岡山駅

 

大岡山駅に辿り着きました。1週間ぶりですが、相変わらず駅舎(病院)はインパクトがあります。ここでは目黒線と乗り継ぐことができます。大岡山駅の紹介は前回記事で行ったので今回は省略します。先へ向かいます。

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北千束駅への道中

 

途中までは目黒線で歩いた道を反対方向に歩いていきましたが、やがて右折し住宅街に入っていきます。歩いていくと起伏が出てきて坂を上っていくことになります。その坂を上ると…

 

北千束駅

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北千束駅

 

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北千束駅周辺

 

北千束駅に着きました。大岡山駅の派手な駅舎に比べてこちらは質素になっています。大井町線の中でも一番乗降客数の少ない駅らしく静かな住宅街が広がっています。一軒家が多いのかと思いきや意外と集合住宅が多いのが特徴です。休む場所もなかったので先へ進みます。

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旗の台駅への道中1(南千束交差点)

 

北千束駅周辺の住宅街を抜けると大きな通りにぶつかります、中原街道です。その中原街道に沿って歩くと、環七通りと交差する南千束交差点に至ります。ここでは直進して中原街道を進んでいきます。

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旗の台駅への道中2(三間通り)

 

中原街道を直進していくと、大井町線の高架が見えてきます。高架の手前の交差点で右折し三間通りという道を歩いていきます。ずーっと先まで商店街が続いているような通りでした。やがて…

 

旗の台駅

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旗の台駅前

 

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旗の台駅

 

旗の台駅に着きました。この駅では池上線と接続しています。池上線の沿線歩きでも訪れていますので詳細説明は省きます(↓記事参照)。

この駅も休憩できるような場所は無かったので三間通りに戻り先を急ぎました。

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荏原町駅への道中

 

ひたすら商店街の景色が続いていきます。歩いているときはなかなか苦痛でしたが、よくよく考えてみるとかなり長い商店街です。意外と人も多く、寂しさをほとんど感じずに歩けます。そして…

 

荏原町駅

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荏原町駅

 

荏原町駅に着きました。旗の台駅からずっと商店街続いてどこに駅があるのかわからないくらい街に馴染んでいる駅でした。商店街の中にはシャッターだらけの商店街があったりしますが、ここは多くの店に活気があり、ここに近隣に根付いた商店街なんだなと感じました。住んでいたら買い物が楽かもしれませんね、こういう活気のある商店街は見ていてほっこりします。

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法蓮寺

 

駅から踏切を渡って反対側にあるのが日蓮宗の寺院 法蓮寺です。駅の間近に立派なお寺があったので目立ちます。外で少し眺めた後、次の駅へ向かいました。

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中延駅への道中

 

商店街が続く三間通りを離れて線路沿いを歩いていきます。先ほどまでと変わり通行人が一気に減りました。その後住宅街に入っていき進むと…

 

中延駅

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中延駅

 

中延駅に着きます。この駅は高架下に改札があって駅舎が地味なこと、住宅街の中に紛れ込んでいることから駅の存在感は薄いです。一方で、大井町線の中でも他社路線(都営浅草線)と乗り換えられるため重要な役割がもった駅でもあります。駅前には荏原中延駅まで繋がる商店街や第二京浜がありますが、ランドマーク的建物は見つけることができず、駅周辺の記憶にはあまり残っていません。次の駅へ向かいます。

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戸越公園駅への道中1(第二京浜の景色)

 

駅を出てすぐ第二京浜に沿って歩いていきます。さすがに車も人も往来が多いです。しばらく歩いた後右折し、再び住宅街に入りました。

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戸越公園駅への道中2

 

さすがに住宅街の景色ばかりで飽きてしまっていたころですね。ここら辺が心理的に一番つらかったところでしょうか。先に進んでいくと…

 

戸越公園駅

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戸越公園駅

 

戸越公園駅に着きました。質素な装いの駅舎です。当駅も駅前には商店街が広がっていますが、同じ戸越という名前を冠する戸越銀座商店街と比べたら、さすがにあちらに軍配が上がります。一方で、当駅周辺には近隣住民の憩いの場である文庫の森や駅名にもなった熊本藩の下屋敷跡地にある戸越公園など癒しのスポットがあり魅力ある駅のようです。沿線歩き旅で訪れたこの時は疲労とずっと続く住宅街の景色にモチベーションが下がっていたのでさっと通り過ぎてしまいましたが、訪れればよかったと今になって後悔しています。

f:id:Everlasting_Journey:20200320160619j:plain下神明駅への道中1

 

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下神明駅への道中2

 

戸越公園駅を後にして歩いて行ってもやはり細い住宅街の道を歩いていくことになります。ただ、ここら辺はゴールが射程圏内にあったのでやる気が復活してきていたと思います。住宅街を抜け、東海道新幹線の高架下にある住吉踏切を超えて進むと…

 

下神明駅

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下神明駅

 

下神明駅に着きます。高架下にあってかなりシンプルな駅でした。駅前には公園が広がっているものの、大きな商業施設はなくこじんまりとした駅だなという感想を抱きました。調べてみると近隣には学校が多いようなので通学客が多く利用する駅のようです。いよいよラストウォークです。ゴールの大井町駅に向かって休まず歩きだしました。

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大井町駅への道中(都道420号沿い)

 

さすがに品川区の主要駅の一つで、JR東や東急電鉄、東京臨海高速鉄道の路線が乗り入れている大井町駅に近づいているだけあって通行人も車もかなり増えてきます。明らかに背の高い建物も増えてきています。大井町線の高架のすぐ横を並行して歩いていくと…

 

大井町駅

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大井町駅

 

大井町駅に到着しました。ゴールです。大井町線改札を出てすぐ右折し歩いていくと色々な飲食店が並ぶアーケードがあって一度飲み歩いてみたいなと思っていたのですがどうも疲れてしまっていたので気力が起きず、すぐに帰ることとしました。毎回こんなことを言っているような気がしますね(本当に探検してみたい気持ちはありますが、毎回疲労困憊だったり、時間がなかったりで行けてないんです…)。コロナウイルスが落ち着いたら行ってみたいところがたくさんありますので、収束するまでは無事健康でいたいものだなあと思います。大井町駅については過去の記事でも取り上げていますので、これ以上深堀するのは控えます、というかこれ以上深堀できません(↓記事参照ください)。  

 

以上、東急電鉄8路線の最後の沿線歩き 東急大井町線編の詳細でした。

 

【総括】

大井町線はなかなかモチベーションの維持に苦戦した沿線歩きになりました。確かに二子玉川駅周辺や大岡山駅周辺などはアクセントがあって楽しかったのですが、荏原町駅~下神明駅の住宅街ゾーンは変わり映えしない景色続きでかなり厳しかったです。大井町駅スタートだったら後半に見どころがあってまだ楽だったかもしれませんね。ただ歩いてみて感じたのは東急線の中でも大井町線は華やかさに欠ける路線ではあるかもしれませんが、東急電鉄の他多くの路線と接続していてグループの中でも重要な役割の担っていることは感じ取れました。まさに縁の下の力持ちといったところでしょうか。また、沿線地域は駅を中心とした商店街が形成されていること多く生活に密着した路線だということもわかりましたね。そういった生活の営みを見ながら散歩するのもよいかもしれません。沿線歩き自体は距離は少し長く、精神面での飽きという要素も加わってきて、あまり初心者向けではありませんが、興味のあるの方には挑戦してみていただきたい路線です。

 

以上が鉄道沿線歩き第0弾第8部の”東急大井町線編”でした。ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。

第8回にわたる東急線シリーズも今回が最後になります。ご覧いただきましてありがとうございました。後日、東急線沿線歩きのまとめ記事を作ろうと思いますが、それ以降はひとまず鉄道沿線歩き旅についてはしばらく記事にしません(というかできません。ストックが尽きてしまいました)。次回沿線歩き旅について記事にするのはコロナウイルスが少し収束してからになると思います。それまでは別のネタで記事を書いていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

東急線まとめ記事は↓です。